2017年07月30日

「漫画・うんちく埼玉」比古地 朔弥 KADOKAWA/メディアファクトリー

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【目次】
有名チェーン店
B級グルメ・郷土食
埼玉が誇る「日本一」
鉄道
スポーツ
ゆるキャラ・ご当地ヒーロー
川越―風情あふれる“小江戸”
神社・仏閣
大宮VS浦和
名物・名産
行田―「埼玉」発祥の地
秩父夜祭
埼玉が生んだ偉人たち
埼玉史
道路・交通
漫画・うんちく埼玉 (メディアファクトリー新書) (amazonリンク)
タグ:書評 新書 埼玉
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「ホッピー文化論」ホッピー文化研究会 ハーベスト社

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なんちゃって文化論かと思っていたら、大真面目に文化論を語ろうとしていて、失笑した。

しかも、その文化論の根拠として当時の週刊誌からの抜粋が多々散見されるのですが、週刊誌ってその場、その場で適当に記者やライターがでっち上げで書き連ねたものでしょ。

それをあたかも当時の時代の正確な描写のように、一次資料扱いしてそれを更に適当に解釈して、文化論もどきの事を言っちゃったもん勝ちのノリで書いているのって、いかがなものでしょう?

心ある人が読むと読むに堪えないかと思いますが・・・?

というか、何故にホッピーなのか?
一応、ホッピーを介して文化論を論じるにあたり、その理由を書かれているのですが、全然納得いきません。
今時の居酒屋ブームに乗っかった感じで単にキャッチーなアイテムとして、選択し、事後的に理由をこじつけた感が半端無いです。

その辺が大残念です。
無意味な意味付けをした、文化論もどきではなく、単なるホッピーを巡る一考察ぐらいのノリで好き勝手にああだこうだと書きましたとすれば、もっと内容も膨らみ、共感を覚えて面白くなったかもしれないので、エセ文化論でつまらない内容になっています。

冗談で付けたタイトルかと思ったら、最後まで真面目にやろうとしているようで大変興醒めな作品でした。
【目次】
はじめに(碧海寿広)
I ホッピー大衆化の歴史的背景―戦後日本における飲酒文化の変容―(碧海寿広)
II ホッピーが醸し出すノスタルジア ―「昭和」から感じるなつかしさ─(藤野陽平)
III ホッピーをめぐる豊かな「物語」 ─ヘルシズム社会における酒の語られ方─(濱 雄亮)
IV 東京下町の男たちの〈酒〉から若者や女性も楽しめる〈酒〉へ ―メディアが創出するホッピー・イメージの変遷―(高橋典史)
V 浅草で正しくホッピーを飲む方法 ―下町と居酒屋の再想像―(岡本亮輔)
VI 孤高の「酒」ホッピー―あるいはホッピーの文化人類学─ (小林宏至)
おわりに(藤野陽平)
ホッピー文化論 単行本(amazonリンク)
posted by alice-room at 21:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 未分類B】 | 更新情報をチェックする

「データサイエンティスト」橋本 大也 SBクリエイティブ

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随分昔に通販会社でデータベース・マーケティングをやった後、今の職場でも顧客行動の分析やりつつ、一応、移動後の部署もデータ分析が絡む職場ではあるものの、昨今、話題のバズワード(?)ぽいのを少し知識だけ入れておこうと手に取った本。

去年、ムック形式で同じようにデータサイエンティストの特集したのも読みましたが・・・大阪ガスの例とかね。あまり内容無かったので、少しは内容膨らんできたかなあ~と思ったのですが・・・。

まあ、時間経っても変わり映えしません!
データ分析というスキルを持った現場を知っている人で、且つ他部署や外部の会社と協業していける人物が理想的、な~んて当たり前過ぎることをもっともらしく書いているだけの本です。

幾つかの例示をして説明してますけれど、通販のRFM分析なんて何十年前の話かよって、感じです。
その辺は実際に私が通販会社でマーケティング部の部長をやっていた時でさえ、基本はその通りですがその数倍工夫を凝らした分析をしてましたし、実際に売上増・利益増を達成してましたよ~。

逆に言うと、本書に挙げられている例はすべてが教科書通りの大昔の典型例の寄せ集めで、著者独自の発想やノウハウなんてものは一切付加されていません。

端的にどっかに書かれた内容のコピペ集、まとめサイトレベルです。
読む価値無しの本かと。新書の入門書にしても、あまりにも手を抜いているなあ~という感じです。
【目次】
はじめに
第一章 データサイエンティストとは何か
第二章 データサイエンティストならこう考える
第三章 分析のツボを理解する
第四章 データで語るトレーニング
第五章 時代を変えるビジネスの担い手になる
おわりに
データサイエンティスト データ分析で会社を動かす知的仕事人 (SB新書)(amazonリンク)
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「小劇場の風景」風間 研 中央公論社

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もう10年以上前になるでしょうか。
劇団四季や山海塾とかと並行して、こういった小劇場の舞台をあちこち観ていたことがあります。

海外に行って、あちこち観たりもしましたが、個人的にはアングラ系の作品とかも好きだったりします。

蜷川さんとかも好きだったんだけどねぇ~。
お隣の街に住んでいたとは知りませんでしたが、最近亡くなられて寂しい限りです。

本書に出てくる人だと野田MAPや鴻上さんの作品は何本か観ています。
つかこうへいはちょっと違和感があり、避けていたかも?

唐さんのテントはねぇ~。
何度か花園神社でやってたの観に行こうと思いつつ、未だに一度も行ってません。

本書はそういった作品と時代背景を踏まえつつ、小劇場で演じられてきた舞台について観劇者の視点を多分に含みつつ、解説していきます。

実際に観た観客の一人として、その説明には思わず、確かに・・・と首肯する点が多く、またそういう観点があったのかと今更ながらに演じられた舞台の意味に気付かされる点も多数ありました。

読んでいて非常に興味深く、面白かったです。

ただ、今時のサークル的な仲間内仲良しグループノリや自己完結・自己満足型の昨今の小劇場作品は、どんなもんでしょうかね? あまり面白そうに思えません。実際、最近は全然観に行って無かったりする。

所詮、観客に向けた演劇と言っても演者の自己満足である点は確かに今も昔も変わらないんですが、それを観た観客として、満足できるか否かですよね。

私的には何らかの非日常的な刺激を受けに、舞台を観に行くのですが、日常の延長である作品は、正直観ていてダルイです。かったるい。

更にお金を払って、貴重な自由時間を割いてとなると、その辺、我慢できなくなってしまう・・・。

実際、会社の仕事を中断して舞台を観て、また会社に戻って残った仕事をしたりしていた頃、つまらない作品だった時は、上演中に我慢できずに途中で抜け出したこともあったりしたし・・・。

まあ、その辺は置いといて、改めて小劇場演劇の変遷というか、推移を俯瞰するには良い本だと思いました。
実際に当時(今)、観ていた人には興味深く読めるかと思います。
【目次】
第1章 「60年安保」のあと、「若者文化」は炸裂する
第2章 つかこうへいが、演劇を大衆化する
第3章 「カッコウいい」野田秀樹の登場
第4章 鴻上尚史は、若者の感性を刺激する
第5章 「何となくクリスタル」な80年代の演劇

小劇場の風景―つか・野田・鴻上の劇世界 (中公新書) (amazonリンク)

ブログ内関連記事
「劇団四季と浅利慶太」松崎哲久 文藝春秋
タグ:書評 演劇 新書
posted by alice-room at 20:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 未分類B】 | 更新情報をチェックする

2017年07月26日

「ロマネスク美術革命」金沢 百枝 新潮社

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本書を読むと、著者のロマネスク好きは分かるのですがいくら読んでもタイトルの「ロマネスク革命」の意味が分かりません。

明確な用語の定義付けがあるわけでもなく、まして従来のフォションやマールとの違いについての説明も独りよがりで根拠となる説明や例証も足りないし、実際、どの程度、学会で受け入られているのか本書では全く分かりません。

ゴシック偏重の傾向に対し、ロマネスク好きが一人で独自理論で専門書籍ではなく一般書籍で書きなぐっている、それ以上のものが読み取れませんでした。

また、単純に文章のロジックを追っていっても素直に首肯できるような明快且つシンプルで説得力ある内容とは言い難く、まずは文書そのものに違和感を覚えます。

エミール・マールのような流れるように、また、目から鱗が落ちて、さらに腑に落ちるような説得力ある文章でもありません。著者の自己満足以上のものとは思えませんでした。

大仰なタイトルなど使用せず、淡々とロマネスク美術の魅力を語られれば・・・と思いました。
正直、全体を通じてもロマネスクの魅力が伝わりません。企画倒れで残念な内容になってしまった本のように思われました。
【目次】
第1章 かわいい謎 異様な造形
第2章 ロマネスク再発見
第3章 語りだす柱頭
第4章 かたちの自由を求めて
第5章 海獣たちの変貌
第6章 聖堂をいかにデザインするか
第7章 ロマネスクの作り手たち
第8章 世俗化と大量生産の時代へ
終章 ロマネスクの美

ロマネスク美術革命 (新潮選書)(amazonリンク)

ブログ内関連記事
「イタリア古寺巡礼」金沢百枝、小澤実 新潮社
「フランス・ロマネスク」饗庭 孝男 山川出版社
「フランス・ロマネスクへの旅」池田 健二 中央公論新
「カラー版 イタリア・ロマネスクへの旅」池田 健二 中央公論新社
「スペイン・ロマネスクへの旅」池田健二 中央公論新社
「ロマネスク彫刻の形態学」柳宗玄 八坂書房
「ロマネスクの美術」馬杉 宗夫 八坂書房
「図説 ロマネスクの教会堂」河出書房新社
「ゴシック建築とスコラ学」アーウィン パノフスキー 筑摩書房「ゴシック(上)」アンリ・フォシヨン 鹿島出版会
posted by alice-room at 00:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 美術】 | 更新情報をチェックする