2017年08月27日

「本屋の雑誌」本の雑誌編集部 本の雑誌社

honnyanozassi.jpg

本屋さんの仕事に関するアレコレがもう、ぎっちりと書き込まれている感じの内容ですが、一読者としてはどうでもいい内容で、薄っぺらな感じです。

ぶっちゃけ、興味無いです。
書店や書店員さんの業務とかって。

書店の人に本の事を聞いても、期待できるような価値ある意見が聞けると思ったことないですし、聞けたこともないし、そもそ書名も知らない場合が大半なので、購入する際に決済してもらうぐらいしか、役割を感じられないというのがあったりする。

まれに努力して工夫されている書店で、思いもよらなかった本をPOPやレイアウトで知る、なんてこともかつてはあったけれど、ここしばらく新刊書店で新鮮な驚きに満ちたような経験をしたことないなあ~。

本書も飛ばし読みしたのですが、それでも読むところがほとんどありませんでした。
つまらない本でした。
【目次】
カラーグラビア 読む書店 1
「当たり前」に客がつく本屋〜三月書房、往来堂書店〜 9
おじさん三人組+マドンナ 京都のあこがれ書店へ行く 14
語られて来なかった本屋について語るとき〜福井武生市の本屋と地域の共生〜 紀伊國屋書店福井店◉大矢靖之 20
図解 書店の裏側 幸福書房【渋谷区上原】 文・絵◎鈴木先輩 26
2014年カバー折り板の旅 杉江由次 28
【私の本屋履歴書】辻村深月 「岡島」の本屋さん 34
【私の本屋履歴書】大森 望 高知〜京都〜西葛西の書店道 36
【私の本屋履歴書】大矢博子 棚をおぼえている 38
【私の本屋履歴書】鏡明 本屋へ行くという日常について 40
二代目本屋の記録❝15年目になりました❞ 伊野尾書店 伊野尾宏之 42
本屋のランチはカレーだろ! 三省堂書店有楽町店 新井見枝香 44
ウキウキ本屋さん 紀伊國屋書店浦和パルコ店 長島千尋 46
女子書店員の理想の制服とは!? ☆T頭S子 48
本屋さんのカバー・カタログ~書皮にまつわるエトセトラ どむか 50

インタビュー構成 いま書店界を震撼させる「青木まりこ現象」の謎と真実を追う!! 60
書店はとてもエライのだ椎名 誠 75

特集 書店を愉しむ
「本の新聞」は面白かったと思う。どんな人たちがいかなる思いで作っていたのだろうか。 那波かおり 82
〜ぶらりドキュメント〜小田急線玉川学園前徒歩10秒大塚書店を訪れる 藤代三郎 87
書店開店どたどた顚末記 木戸幹夫 90
発作的座談会 本屋入場料30円説 椎名誠・沢野ひとし・木村晋介・目黒考二 101
中野区59書店どかどか駆け歩きルポ 本屋さんは入ってみなければわからない! 104
座談会「書店員王」選考基準をつくる 110
前代未聞! 深夜10時のサイン会に客は来るか 116
丸善には今もレモンが置かれているか 118
取次の店売で「サルまん」を取り放題の午後 120
海外文学棚今昔 田口久美子 122
書店員匿名座談会 こんな本はキライだ! 125
ミステリー専門店6カ月奮闘記 茶木則雄 127
書店員の読んだフリ術 梅田 勝 132
乙女派書店員レポート 『星のあらびき』ってなんの本!? 高頭佐和子 134
棚卸しは書店の"お祭り"である 柴田良一(小倉・金榮堂) 136
書店員匿名座談会 21世紀の書店は古本屋との複合化だ! 138
前代未聞 『本屋プロレス』の全貌 伊野尾書店 伊野尾宏之 142
特集 本屋さんが捨てるもの 149

店長の星 ケン46 156

特集 書店員・浅沼茂の研究 210
本屋さん春秋 書店員が思わずカーッとなるとき...... 田口久美子(リブロ渋谷店) 215
「吉本隆明」黄金配列之図 井狩春男 216
日本初!? 天文台のある書店が東京東久留米にあったぞ! 218
有隣堂アトレ恵比寿店では恥ずかしい本が買えない!? 220
早朝の取次トラック便を追跡して都内を駆け巡る 222
書店カバーをかけない客はえーい、13%である! 224
炎の営業レポート 2010年カバー掛けの旅! 杉江由次 226
各地の書店を見る 中村文孝(西武ブックセンター池袋店) 232

特集 立ち読みの研究 234
かしまし書店員匿名座談会 立ち読み十二か条をつくる! 234
座り読みの人は何を読んでいるのか!? 240
村上春樹『東京奇譚集』立ち読み完全読破に挑戦 243
ハチクロ応援団「自腹ʼS」登場! 245
池袋ジュンク堂書店単独完全登攀記 そこに書店があるから登るのだ! 杉江由次と本の雑誌特別取材班 247
書店員匿名座談会 新・買い切り制のすすめ 250
乙女派書店員レポート/本屋特集8誌読み比べ! 「ミスター本屋特集」は幅允孝氏だ! 高頭佐和子 253

特集 本屋さんに行こう! 258
僕が本屋をやめたわけ インタビュー 渡辺富士雄 258
全日本最優秀書店賞の選考基準を考える 261
鹿児島の熱い夏 向原祥隆 267
田中店長の行方不明と怖い客 杉江由次 270
ネット21の挑戦 田中淳一郎(恭文堂書店) 272
まんが専門店「わんだ〜らんど」は7年目を迎えました 南端利晴 273
来週返す本の棚を新潟で発見 275
全日本書店員が選ぶ賞を作ろう! 276
書店発、驚異のベストセラー 278
改造案スペシャル 書店員の給料を3倍にせよ! 279
書店観察学 斎藤一郎 282
書店員匿名座談会 こんな出版社はキライだ! 288
出版営業匿名座談会 こんな書店はキライだ! 291
立ち読み客はどのくらい本を買っていくか 294
書店員緊急座談会 「本屋さん大賞」を作ろう! 297

特集 町から本屋が消えてゆく!? 304
最終日密着ルポ 海文堂書店の長い一日。 青山ゆみこ 304
かつてそこに本屋があった 本屋地図の変遷 銀座・飯田橋・町田 杉江由次 312
町の本屋はむしられっぱなし 永江 朗 315
北書店の三年半 佐藤雄一 317
くすみ書房の絶えざる挑戦! 黒田信一 319
本屋さんが好きだ! 座談会 井上理津子、島田潤一郎、朴 順梨 321
実録ルポ 浜本茂、一日書店員になる! 327
理工書の売り場から 矢寺範子 330

特集 発症から二十八年「青木まりこ現象」を再検証する! 332
識者の意見 便意という「拘束」からの「解放」。 茂木健一郎 (脳科学者) 337
「大便禁止モード」を考察する 春日武彦 (精神科医) 338
六年生が古い書店で催すようになったわけ 藤田紘一郎 (寄生虫学博士) 340
尿意も忘れるな! T頭S子(書店員) 339
二十八年目の真実 おじさん刑事三人組、謎を解明! 341
そのとき本屋はどうなるか 児玉憲宗 347
実録社史 幸福書房の三十四年 岩楯幸雄 349
オンライン書店奮戦記 平林享子 351
ネット書店員匿名座談会 もっとプロモーションに使ってくれえ! 354

本屋の歴史 永江 朗 360
書店員人生すごろく 富容久 364
書店員匿名座談会 理想の本屋を作ろう! 366
読み切り 4コマ漫画 ホンヤのホ!! 高倉美恵 374
大澤先生のこと 忍書房 大井達夫 376
書店員の日々 正文館書店本店 清水和子 378
【私の本屋履歴書】新元良一 ニューヨークの思い出 380
【私の本屋履歴書】浜本茂 森文化堂と佐藤泰史 382
【私の本屋履歴書】浅生ハルミン 別所書店のこと 384
【私の本屋履歴書】坪内祐三 あの頃、高田馬場の新刊書店 386
本屋の一年 児玉憲宗(啓文社) 388
書店員はPOPを破り捨てる勇気を持て 坂本両馬 392
社食バンザイ! ランチ一週間in八重洲ブックセンター 宮里 潤 397
本屋好きが読む〈本屋本16冊〉本屋が好き、空虚が好き 北條一浩 400
あんまり役に立たない 本屋用語集 内田 剛(三省堂書店神保町本店) 404
本屋の雑誌 (別冊本の雑誌17)(amazonリンク)
ラベル:書評 雑誌
posted by alice-room at 04:06| Comment(0) | 【書評 本】 | 更新情報をチェックする

「オックスフォード古書修行」中島 俊郎 エヌティティ出版

koshoshogyou.jpg

まあ、読んでて悪くないし、興味を惹く話もパラパラあるのですが、高宮氏の同系の本と比べると、正直さして興味が湧くような魅力的な本との出会いがある訳でもない感じです。

私自身の興味の対象外の本、というのが一番の理由なので、好きな人ならもっと楽しいのかもしれません。

個人的には特に読まなくても良かったかも?
【目次】
はじめに──古書の花咲くオックスフォード
第1章 いざ出陣──挿絵本は不滅なり
第2章 信じられない成果──婦人雑誌は花ざかり
第3章 善戦また善戦──ナンセンス詩人はいずこへ
第4章 武器補充──レシピ本は笑う
第5章 しばし休戦──寿司をつまむゲーテ
第6章 接戦の末──ワーズワス、おおいに歩く
第7章 矢も尽き刃こぼれ──本は自転車に乗って
第8章 あやうい勝利──秘密は「蜜」の味
第9章 戦い終えて──翻訳三大噺
結びにかえて──遥かなるオックスフォード
オックスフォード古書修行―書物が語るイギリス文化史(amazonリンク)
ラベル:古書 書評
posted by alice-room at 03:42| Comment(0) | 【書評 本】 | 更新情報をチェックする

「蔵書一代」紀田 順一郎 松籟社

zousho.jpg

あの読書人の著者がまさか生前に蔵書を手放されるとは思いもよりませんでした。
ご自身が経験された蔵書維持、管理、引継ぎ、売却に至るまでの苦悩の経過を描かれています。

そして、その経験を踏まえて蔵書に関する様々な話を書かれています。

但し、個人が集めた蔵書であっても残す価値があるものは、文化として公的な支援を要する・・・というのはやはり申し訳ないが理想論に過ぎるかと。バブル時代の夢を引きずり過ぎでしょう。

ただでさえ、大学でも文科系の予算が切り詰められ、人員や経費が削減されているおりもおり、所詮は何もかも自己責任でやるしかないと思います。

実際、著者も最終的にはそうされているのに、他力本願的理想論(希望論)は、かなり違和感を覚えました。

いつの時代もどんな王侯貴族でさえも集めた財(貴重品、蔵書、資産等)は散逸するのが時の習いですから。

逆に、本が売れた幸せな時代を生きられて羨ましいなあ~と思いました。
好きな企画を立てて、それが通って、それでお金が稼げるなんて、幸せな時代ですよね。
まあ、人を羨んでも仕方ありませんが(苦笑)。

そういった思いは別として、蔵書を持つ人には他人事ではない、切実な悩みが本書を読むと共感します。
勿論、そんなに冊数の多い蔵書を持っているわけではありませんけどね。

今も本棚の文庫本の整理してるだけで腰痛くなってきたし、買うのはやっぱり控えねば。

自宅購入して引っ越してきた際にも本は厳選して不要な分は20~30箱以上、売り飛ばしてだいぶスリムになったのですが、また増殖してきた・・・・ふう~、困ったもんだ。

図書館を利用して極力抑えてもいい本だったら、結局買ってしまうからなあ~。
まあ、本書を他山の石として、本は自分で管理できる範囲にしようと強く思った次第です。

著者の意見に同意はしかねるものの、実に興味深い本でした。
蔵書家だったら、一読しておいてよいかもです。
【目次】
序章 “永訣の朝”
第1章 文化的変容と個人蔵書の受難
第2章 日本人の蔵書志向
第3章 蔵書を守った人々
第4章 蔵書維持の困難性
蔵書一代―なぜ蔵書は増え、そして散逸するのか(amazonリンク)
ラベル:蔵書 書評
posted by alice-room at 03:38| Comment(0) | 【書評 本】 | 更新情報をチェックする

2017年07月30日

「漫画・うんちく埼玉」比古地 朔弥 KADOKAWA/メディアファクトリー

unntiku.jpg

こんなにも埼玉の事、知らなかったのかと驚かされた本です。
いわゆる雑学ネタ本ですが、地元民として知っていることは『あるある』ですが、意外にも知らないことの方がはるかに多く、しかも興味深いです。

手元に置いておいて悪くない一冊だと思います。

但し、埼玉の人限定かもしれませんが・・・・。

【目次】
有名チェーン店
B級グルメ・郷土食
埼玉が誇る「日本一」
鉄道
スポーツ
ゆるキャラ・ご当地ヒーロー
川越―風情あふれる“小江戸”
神社・仏閣
大宮VS浦和
名物・名産
行田―「埼玉」発祥の地
秩父夜祭
埼玉が生んだ偉人たち
埼玉史
道路・交通
漫画・うんちく埼玉 (メディアファクトリー新書) (amazonリンク)
ラベル:書評 新書 埼玉
posted by alice-room at 22:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 実用・ビジネスB】 | 更新情報をチェックする

「ホッピー文化論」ホッピー文化研究会 ハーベスト社

hoppi.jpg

なんちゃって文化論かと思っていたら、大真面目に文化論を語ろうとしていて、失笑した。

しかも、その文化論の根拠として当時の週刊誌からの抜粋が多々散見されるのですが、週刊誌ってその場、その場で適当に記者やライターがでっち上げで書き連ねたものでしょ。

それをあたかも当時の時代の正確な描写のように、一次資料扱いしてそれを更に適当に解釈して、文化論もどきの事を言っちゃったもん勝ちのノリで書いているのって、いかがなものでしょう?

心ある人が読むと読むに堪えないかと思いますが・・・?

というか、何故にホッピーなのか?
一応、ホッピーを介して文化論を論じるにあたり、その理由を書かれているのですが、全然納得いきません。
今時の居酒屋ブームに乗っかった感じで単にキャッチーなアイテムとして、選択し、事後的に理由をこじつけた感が半端無いです。

その辺が大残念です。
無意味な意味付けをした、文化論もどきではなく、単なるホッピーを巡る一考察ぐらいのノリで好き勝手にああだこうだと書きましたとすれば、もっと内容も膨らみ、共感を覚えて面白くなったかもしれないので、エセ文化論でつまらない内容になっています。

冗談で付けたタイトルかと思ったら、最後まで真面目にやろうとしているようで大変興醒めな作品でした。
【目次】
はじめに(碧海寿広)
I ホッピー大衆化の歴史的背景―戦後日本における飲酒文化の変容―(碧海寿広)
II ホッピーが醸し出すノスタルジア ―「昭和」から感じるなつかしさ─(藤野陽平)
III ホッピーをめぐる豊かな「物語」 ─ヘルシズム社会における酒の語られ方─(濱 雄亮)
IV 東京下町の男たちの〈酒〉から若者や女性も楽しめる〈酒〉へ ―メディアが創出するホッピー・イメージの変遷―(高橋典史)
V 浅草で正しくホッピーを飲む方法 ―下町と居酒屋の再想像―(岡本亮輔)
VI 孤高の「酒」ホッピー―あるいはホッピーの文化人類学─ (小林宏至)
おわりに(藤野陽平)
ホッピー文化論 単行本(amazonリンク)
posted by alice-room at 21:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 未分類B】 | 更新情報をチェックする