2009年11月16日

埼玉散策シリーズ〜嵐山渓谷の紅葉(20091115)

ranzan1115a.jpg

昨日の日曜日は、大変暖かくて快晴だったので、部屋に閉じこもって本ばかり読んでるのにはもったいないかとお散歩に出掛ける。

自宅の庭先には、未だにけなげに食卓を彩るプチトマトさんが実をつけている。実にコストパフォーンスの良い働き者である。

しかし、さすがに実を保持するパワーは落ちているようで、摘まないうちに地面に落ちてしまうものが多数出るようになった。

やがて、肥料になるか、来年も芽が出るのかな? 何故か、そのまま放置されているのだが、実に綺麗(つ〜か、もったいない感じ)ではある。

観賞用としてもイケルかもしんない?

ranzan1115b.jpg

自転車で15分ほどうろうろすると、稲刈りの済んだ田んぼや畑などが周りを取り囲むようになる。

農家の庭先にあったのが、柑橘系の実。ゆずとかそういう系ですね。表面がデコボコしてるもん。

お風呂とかに入れると、香りが良くていいんだよねぇ〜。また、ご近所さんからもらえるんじゃないかな?

ranzan1115c.jpg

昨今、流行の「ふるさと歩道」とかいうネーミングで整備されている道を自転車で進む。普段は誰もいないんだけどね・・・。

ranzan1115d.jpg

さすがに紅葉のシーズンか、観光客らしき人々が大仰にリュックを背負って歩いている。それほどのものではないと思うが・・・。

秋にしては、日差しが強烈過ぎるほどで、気温も20度を軽く越えているだろう。袖をまくって上着も脱いでいるが、それでもまだ暑い。

紅葉と呼ぶには、ちょっと早い気もするが、光が葉を透かすと朱色のグラデショーンができて、これはこれで綺麗かもしれない。

ranzan1115e.jpg

川にかかる沈下橋を川岸から眺めると、山中の景色のようだが、実は普通のところなんだけどね。小学5年生ぐらいの時に、まさにここで友人達だけでテントを張って夏休みに泊まったことなどをふと思い出す。

自然は変わらないね。

ranzan1115f.jpg

黒い樹の陰と、幾分紅葉した葉の透け具合が結構、いいカンジ。

ranzan1115g.jpg

橋の上から、撮るとちょっと渓谷ぽかったりもする。

ranzan1115h.jpg

川原に降りて、水際の側から橋を入れて写す。秋っぽいね。

ranzan1115i.jpg

日当たりの良い、ここの一角だけは毎年、色鮮やかな紅葉らしくなる。
宣伝用に貼られているポスターは、ここを入れて写したものが多いのも納得ではあるが、ひねくれもの的には、それほど私の好みではない。

ranzan1115j.jpg

こ〜んな、何の変哲も無い山の斜面も悪くないと思う。

ranzan1115k.jpg

さっきの嵐山渓谷の上流へ向かうと、かえって普通っぽい川になる。底が浅いから魚あまりいないんだよね。ここいらの川って。

ranzan1115l.jpg

緑の中で目を引くからすうり。

ranzan1115m.jpg

未だにさあ〜、へのへのもへじの案山子(かかし)ってあるんだなあ〜とつくづく感じ入りました! 

ユビキタスとかさあ、高度情報化社会とかいう単語をふと頭に浮かべつつ、思ったんですが・・・。

この辺でも携帯入るし、インターネットに普通につながって世界中から情報を集められても、ここの世界はな〜んも変わってないし、変わらないんだろうなあ〜と思いました。

ranzan1115n.jpg

やけに赤く紅葉してるっぽい風情です。何気に札所だったりするし・・・。

ranzan1115o.jpg

こういうとこだけ見ると、誤解されちゃいそう。普通の街角なんですけどね。交差点の一角だけど、個人的には割合好きな感じです。

ranzan1115p.jpg

この緑がかかってくる感じがいいよね。

ranzan1115q.jpg

逆に嵐山渓谷を下った川原の風景。写真には映ってませんが、手前を白鷺が横切っていきました。

実にのんびりした、秋の散策ですね。近場を自転車で乗りまわしているだけですが。この後、地元の図書館で「ストラスブール」とか本を借りて、夜中の二時過ぎまで本読んでました。ああ〜眠い。

今日は早く寝るつもりだったんだけどね。

ブログ内関連記事
埼玉散策シリーズ〜嵐山渓谷(20080712)
埼玉散策シリーズ〜嵐山渓谷の紅葉
埼玉散策シリーズ〜武蔵嵐山の桜&里山風景(20090405)
埼玉散策シリーズ〜嵐山近郊1
posted by alice−room at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 【旅行 散策D】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ACCESS用VBAサンプル フォーム上のコントロールボックスの可視・不可視の切替 

フォーム上のコントロールボックスを状況に応じて、可視化 or 不可視化と切り替える。

データ自体の条件によるものでもいいが、今回は、チェックボックス「仕入表示」のチェック有無で変化させる。

actips20091115a.JPG

まずは、フォーム上のコントロール「仕入価格」で可視を「いいえ」に変更しておく。
Private Sub 仕入表示_Click()
 If Me.Form!仕入表示 = True Then
   Me.Form!仕入価格.Visible = True ’可視化
  Else
   Me.Form!仕入価格.Visible = False ’不可視化
 End If
End Sub
チェックボックスの有無による実際に表示例。

actips20091115b.JPG

ちなみに「商品」フィールドの赤フォント、緑背景は条件付書式を利用。特定フィールドのみ色を変えるのは、なかなか有用であったりする。後ほど、これもサンプルにしておこう。
タグ:access VBA
posted by alice−room at 00:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 【備忘録B】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月14日

「他人を見下す若者たち」速水敏彦 講談社

タイトルからして、ありがち・・・いかにも・・・ってな感じで期待せずに読みましたが、内容も予想通り。つ〜か、予想以下の水準。

傷つき易い自尊心を抱えた若者(馬鹿者?)が、努力もせず、自らの劣等感を癒すために他者を貶めることで相対的に自分が特別で、有能であるかのような錯覚を自ら望んで生み出すこと。

著者の造語によると『仮想的有能感』だそうです。なんでもバーチャルつければいいんかい?(笑)

もっともこういうことをネットの書評で書く私なんて、まさに著者の主張で言えば、仮想的有能感に浸っているタイプに分類されることでしょう。外れてはいないけどね。

本書自体の内容に目新しさはありません。あちこちでしばしば言われているような内容を、学部生レベルが卒論としてコピペして作るレベルぐらい。最近の水準の下がった大学院生のレベルかもしれない?

だったら、日本終わったな?とも思うけど・・・。

もっとも本書の内容から知識として得るものは皆無ですが、自分自身を再認識する契機にはなりました。

だって、まさに私の学生時代がまさに、本書の対象者でしたから! 周りが馬鹿に思えて、教師や親が世俗にまみれた汚れた存在だと思ってましたもん。処世術なんてほざく奴は、それだけで死に値するとかマジ思ってましたよ。同級生なんて、それ以前の問題でしたし・・・。

確かに、幾分ませていたり、教師よりも知識があって問題の解法などでも自分が優秀だと今でも思えることはありますが(検定教科書の誤植見つけて、教科書会社から礼状もらったりね)、誰よりも劣等感に苛まれていたのも事実でしたね。

真剣に、自分は歴史に名を残せない人物ではと、悩んでもいましたし、人間の幸福って何?とかね。今は考えもしませんが・・・汚れちまったな、私。

私の場合は、自分が平均よりは出来ていても、所詮その程度で本当に優秀な人には、明確に劣る事実を認めることができたので、最終的には独り善がりな『有能感』から抜け出せましたけど。

もっとも劣っているという現実直視は、相当なストレスで一時、虚無主義やらアナーキスト系へ走りそうになりましたけど・・・。

だから未だにサブカル系への違和感が全く無いんですけどね(苦笑)。屈折した奴がいきつくのはそこいらですから。

私の場合は、とにかく劣等感から逃れる為にも周囲の環境とは、隔絶したいところへ行きたくて、私の中学校からは誰も入れない一番難しい進学校へ進んだというのがあります。(悪名高き、県内統一模試で200点中、194点とか取った時かな? 偏差値76とか)

大学は失敗して、滑り止めの外大に行ってたりしたけど・・・。あそこもつまらなくて中退しちゃったしなあ〜。結局、別な国立を卒業したけど、ああ〜なんかいまふうのダメダメ君じゃん(自爆!)

ニートもどきもよくやってたなあ〜。仕事時間中も無職の時も、本読んで勉強しているのがいつもお仕事でしたし、そんなに変わらないんだけどね。仕事探している時は、国会図書館と地元の市立図書館とかに籠もっている時が多かったかも?

今は、本よりもネットで調べながら、試行錯誤している時間が多いけどね。

本書でも触れていますが、根拠の無い、自分の劣等感を癒す為だけの有能感(優越感?)の反射で、他者を貶めることが必要になるというのは分かるのですが、それをしている自分がより一層惨めでどうしょうもないクズに思えてしまい、そんなことをしている自分を殺したくなるので、私には出来なかったんです。

周りを否定して、たいしたことないぜ!っていう為に、私の場合は、無理矢理にでも自分を何かの点で高めなければ、自分で自分が許せない状況でした。

だから、中学生の時、睡眠時間4時間とかで勉強してたんだし。学校ではいつも基本一番でしたよ。妬まれましたし、いじめもあったかな? それよりも何よりも、成績がちょっといいぐらいで、さも自分の手柄のように誇る教師への幻滅は、並大抵のものではありませんでしたが・・・。

後年、小学校教師の友人に、初めて知り合った時の君の冷ややかな態度をよく覚えていると言われたことがありますが、全然記憶に無いのですが、心に刻み込まれていて無意識に表出するんでしょうね。いかん、いかんです。大いに反省。

とまあ、いろいろと自分の中のものを見つめ直す機会にはなります。そういうものがある人には。

勿論、そういう苦悩や挫折を経験したことのない人なら、読んでも何も感じないでしょう。共感できない事柄に、人はいたって無関心です。縁無き衆生は度し難し、ってね。馬の耳に念仏ですよ。

本書に価値は見出せませんが、やっぱり私はコンプレックスを抱き続け、それを克服する為に、何か自分で目標を持って努力するっきゃないんでしょう。その緊張感のもとで努力している切迫感の中でこそ、初めてある種の充足感を得る、つ〜のも歪んだ感性なんでろうね。

でも、努力しないであれこれ言っている輩は、私にはとうてい受け入れられないんだけどねぇ〜。私の周囲であれば、極力切ってきたしね。
切れない場合は、干渉せず、関わらず、放置プレイが基本。

さて、また切迫感に駆られて、努力しようか? このまんまのぬるい生活を肯定する気にもならないしなあ〜。楽だけど、生きている実感持てないし・・・。

やっぱり適度な修羅場も必要かと・・・。難儀な性格な私です、ふう〜。

他人を見下す若者たち (講談社現代新書)(amazonリンク)
タグ:書評
posted by alice−room at 00:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 未分類】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月12日

【歌】ドグラ・マグラより〜キチガイ地獄外道祭文〜 by ニコニコ動画



こないだリファーを見ていて、「ドグラ・マグラ」の検索でうちのブログに来ていたので、ちょっと検索をかけてみたら、何気にニコ動でこんなのを発見してビックリした!

自主制作物で、販売もしているようですが、なんか凄いよね。

正直最初は、映画で歌われてたチャコポコ、チャコポコ・・・とはリズムも違うし、女性の声で違和感があったんです。

でも、しばらく聞いていたら、こういうのもアリかも?って感じになってきました。結構、耳に残ります。声質は、好き嫌いあるだろうなあ〜。

若い女性の声ではないね。この手のものがいかにも好きそうなタイプ。昔の知り合いにいたような・・・?(笑)

まあ、それはともかく、これはもっと知られてもいいような気がします。妖しい、否、怪しいんだけど・・・ネ。

以前、速攻で購入した映画「ドグラ・マグラ」のDVDをまた見たくなりました。これ、好きなんだよねぇ〜。

しっかし、カルト系っつか、サブカル系ばっかりだね、私の好きなのって。

ここに映画の予告編もありました!


ドグラ・マグラ [DVD](amazonリンク)

ブログ内関連記事
映画「ドグラマグラ」のパンフ
ドグラ・マグラ(1988年)松本俊夫監督
日本経済新聞(2009年4月28日朝刊)文化「九相図に魅せられて」
「楊貴妃後伝」渡辺龍策 秀英書房(1980年)
posted by alice−room at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 【備忘録B】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イタリアだけの贅沢、民家の壁からラファエロの複製

hekiga.JPG

イタリアだけの贅沢、民家の壁からラファエロの複製
【AFPより、以下転載】
ルネサンス期の画家ラファエロ(Raphael)の最も有名な壁画の複製が、寝室の壁から発見されたという民家が存在する。

「心臓が止まるかと思ったよ」と語るのは、イタリアの首都ローマ(Roma)西部の港町、チビタベッキア(Civitavecchia)に住む元警官のタルチシオ・デ・パオリス(Tarcisio De Paolis)さん(64)。

 1972年、寝室の隣に浴室を増築しようと漆喰(しっくい)を取り除いていて、痛みの激しい古いフレスコ画を発見した。「最初に聖ペテロの剣が見え、それから手と腕があらわれたんだ」
 
 フレスコ画は、バチカン美術館(Vatican Museums)のヘリオドロスの間(Room of Heliodorus)に描かれたラファエロ作品の精巧な複製画だった。ラファエロと同じルネサンス期に活躍し、木彫で有名なウーゴ・ダ・スカルピ(Ugo da Scarpi)の弟子が描いたとみられている。

 ヘリオドロスの間は、現在一部が美術館になっているバチカン宮殿(Apostolic Palace)のなかで、ラファエロとその弟子たちがフレスコ画を描いた4つの小部屋の1室。当時ラファエロを招いたのは、ローマ教皇ユリウス2世(Pope Julius II)だった。一方、デ・パオリスさんの家は中世のころ、チビタベッキアの要塞の一部だったとみられる塔を拡張して作られている。

 ブリュッセル大学(University of Brussels)のラファエロ研究者、Nicole Dacos名誉教授(美術史)は、前代未聞の事例であるうえ、複製の完成度は傑出していると感嘆する。作成を依頼した人物は、「ローマとチビタベッキアを頻繁に行き来していた軍高官や地元の有力者」ではないかと想像する。チビタベッキアは当時、教皇の艦隊の母港だった。

■500年前のフレスコ画の横で眠る

 フレスコ画の発見で、デ・パオリスさんと妻のテレサさんは、この家から出て行かなくてはならないと覚悟した。しかし発見から四半世紀、夫妻は今も毎晩、500年前の壁画の横で眠っている。夫妻が呼んだイタリア文化省の専門家たちが、しかるべき対応を取らなかったためだ。

 最初に来た専門家チームは、壁画の一部を削って持って帰ったきり音沙汰がなかった。デ・パオリスさんは怒って壁を元通りにふさいでしまった。すると、別の専門家たちがやってきたものの、またも調査は中断したまま放置された。「それ以来、壁はそのままにしてあるんだ。寝るのには何の問題もないからね」

 それから37年後、元ジャーナリストのアルバロ・ランツォーニ(Alvaro Ranzoni)さんの努力で、壁画は最近ようやくその価値にふさわしい注目を浴びた。

 夫妻はもし、壁画が修復され一般公開されるのであれば、そして代わりに小さな家を用意してもらえるのであれば、家を明け渡してもかまわないと話している。
ニュースでも書かれている通り、さすがはイタリアって感じですね。普通にローマ時代以来の遺跡があちこちに散在し、現在で、p建物の一部などに使用されているイタリアなら、500年前なんて、それほど古い感じでもないでしょう。

アッピア街道をちょっといけば、カタコンベあったしね。

でも、壁の中からこういった昔の作品とかが出てくるのって、歴史の厚みを感じて楽しいですね♪

こちらは複製ですが、ついこないだもそういえば、壁から出てきてましたっけ? イタリア行ったら、あちこちの壁壊してみたくなります・・・(オイオイ(笑))。

ブログ内関連記事
何かがある?謎の空洞と文字 ルネサンスの絵
posted by alice−room at 22:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 【ニュース記事B】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月11日

「フランスの中世美術」国立西洋美術館 1972年図録

zurokumedi1.jpg

こないだ、神田の古本まつりで購入した美術展の図録。今から30年つ〜か40年近く前に国立西洋美術館で開催された展覧会のもの。

そんな昔にやっていたんですねぇ〜。私好みのやつを。

ルネサンスしか知らない人達を心の片隅で冷ややかに眺め、やっぱり知っている人は、こっちだよなあ〜とか言いつつ、是非とも見たかった!!(どんな浅ましい輩だろ、私)

zurokumedi2.jpg

でもでも、写本も結構たくさん来てたみたいだし、今でもなかなかに本では見られないモノですよ、これらって。

この上のだって、写本の装丁の板らしいけど、ずいぶんと意匠凝ってません? うわあ〜見たい〜!

zurokumedi3.jpg

こちらは光の形而上学で有名なステンドガラスです。モチーフはソロモン王とシバの女王だし。

zurokumedi4.jpg

あっ、あっ、この時祷書見たかった〜!! こういうの好きなんだよね。

zurokumedi5.jpg

これはモノクロで残念だけど、変わってますよね。

zurokumedi6.jpg

羊皮紙に書かれた写本。う〜。

zurokumedi7.jpg

最後はローマ時祷書。

時祷書好きの私には、モナリザよりもこれらの時祷書の方がはるかに見た買ったりする。あ〜、不動産なんていらないから、動産の稀覯本欲しいなあ〜。そういやあ〜横浜で稀覯本の展示即売やってるんだよね。観に行きたいけど、平日だしね。

会社休んでいけないし、悲しい。送られてきた目録を眺めつつ、溜息ばかり。今週だけで50万円以上も株の評価損膨らんでるし、それどころじゃないっしょ。

だのに、ナンピンで買い増す私。キャピタルゲイン獲得できたら、本買おうっと。来年六本木でやる稀覯本フェアで、是非何か買ってみたいけど・・・眺めるだけど終わりそう。

ブログ内関連記事
祈りの中世‐ロマネスク美術写真展〜国立西洋美術館
「The Hours of Catherine of Cleves」John Plummer George Braziller
「Les Tres Riches Heures Du Duc De Berry」Jean Dufournet
「ベリー侯の豪華時祷書」レイモン カザル (著)、木島俊介(翻訳) 中央公論社
「美しき時祷書の世界」木島 俊介 中央公論社
「ケルズの書」バーナード ミーハン 創元社
「The Golden Age of Dutch Manuscript Painting」James Marrow  George
「中世彩飾写本の世界」内藤裕史 美術出版社
「中世の美術」アニー シェイヴァー・クランデル 岩波書店
「中世の美術」黒江 光彦 保育社
「パリ―中世の美と出会う旅」木俣 元一 新潮社
「悪魔のバイブル」、350年ぶりにチェコに里帰り
「ゴシックの図像学」(上)エミール マール 国書刊行会
「ゴシックの図像学」(下)エミール マール 国書刊行会
posted by alice−room at 23:11| Comment(2) | TrackBack(0) | 【書評 美術】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「基礎からわかるMDA」吉田裕之 日経BP社

率直に言って、本書の第一章である基礎の基礎で、私、もうついていけていません。情けない・・・(涙)。

そういやあ〜昔、一番最初に就職した会社でいきなりオブジェクト指向のプログラミングやるってんで、当時英語の資料しかない中、オブジェクトやメソッド、クラスやインスタンスって本で読んで勉強していたことを思い出します。

いやあ〜歳くったかも?

とは言いつつも、しっくりいくまでは無理だけど、だいたいどういうことを言っているのかは、分かったりする。それとは別にeclipseとかも名称はよく聞くものの、イマイチなんだかなあ〜?という感じでしたが、うん、あっさり納得。

なんというか、この手の業界の常識レベルにようやく近づいた感じですね。個人的には、分からないなりに良い刺激になりました。

抽象化レベルをあげることで標準化を可能にし、実装技術への個別の依存度を減少させ、汎用性を増して自動化達成度を向上させると共に、開発資産の陳腐化を防ぐ。

いやあ〜、開発支援ツールの求めていた究極の目標がうたわれています。私が使ったことのある開発支援ツールは、頻出パターンの自動生成止まりでしたけどね。COBOLでまさに大昔でしたし。

夢のような70%の自動生成ですが、それを可能にする準備段階のオーバーヘッドがばかにならないと著者が明言されています。従来と異なる新しいやり方の導入で生じる、追加作業分との相殺で実質的な工数減少は数パーセントであろうと。

短期的には、むしろ工数が増加する場合も十分に有り得るのでしょうが、方向性としては、本書で紹介されているのは正論ですし、時代の趨勢だと思います。

何よりも面白い♪

個々の物理的な制約等に縛られない、可能な限り概念的なモデルにまで抽象化できれば、確かに、応用性は増しそうですね。そもそものモデル自体の完成度が高くて、発想の視点がその後劇的に変化しない限りは。

具体的な部分は、残念ながら、ちっとも分からない可哀想な能力の私でしたが、発想のアイデアとしては、大いに参考になりました(笑顔)。

なるほど、やっぱりこの方向性なんだと思うと共に、日経ソフトウェアとか読んでいて出てくる新しい技術仕様とかの背景自体も少し分かった気がします。

やっぱり勉強しないといけないですね! 己の不勉強を痛感しました!

先日もデータベースの本、読んでいていくらマーケティング中心でデータベースを使ってきたと言っても、これではいけないと思いましたが、本書で更に、考えさせられました。

つ〜ことで、目標持たないとちっとも努力できない私は、資格試験を調べて速攻でデータベーススペシャリストを受けようと決定!!

試験対策用の本なども買い込んで、受験勉強をスタートさせたのでした。ブログの記事もそれようのカテゴリでも作るかな? 来年の4月らしいし、頑張ろうっと。

用語や規格関係の英語が散乱して、正直分からないことが多い本でしたが、本書は私にとってはいい刺激になりました。通常のプログラム作成視点とは、全然異なった視点で、参考になりました。
【目次】
第1章 UML基礎の基礎
第2章 モデルとモデリング
第3章 MDAとは何か
第4章 MDAの技術
第5章 事例に見るMDAの効果
第6章 MDAの将来
基礎からわかるMDA (モデル駆動型アーキテクチャ) なぜモデリングするのか?(amazonリンク)

ブログ内関連記事
「これからはじめるプログラミング基礎の基礎」谷尻かおり 技術評論社
「管理者になったとき困らない 実践的ソフトウェア開発工程管理」竹山寛 技術評論社
posted by alice−room at 22:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 実用・ビジネスB】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月10日

2千円でmicroSDHCスロット搭載 MP3 FMトランスミッター内蔵 MP2008

mp3fm.jpg

知り合いから、お風呂の中でMP3の音楽を聴きたいと尋ねられました。

普通なら、防水(防滴)のMP3プレイヤーか、通常のMP3プレイヤーを収納できる防水ケースとかを買うことになるんだけど・・・。あれって、値段が高い割に大きくて使い勝手良くなさそう。

何か手頃な値段で、目的が達成できないかと思って調べていました。

そこで見つけたのがこのガジェット。つ〜か、まんまオモチャですね!
要はMP3PLAYERにFMトランスミッターが内蔵されています。

radiobousui.jpg

先日、池袋のヤマダ電機のオープニングセールで防滴ラジオ(lalatone LAD-7703/A)が780円の激安だったので、これを買ってamazon購入のこいつと組み合わせます。

MP3プレイヤーで音楽を再生したものをFMで飛ばして、お風呂場に置いた防滴ラジオのFMで受信するというもの。

いやあ〜、なんか面倒っぽいけど、面白いですよね。

勿論、本体だけで1GB付いてるので普段は通常のMP3プレイヤーとしても外出時に使用してもいいし、microSDも増設できるのでなんか最強だったりする。

無駄に録音までできるし、多機能過ぎません? その割にトリセツ(取り扱い説明書)のちゃちさが、おお〜一昔前のノリの外国製?胡散臭さ満点だったりする(笑顔)。

これが2千円で買えるのが凄い、凄すぎる(苦笑)。

つ〜か、買う奴が怪しいんだけど・・・・・。

結構、こういった怪しげなモン、好きなんだよねぇ〜。サンコーレアモノショッピング系とかね。あれっ、高いから買わないけど。

私、以前にアキバで購入したサン・ディスクのMP3プレイヤーさえ使ってないんだけど、つい買ってしまうんだよね。う〜ん、無駄遣いのキワミだ。

まあ、人にあげるからいいんだけどね。

そうそう、実は単体でFMトランスミッターを探してたら、需要がないのかめちゃくちゃ高い。数少ないしね。

あってもほとんどが車載用でシガレット電源を使うタイプ。用は、カーオディオにラジオ以外無い方が使う為のものばかり。へえ〜知らなかった。

まあ、いろいろと探すとあるもんです。

microSDHCスロット搭載 MP3 FMトランスミッター内蔵 MP2008 1GB ホワイト(amazonリンク)

lalatone シャワーラジオ LAD-7703/A(amazonリンク)
posted by alice−room at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 【備忘録B】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月09日

「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん『i』」入間人間 アスキーメディアワークス

usotukii.jpg

もうね、はるか昔で忘れていたガッコでの生活のことを思い出してしまうのですよ・・・。

ホント、無意味に何の為に生きているのか分からず、教師は馬鹿で、実際、学校で学ぶ事など何にも無くて、元気に生きている同級生が愚かな生き物に見えてしまって、こいつら生きていても死んでも変わらないんだろうなあ〜と醒めてみている自分がまた、無価値に見えて日々を送るのが永遠の牢獄に思えてならなかったりする。

卒業式の時、泣いている周囲を見て、こいつら頭おかしいんだろうなあ〜と心底冷めている自分と、でもきっと幸せに死ぬまで何にも気づかずに幸せに生きていけるんだろうなあ〜と少し羨ましく思える自分と、やっと牢獄から出れて、少しは自分で自分の生き方を決める『自由』が得られるのでは?な〜んて、絶叫して、時計仕掛けのオレンジみたいに、周囲のモノや人を蹴りたいような気分の自分がいたことを思い出した。

う〜ん、ヤバイ!

虚無主義とか卒業文集に書いて平然としていた過去の自分が歴史の中から顔だしそう。

まあ、真面目な話、体弱くてプール掃除なんて小学生の時、一度もやったことないもんね。いつも保健室にいたし。

今もそうだけど、冬場は体温が上がらず、学校行ってもだるくて保健室で毛布にくるまって天井を見て過ごしてたんもんなあ〜。そりゃ、学校行くのってダルイ。

入院ってほとんどしたことないけど、病院通いは子供の頃からのお馴染みさんだしね。う〜ん、軟弱なうえに、過保護だったし、それでいて生意気で強情で、無理してよく体調を崩したっけ?

大人の顔色や周囲の様子を読んで、周りにうまく(?)合わせて上っ面だけ仲間のフリするのは、その頃身に付けた処世術か。社会に出ても、派閥争いというか部署間の揉め事などの調整役が多かったのも、そのスキルが評価されてかしらんが、確かに誰よりもうまく仕事を回せたかもしれんが、そのストレスで益々屈折せずにはいられませんでしたねぇ〜。

放浪の旅が習い性になったのも、その時期ですね。一人で本とノートを持って、目的地も定めず、ふらふらあちこちに行ってたのは学生時代から変わりませんが、外国でもふらっと行くようになったのは、確かの仕事のせいでしょう。うむ。

自分の独白で感想や書評でなくなってしまうので、本論に戻る。

でも、基本、そんな感じのみーくんになる前、監禁から解放され、病院でリハビリ?に勤しんでいた頃のみーくんから始まります。

いつも人死にが出るのは、デフォルト。私の周りは、幸い死んだ奴いなかったな。壊れた奴とか、リスカの人はいたけど・・・ね。

まあ、類友なのか、周囲に分布する確率はかなりのものだったかもしんない。まあ、病んでる人の方が、人間味があるってのも困惑ものではあるんですけどね。

それはいっか。

本書は、いつものみーくん・まーちゃんとは時間軸の異なる世界で、その前後やパラレル・ワールドのあったかもしれない世界が描かれます。

みーくんがこうして出来上がったのね、ふんふん、納得! 千里の道も一歩から、ローマは一日にして成らず、嘘つきにも不断の努力が欠かせないようです。勿論、嘘だけど・・・。

環境と遺伝の掛け算で人の性格は形成されるなどと、知ったようなことを言う人がおりますが、その意味ではみーくんは、まさにその通りで遺伝的にも&環境的にも、最高の状態で、最高の嘘つきにおなり遊ばしたことが分かります。新派刑法の方なんでしょう。

予防的措置として、社会に害を為す前に、病院へ突っ込んで置けばいいと愚かなる大衆が騒いじゃったりするわけです。群集暴徒化論?アレレ?ちゃうけどね。まあ、大差ないっス!

伏見、昔からの知り合いだっけ? ようやく分かったス。これ、別なみーくんの元彼女の口癖らしいけど・・・・。

まあ、みーくんは過去の遺産というかしがらみの中に囲まれて、前向きに過去を生きていく男の中の男であることを感じさせられます。

そういやあ〜、僕もいじめられたことあったなあ〜。でもって、あまり絡むので一度ぼっこぼこにして差し上げたら、二度と絡んでこなくなったっけ?

基本は、やる時は徹底的にやる事! 中途半端なことしては、かえって危ないですからね。抵抗できないように後ろから、頭を中心にモノでやると嘘のようにおとなしくなります。

まあ、成績いいし、周囲を軽蔑して冷めた目して眺めてたから浮いてたもんなあ〜。気に入らない教師は、消極的非暴力無抵抗運動をガンジーよろしく実践していて、授業ボイコットしてたもんな。学級委員だった気もするが・・・よ〜しらんです、ハイ!

そうそう、まーちゃんとの蜜月時代のお話かと思ったら、まーちゃん、怖過ぎ。正直、恋心が瞬間冷凍されたね。やっぱり本物のキ印に手を出しちゃあかんって。

戸川純のコレクターじゃないんですが、一方的な『純愛』は、狂気そのものですから。もっとも初めから狂っている人の愛だけに、既に『純粋』過ぎて、表現のしようもありませんが・・・。

愛ゆえに死ぬのもまたヨシか、自分以外ならね。三島の「花ざかりの森」の純粋さとニアリーイコール? 他人事なら、実に美しいってね。
本当にいたし、この予備軍。まあ、過去の話だ。

話はとぶとぶ。
次はSF。パラレル・ワールドの世界。

まーちゃんが普通だったらという、ある意味、これ以上無いってくらいクトゥルー神話のホラーかよってね? う〜ん、かえって訳分からんか?

それっくらい身近にありえそうで、常人なら耐え難いほどの違和感を覚える世界ってカンジ? そう、眼鏡をかけていない時東あみの写真をみて、こいつ誰?って 速攻、削除したようなモンかな?

いやあ〜他のご学友達との歓談にも、苦痛以上の寒気を覚えるシーンが続き、昨日は読了まで寝られず夜1時を過ぎてしまった。朝5時に起きてるんだけど、私。

どうでもいいんだけど、この本は古い記憶を呼び起こすんだよね。なんだかなあ〜。心の底に沈めておいた、ワインのおりのような沈殿物が撹拌されて表面に浮かぶのには、少々参りました。

どうやら、まだ私の心も死んでいないらしい。

私はスキとかキライとかという次元でなく、知っちゃたら知らないままでおくわけにはいかないという状況ですが、幸せな人なら、読んでもしょうがないし、読んでも変わらないだろうし、読まない方がいいと思います。

人によっては、古傷を新しく化膿させるぐらいの力があるかもしれません。気をつけましょう。

しかし、著者が新宿歩いてるんだ。毎日、新宿で仕事してますけど、それを知っただけで怖いなあ〜。会ったら、ミーハーにサインをねだりたいところですね(笑顔)。

いやいや、本書の感覚、感じられてもなかなか文章にするのは難しいです。素直に凄いなあ〜と思いますね。でも、書けないもんですよ。昔の自分の日記を見ると、精神揺るぐモン! たぶん?

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん『i』―記憶の形成は作為 (電撃文庫)(amazonリンク)


ブログ内関連記事
「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん7」入間人間 アスキーメディアワークス
「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん6」入間人間 アスキーメディアワークス
「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん4、5」入間人間 アスキーメディアワークス
「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん3」入間人間 メディアワークス
「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん2」入間人間 メディアワークス
「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」入間 人間 メディアワークス
posted by alice−room at 21:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 小説B】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月08日

「イコノクラスト!」4、5巻 榊一郎 メディアファクトリー

ikonokurasuto4.jpg

【ネタばれ有り】





なんかさんざん消極的な感想を書いていたのに、だんだん面白くなってきていい感じになってきました。闘いを通して主人公が成長していくジャンプ路線になりましたが、あの〜ラノベってH有りでOKでしたっけ? さらっとファンタジー路線が強姦シーンに変わってちょいびっくりしたのですが・・・・?

勿論、さすがにくどくどのその部分の描写はされていませんが・・・。

結局、和姦だというのでむしろ相思相愛でハッピーエンド的経過を辿っていますが、なんだかなあ〜? ただ、へんにその部分で逡巡してくどくどまどろっこしいよりは、そういった思春期にありがちな紆余曲折を経ながらも、成長して大人になっていくお話しみたいです。

まあ、ラノベといっても、そういった性的な話なんか突き抜けて人ととしてかなり限界ギリギリのヤバイ作品が蔓延しているご時世ですし、わざわざ問題にするほどでもないのでしょうが、正直ちょっと驚きました。

このジャンル、昔のSFみたいで規格外のものを全て包含できるジャンルのフロンティアなんだなあ〜って改めて思ったりする。もっとも、この作品自体は、非常にオーソドックスで定番中の定番路線です。

ただ、人間の心理描写や世界観については、丁寧に描き込まれていてしっかりと読者をその世界へ誘えるだけのものを持っています。

次巻以降は、ラブコメ路線を織り交ぜつつ、メリハリを別な意味で持たせるみたいですけどね。

とりあえずは、甘ったれた今の時代の少年が、試練を通して、着実に成長しつつある感じがしますね。つ〜か、個人的にはヤロウはどうでもよくって、美少女で有能で欠点のないようヒロインが義務感ではなく、真心から人を愛するようになっていくのが、まあ、見どころかと。

周りの登場人物もしっかりキャラ付けされ、個々に役割をきっちり果たしてなかなかいい感じに絡んでいくあたりは、やっぱりうまいです。売れている作家さんだなあ〜と心底思います。

でも、みんな美人にモテテいいな(笑顔)。

読み物として素直に面白くなってきました。結構、読むのが楽しみになってきています♪

全10巻完結予定で構成されてるそうですが、しっかりこれからもいろいろ起りそうで、なんとも楽しいです。

非常に安心して楽しめる読み物ですね。残り5巻、私も楽しみたいと思いました。

イコノクラスト!(amazonリンク)

ブログ内関連記事
「イコノクラスト!」2、3巻 榊一郎 メディアファクトリー
「イコノクラスト!1 初陣」榊一郎 メディアファクトリー
posted by alice−room at 21:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 小説B】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする