「下流志向」内田 樹 講談社

久しぶりに衝撃を受けた1冊でした! 根本的なところで自分は時代を分かっていなかったのか? 本書の説明を読んでいるうちに、うう~む、なるほど・・・とそんな馬鹿な考え方ってあるの?って思いながらも不可解な現象の説明に妥当性がありそうで今後の日本の将来像に暗澹たる気持ちにさせられました。 NHKスペシャルの「縮小ニッポン」の絶望感を上回るくらいの将来性の無さですね。この衝撃は! …

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「懐かしの街さんぽ 埼玉」幹書房

昔の建物や食べ歩きのスポットを紹介したよくある街歩きの本。 ただ紹介されている建物は、るるぶ等で紹介されるものよりは一歩深く突っ込んだものとなっていて、そこがウリでしょうか? 差別化ポイントとなっています。 個人的には歩いたことのある街については、ほとんど知っていることばかりでしたが、それを採り上げたこの手の本が無いなあ~と思っていたところでしたので、悪くないと思います。 また…

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「吉田類の散歩酒」吉田 類 主婦と生活社

最近、よくある吉田さんの名にあやかって、居酒屋や飲み歩きの本を出している系の本です。 編集として名前がクレジットされているので内容チェック等はされているのでしょうが、基本、別なスタッフがまとめて書いた文章や情報を吉田さん風にアレンジしてムック本みたくしたものです。 【目次】 1章 変わっていく街、変わらぬ街「吉祥寺」散歩酒 2章 江戸下町情緒の残る街「深川」散歩酒 …

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「ほんほん本の旅あるき」南陀楼 綾繁 産業編集センター

一箱古本市で有名な著者が全国のあちらこちらに『本』をキーワードにして旅というか、訪れたエピソードを語ったもの。 もう少し本自体に触れた話もあるかと思ったのですが・・・所謂、古書にまつわる話とかそういうものはありません。町おこしに関連して「一箱古本市」みたいなのやりませんか? っていうことでお仕事絡みの単なる出張に際しての覚書といった感じの内容です。 「本」を縁とした人の繋がりで地域が…

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「今日の早川さん」1~2巻 coco 早川書房

SF、ラノベ、純文学、ホラー、それぞれ異なったジャンルの本好きな女4人を中心にありがちな日常生活を描いた日常系4コマ漫画。 一口で読書好きと言っても、読む本によってこんなに違うし、一般人から見ればなんでそんなに拘るの~的なあるあるな点をうまく切り取って漫画に描いてます。 私も全部が分かる訳ではありませんが、ああ~あれねって感じで分かるところがそこかしかにあって、うん、まあ、普…

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「不動産は不況のときが買い時!」別冊宝島編集部

不動産は景気による需給関係で想像以上に大きく価格が変動する商品で、しかも多額の資金が動くものだから不況で安い時に買っておいて高くなった時に売る。しごく当たり前のことを当たり前に書いてます。 それ自体は正論なのだけれど・・・作ってるのは宝島ですからね。 正直内容は上っ面だけで、本書の通りやったら、たちまち資産を無くして破産か倒産でしょう。 トランプさんやロバート・キヨサキ氏だって…

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「センセイの書斎」内澤 旬子 河出書房新社

いろいろな分野の方の書斎を独特の味のある手書きイラストでイメージを伝えながら、その書斎の主にその人なりの書斎(蔵書)管理方法や考え方などをインタビューで伺い、紹介したもの。 趣味というよりは仕事で大量の本を使う方達が選ばれているので、結果として、本を資料として使用する、そういった点に重きを置いた蔵書管理法の話になっています。 人によっては資料として使う部分だけ切り取るとかコピ…

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「コロボックルの世界へ」村上 勉 (著), 佐藤 さとる (監修) 講談社

良かった!というよりも懐かしかった! 忘れていた子供の頃に読んで記憶と当時の感想・思いを一気に思い出しました。 確かに子供の頃、夢中になって読み、実際に近所の里山や空き地で同じような場所を持っていたことを思い出しました。コロボックルは見つからなかったけれど・・・。 本書は子供の頃に、図書館などで借りて読んでいたことが大前提になるのでしょうが、読んでいた人にとってはもう懐かし…

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「殉教者は月に舞う」藤木 稟 光文社

う~ん、最近、藤木氏の著作を読んで面白かったことがないなあ~。 オクラ系刑事というコンセプトなんですが、全然、感性にこないのですよ・・・。 舞台設定もどちらに向かっているのか方向性がなく、いささか迷走してしまっているような・・・。 手元にもう一冊、藤木氏の未読本あるのですがもう読むのやめようかな? バチカン奇跡調査官だけでいいかもしれないです。 殉教者は月に舞う (カッパノ…

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「神保町「二階世界」巡り及ビ其ノ他」坂崎 重盛 平凡社

一応、神保町とタイトルにうたっているが神保町以外の花柳街や下町が良く出てきます。 神保町だから本に関係する話かというと・・・関係することもなくはないが、正直あまり関係ない感じです。 文人が愛した花柳街のお店のそれぞれを著者の好みで自己のエピソードや思い入れを加えつつ、書き散らした散文。そんな感じ。 本の本というよりは食べ歩き、飲み歩きの本に近いノリです。 コンセプトも実はそちらの…

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