2012年01月29日

「組織を強くする技術の伝え方」畑村洋太郎 講談社

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【書きかけ】


失敗学で有名になり、マスコミへの露出も著しい著者ですが、たくさん本出し過ぎて、最近はどうかなあ〜といぶかっておりました。

でも、本書はいかにして自分が仕事のやり方やノウハウを伝えるか、どこの会社でも、どこの組織でも非常に大きな問題として脚光を浴びながら、なかなか実効性のある方法が提示できずに頭を悩ましている問題であり、それに対して一つの考え方として、大変参考になりました。

勿論、そうは言っても千差万別の事情を抱えて現場とは様々な違う点はあるものの、問題点を意識し、自らの場所で考え、実践していくうえでのたたき台には十分になると思われます。

本書を読むことで、基本的な問題意識や共通する問題点の認識を予め理解しておくと、次の段階へ出発がスムーズになりそう。決して本書を100%肯定する気は毛頭ございませんが、私の問題意識の比較・参考対照としては有意義な本でした。


【目次】
序章 「技術」とは何か
第1章 なぜ伝えることが必要か
第2章 伝えることの誤解
第3章 伝えるために大切なこと
第4章 伝える前に知っておくべきこと
第5章 効果的な伝え方・伝わり方
第6章 的確に伝える具体的手法
第7章 一度に伝える「共有知」
終章 技術の伝達と個人の成長
「技術を伝える」を巡るおまけの章
組織を強くする技術の伝え方 (講談社現代新書)(amazonリンク)
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「言葉にして伝える技術」田崎真也 祥伝社

読んで少し時間が経ってから、この書評を書いているので最初、読んだ時の感じとは少々トーンダウンしているのですが、それでも本書は、改めて気付かされることが多いです。

以前にもこの著者の本を読んだことありますが、やっぱり一流の方は違うなあ〜と思わされます。

当たり前のことを当たり前に愚直に、且つ着実に継続して行っていく。本当に人として見習いたいと思うことに多々気付きます。

昨今、グルメブームなどでしょうもないコメントがTVや雑誌で氾濫し、口コミなんかに踊らされたりするこの頃ですが、著者は、単純にそれを否定するのではなく、そもそも表現として、伝えるべきものを伝えているのか? 

具体例を挙げつつ、その表現が何も伝えていないことをロジカルに説明します。と同時に、では、いかにして伝えようとするものを表現するのか? そこまで突っ込んで説明していきます。

「産地直送」「肉汁がじゅわ〜っと・・・」「こんがりキツネ色・・・」
等、料理の味そのものを伝えないで、自ら考えることなく、ただ慣用句的にあり、単語を羅列しているだけの問題点とかね。

ともするとありきたりの批判に陥ってしまいそうですが、そうならないのがまたスゴイ!

目次を詳しく、手打ちしたのでそれを眺めるだけでも内容に想像がつきますので詳しくはそちらを見てね。

そうそう、ワインの味の表現にこれ見よがしにさほど味が分かっていると思われない人が、なんか「○○○の香り」とか言っていますが・・・、物を知らない私は偏見を持っていました。適当なこと言ってるのかと・・・・。お恥ずかしい。

ちゃんとしたソムリエは、他者が共有できる香りとして、
『「××の香り」と言えば、△△』
という1対1対応の対応表を頭の中に持っていて、それを踏まえて自分が過去に味わった記憶のワインと対照・照合しつつ、目の前のワイン等をそれに当てはめることで評価をしていくんですね。

と同時に、その味わい、香り等をき他者へ伝える為の道具として、それらの単語表現をきっちり、使いこなしている、そのことを初めて知りました!

逆に著者が、修行時代にワインそのものではなく、ワインの本を購入し、それらの表現する単語と内容の一覧表をせっせと手書きで作成し、それを覚えていった・・・という点に頭が下がると共に、強い共感を覚えました。

地道な努力が総合的に見て、結果的に最短経路になるというのはよくある話です。
私自身も未だに、手書きのノート取りますし、本読んでも参考になるのは、ノートに抜き書きしてますもんね。さらに、それをブログにキーボードでも打ったりしてようやく少しだけ記憶に残る程度。

ただ、この手のことを経て身に付けたものは、存外、応用がきいたり、何か別なことに関連した際にも生きてきたりするものです。ベストプラクティスに拘っているうちは、人マネに過ぎず、それ以上にはなれないのも事実のような気もします。

ちょい戻りますが、味や香りなどの感覚を言語化し、自らの脳内にデータベース化して蓄積。
新しいものに対しても、同様のルールで言語化し、過去のデータベースと照合し、共通点と差異点を明確化して、既存データベースに新しいものは追加していく。

また、逆に言語化した表現から、元の感覚的なものへ還元する、非常に興味深いです。

他にも嗅覚等、既存のものに頼り切って自らの感覚で判断する機会がなくなることで生かされなくなっている感覚などもあがっていました。

これは私的に言えば、嗅覚だけではなく、万事、人間は関心があるものにしか意識内で認識されないので、
身近な全てにおいて感覚を鋭敏にすることなのかなあ〜と思いました。

カラーバス効果とかいう単語がありますが、あれもその事の限定的表現ですね。

逆に考えれば、意識次第で人は気付く事、世界を、視野を広げることは無限に出来るわけで。それを改めてやっていきたいですね。

新しい人との出会いもそうですし、見知らぬ土地への旅行、ジャンル的に読んだことのない本の読書など、今年は、資格試験の勉強はあまりしないつもりですから、そちらを頑張りたいものです。

本書は、そういったいろいろなことに気付かせてくれる本でした。個人的には読む価値有りかと。但し、平易に書かれていますが、それは実行してなんぼのものなんで、読むだけでは大した効果はないでしょうね。たぶん。
【目次】
第1章 その言葉は、本当に「おいしい」を表現できていますか?

実際には味わいを伝えていない常套的表現
先入観でおいしいと思い込んでいる表現
日本的なマイナス思考による表現

第2章 味わいを言葉にして表現する

ソムリエは、なぜワインの味わいを記憶するのか
香りや味の記憶は、機械化・デジタル化できない
感覚を言語として記憶する
言語化―コンピュータと同じ事を頭の中でしている
ワインの分析は共有できる言葉を使うこと
はじめて香りを意識する
香りを言語化していく
嗅覚を意識したことで、子供時代の香りの記憶が蘇った
味わいを記憶するうえで嗅覚が鍵となる
育つ環境の大切さ―テレビゲームは大人になってから
嗅覚を磨いたことで、気付いたこと
ワインの香り―具体的な表現
料理人もソムリエも、プロは頭の中で味を描けないといけない

第3章 五感を鍛え、表現力を豊かにする方法

なぜ五感を鍛えるのか
嗅覚の能力を意識する授業
俳句に親しむようになって感じたこと
嗅覚は、なぜ鈍感になってしまった?
大人になってからでも鍛えられる嗅覚
嗅覚を鍛えることで、表現力に与える影響
湖での五感トレーニング法
語学を身に付けるのと同じプロセス
ブラインゴ・テスティングの方法
自分で言葉をクリエイトする方法〜コーヒーの場合
どう応用するのか〜ラーメンの場合
フレーバー(風味)の大切さ
自分が感じたフレーバーを表現に用いる
本物の表現上手になるには
加点法で考える文化
人生やビジネスで役立つ表現力
言葉にして伝える技術――ソムリエの表現力(祥伝社新書214)(amazonリンク)

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タグ:書評 実用書
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ウィキリークスのアサンジ容疑者、TV番組のホストに

ウィキリークスのアサンジ容疑者、TV番組のホストに
【AFPより、以下転載】
各国政府の機密文書をネット上で公開してきた内部告発サイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」は23日、創設者のジュリアン・アサンジ(Julian Assange)容疑者が世界各国のキーパーソンと「徹底討論」するテレビ番組シリーズを放映すると発表した。

 番組のタイトルは未定だが、テーマは「明日の世界」。明るい理想世界が実現するのか、それとも暗黒の世界がやってくるのか検証する。

 権威や因習を破壊する人、先見の明を持つ人、権力の内部を知る人など、世界各国から政治に関わる幅広いゲストを招き、未来の世界をのぞく独自の視点を提供するとともに、明るい未来を築くヒントを聞くという。番組では、討論や検証を通じてゲストの哲学を「これまでにはなかったほど深く明確に」掘り下げるという。

 週1回の30分番組として、10回の放映を予定している。ウィキリークスが全世界のケーブルテレビや衛星、地上波放送局と結んだ放映契約によって、6億人以上がこの番組を視聴できるという。

 すでにロシアの国営放送「RT(旧ロシア・トゥデー、Russia Today)」が24日、アサンジ容疑者の対談番組を世界で最初に放映することを決めたと発表した。放送開始は3月中旬になるという。
さてさて、ロシアの番組だけど英語でやるのかな?それだったら、なんとか理解できそうだけど・・・。

まあ、ロシア語やっても英語の字幕つけてくれればOK♪

実に興味深いですね。

ヒラリーさんを始めとしたアメリカ政府、どういった対応に出るのでしょう?(ワクワク)

既にアメリカ国家の敵として、ほとんどテロリスト扱いされているジュリアン・アサンジ氏ですが、CIAの運用する無人戦闘機でミサイルでも打ち込むんでしょうか?(by「ウィキリークスの衝撃」

アフガンとかなら、やるんだよ。アメリカは・・・・。
大国ロシアとかにはしないけど・・・・。

イラン関係でも一触即発の中、ロシアで何か暴露されたら・・・・目が離せませんね(満面の笑み)。

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2012年01月28日

「ウィキリークスの衝撃」菅原出 日経BP社

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日本人が書いたこの手の国際的な問題を扱った本って、大概、中身が薄っぺらでどっかからの記事や文章の寄せ集めに過ぎず、読むに値しないものが殆どだと思っていました。実際、そうだったし・・・。

しかし、本書はその見事にその悪い偏見を打ち破ってくれました!

ウィキリークスとタイトルに銘打ちながら、ウィキリークスそのものに拘泥することなく、ウィキリークスが世界に与えたインパクトを、またそれを可能にした世界的な状況(政治的、技術的な背景)を実に理解しやすく、且つロジカルに説明してくれます。

確かに糸口はウィキリークスかもしれませんが、それをキーワードにとかく混迷した時代として、表面からではなんとも理解し難い多様化した(国際)世界を、世界の置かれた政治状況を色鮮やかに(=時として鮮血で血塗られたイメージで)説明してくれます。

今までは、日経読んでも、BBC観ても、ロイター観てもイマイチぴんとこなかったものが、思わず膝を叩きたくなるほど、合点がいくようになります! あっ、だから、そういうことが起こり得るし、起きたわけかと!

むしろ、日本でここまでの本がしっかりした出版社から日本人の著者により書かれて出版されているのが驚きです。さすがは、新聞社自身の意見として、民主党の駄目さを真正面から指摘することのできるメディアさんの系列というところでしょうか?

逆に自民党政権だったら、この本出ていなかったりして・・・。

少なくともアメリカの息のかかった国での出版は圧力物凄そうだもんね。まあ、英語圏だったら、アメリカも本気で圧力かけるかもしれませんが、マイナー言語で日沈む所の国の出版。しかもアメリカの公電で民主党は、訳分からない扱いされていた今だからこそ、出せたのか?

そんなふうにうがって考えてしまうくらい、破壊的な内容を含んでいると思いますよ〜。

最初に、ネットの日経ビジネスの記事とかで読んで、なかなか内容のある記事で関心を持ったのですが、本書は、それ以上に内容が濃い!! 是非、ネットの他、本でも読むべきでしょう♪

世界を、そしてアメリカを日本は同盟国として、もっと知っておくべきでしょうね。その必要性を痛感しました。心から。

では、本書の内容で記憶に残ったところや衝撃を受けたところを以下、紹介。

国防総省が主催で、軍事技術向上の為、無人で砂漠を走破し、目的地に辿り着く速度を競うラリーをやっていたりしたことは、何年か前のNHKスペシャルで見たし、自爆テロ等で補給部隊のトラックの運転手が殺害されるのを防ぐ為に、無人車が先導するなどの話は知っていましたが、まさか無人戦闘機が実戦配備されているとは知りませんでした!

要は、無人で戦闘機を飛ばして現地の偵察・哨戒行動をし、敵とおぼしき対象を発見するとそのままミサイルを撃ち込む軍事行動まで行っているそうです。しかもその運用を担当しているのが、軍ではなく諜報活動担当のはずのCIAって・・・・絶句!

ハリウッドのスパイ映画負けてるよ。現実に。

よくテロリストの上層部をミサイル攻撃で死亡させたとか、アメリカ政府の戦果としてニュースで報道されてますが、あれってこのことなんですね。しかも、同時に一切報道されない、一部のテロリストを殺害する為に付近の一般市民が何十人も巻き添えになっていたり、あるいは間違って単なる民間人達だけを殺害してもそれは誤差として報道されないわけです。

まあ、得てして戦争はそういうものではありますが・・・・、一部の戦果としての数名or数十名のテロリスト幹部の死に伴い、民間人の死者は千人を越えるとも・・・・。

そりゃアメリカはますます嫌われることでしょう。
パキスタン国内のタリバン勢力掃討、と言っても、住民に拒まれ、軍を投入できないから、無人戦闘機で民間人を巻き込みつつ、テロリスト殺害ってゲームじゃないのだから・・・もう・・・。

あるいは、夜中にいきなり民間人宅へ押し入り、夜間急襲とか。
で、いきなり発砲・射殺。しかも人違い。

住民感情悪化、反米感情促進、タリバンへの共感、ますます米軍は手の出せない状況に。
負の連鎖が半端ないっす。

アフガニスタンのカザフ首相がCIAのひもつきでその地位につき、更に汚職等政治腐敗に歯止めがかからない一方、民衆の支持は薄れ、でも、『正義の戦争』としての大義の為にも切るに切れない米軍。

補給基地に絡む不透明な癒着や膨大な資金の不思議な行方など。
前国連総長の身内もオイルマネーで腐りきっていた話がありましたが、こちらもですか・・・。ノリエガ将軍、マルコス大統領、フセイン大統領・・・みんなCIAのひも付きで権力の座に座り、腐敗し、さらには米軍の敵になっていく・・・・。

同じ事の繰り返しですね。さすがはパックス・アメリカーナ。
属国植民地の「日本」としては、まあ、逆らえませんし、敵いませんね。本当に。

もっとも、先ほどの無人戦闘機。
実戦配備は、凄いけれど、まだまだ初期のテスト段階の投入らしく、トラブルも続発しているようですね。しょっちゅう落ちたり、問題があるのはまあ分かるのですが、当然、最先端の軍事技術の塊ですから、敵に確保され、解析されたら一大事。

敵国勢力下に落ちると、機体回収の為にまた精鋭の特殊部隊が投入され、そこで人知れずたくさんの人が死んでいるとか。WEB上のニュースで、イランにハッキングされ、最新鋭の無人戦闘機が捕獲された件は、そもそも無人戦闘機の実用化自体を知らなかったので、適当な2ちゃんねる的ニュースかと思っていましたが、本書を読むとあながちガセとは限らないようです。

無人戦闘機自体が技術的に多数の問題、欠陥(バグ)を有した状態で、多用されており、同時にイランの電子戦の遂行能力が、想像以上に高いとか記事には書かれてましたが・・・マジかよ〜。

世界は驚異に満ちています!!

そうそう、米軍の戦闘日誌等をウィキリークスにまさにリークして、死刑にされそうな情報分析官のマニング兵士ですが、いくら情報分析担当といっても、何故下っ端の彼があれだけの情報に接触できたのか?

その理由が本書を読んで初めて分かりました。
9.11以降、テロ情報など点では分かってもいても、情報の分断でそれが繋がらず、大きな脅威として認識できなかった点を問題視し、国防総省の鳴り物入りで、あちこちのネットワークを繋げて連携される大きな流れが背景にあったそうです。(例外はCIA、あそこだけやっぱり国家的なこのネットワークに連携していないらしい)

さらにね、イラク戦争等戦争の長期化により、一時的な武力の投入だけに留まらず、長期的な安定を現地で達成するためには、米軍が現地で信頼を獲得しなければならず、その為に現地の風習や文化、宗教、部族間的な力関係や背景等、ありとあらゆることに精通する必要が生じたそうです。

各種作戦遂行には、その辺の周辺諸事情を前提として知っておく必要が生じ、その需要に答える為にありとあらゆる情報が集約され、どこからでも検索できるようなネットワークが新たに構築されたそうです。

ネットワーク相互の接続拡大と、ネットワークアクセスの現場担当者への大幅な権限移譲。
その結果として、以前では考えられない機密情報に膨大な人がアクセス可能になり、当然、セキュリティ的なリスクが無限の増大に至った結果の、起こりうる問題が現実化した。

それが事件を可能にした時代背景だったようです。

事件後、国防総省の情報改革の流れに対し、ヒラリークリントンは駄目だしし、時代を逆行化しかけているようですが、まあ、難しいところでしょうね。

企業レベルでも組織ならどこにでも起こり得る話です。
必要以上に現場に情報を渡すと、各種不都合が生じやすくなり、経営的なリスクが増大しますが、従業員のモラルを高め、個々の、あるいは組織としての生産性向上には、情報の共有化による主体的な行動が不可欠ですからね。

でも、時代の寵児(落とし子)としてウィキリークスをもてはやすのではなく、一方で受け入れ側の技術的な面ばかりでもなく、それを出す側の時代的な側面とペアで初めて、そういった事象が生じている(生じうる)ことを見ていないと、足元すくわれますね。

本書は、見えてないものを非常にたくさん気付かせてくれます。

「ウィキリークスを読み解く背景知識」後半の方に著者からの説明があるのですが、これがとりわけ勉強になります。また、貴重な情報です。

私も含めて、世界のことを理解するには前提知識が足りてない人が多いかと思いますが、こういうのは、きっちりと知っておきたいところです。

薄っぺらなビジネス書だけ読んで、小賢しく小利口になったつもりでいるよりも(私か?自嘲)、もっと広い視野でお勉強しましょう♪ 

他にもたくさんんあり過ぎて、本書から学んだこと、気付かされたことを書き切れませんがもう幾つか。

特殊な諜報活動、工作活動を請け負うCIAが、戦線の急拡大で警護担当の深刻な人員不足に陥り、な、なんと身分を隠すべき職員達の警護を民間会社に委託してるってのは、驚天動地なんですけど。

どっかの会社がアウトソーシングしたり、業務委託しているとのは本質的に何かが違うような気がしてならないのですが・・・・?

まあ、民間といっても軍のエリート部隊のシールズだっけ(?)そこらの退役軍人さん達が作った御用達会社ではあるものの、民間ですよ〜。スパイが民間の警護会社に守られて、任務遂行って・・・どんな時代だよ。

イラク戦争とかでもミサイルぶっ放すとか直接的な軍事行動以外は、かなりの部分、民間にも委ねてるのは知ってましたがねぇ〜。ブッシュさんの息のかかったカーライル・グループとかだったかな?もう、忘れちゃったけど。

そうそう、背景知識で説明されている、何故ウィキリークスのサイトが完全閉鎖できないかなど、これも現代に生きる人の常識レベルで知っとくべきかもね。なるほど・・・と改めて、納得させられるかと。

本書は是非、読んでおくべきです!!
最近(以前から?)、レベル劣化の著しいNHKのニュースなんか見るよりも本書読む方がはるかに、何倍も勉強になりますし、社会に流れを的確に把握するにはうってつけです。

勿論、日本の民放のニュース解説とかは、論外。
分かり易い、と言っても内容をはしょり過ぎで、下手すら本質を誤解しかねない説明もある。
あんなの見て、ニュースを分かった気になるのは、いかがなものでしょう。

おおよその感じをつかめて、その後で自分で調べて更に理解を深めるような使い方ならいいのでしょうが、そもそもあの手の見る人が、そういう自らで調べ、学ぶ人には思えません。

だとすると・・・・中途半端な付け焼刃なら、むしろ知らなくてもいいかもね。微妙かもしれませんが・・・・。

とか、そんなことを思ったりしましたが、本書はいいです!!強くお薦め!

ウィキリークスを知りたい人は、直接的な情報は少ないですが、それ以上に現代の国際政治に関心のある人、本当の世界を知りたい人、読みましょう。

CIAの専門家が拠点ごと、二重スパイによってぶっつぶされた話とか、各種拷問の話など、リアル過ぎてショッキングではありますが・・・・。興味深いです。
【目次】
第1章 世界を震撼させる機密文書の暴露
第2章 ウィキリークスを作るために生まれてきた男
第3章 進化するリーク・システム
第4章 アメリカの国家機密を渡したインテリジェンス分析官
第5章 9・11のトラウマが大量漏洩を可能にした
第6章 暴かれた「北朝鮮・アルカイダ・コネクション」
第7章 CIAと米軍特殊部隊の「秘密戦争」
第8章 テロ、暗殺、拷問、無差別殺人――イラク戦争の傷跡
第9章 迷走し続ける「オバマの戦争」
第10章 “無極化世界”が生んだ「時代の申し子」

ウィキリークスを読み解く背景知識(1) オバマ政権と戦争─泥沼化するアフガニスタン
ウィキリークスを読み解く背景知識(2) [技術解説]なぜウィキリークスの息の根を止められないのか
ウィキリークスの衝撃 世界を揺るがす機密漏洩の正体(amazonリンク)

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「アデル ファラオと復活の秘薬」バンジャマン・ルグラン 早川書房

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映画化されてるようです。
原作は、フランス独特なコミックのような媒体で人気の作品。それを映画化したもののノベライズって、ところでしょうか?

表紙はその映画からみたい。観てないけど。

ジャーナリストの才気活発な女性が、型破りなやり方でバリバリと活躍する物語。時代的なものもあり、正直、ちょっと片意地張って頑張ってます調なところがありますが、主人公は好感が持てます。

元々のメディアが、コミック系だからか、原作も口調がかなり軽いのかな?
翻訳も翻訳らしさが、いい意味でも悪い意味でも感じられなく、非常に読み易いです。
ラノベよりも軽い感じです。

テンポ良くストーリーは進むものの、中身は無いなあ〜。本当に正真正銘のカラッポ。
無意味に人死んでるし、悪人生きてるし・・・・。
最初は、面白いのかな?っと期待したんだけど、なんか最後まで内容らしい内容は無かった。

コミックとは異なるメディアらしいのですが、やっぱりヨーロッパなので、申し訳ないがこのレベルかな?普通のカリカチュアとかの方がはるかにそのユーモア溢れる精神を表現できそうですが・・・?

ただ、映像化するとそれなりの冒険活劇にはなりそう。
映画なら、楽しく観れるかもしれません。

読み物としては、お薦めしませんけどね。

アデル ファラオと復活の秘薬 (ハヤカワ文庫NV)(amazonリンク)
タグ:小説 書評
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2012年01月23日

「ぶらぶらヂンヂン古書の旅」北尾トロ 風塵社

古書にまつわる話。ぶっちゃけ、業者さんになられて日の浅いプロの方のせどりの旅なのですが・・・。

まあ、緩いこと&緩いこと・・・・だからこそ、脱力系として読者がついているのかもしれません。

著者の専門が雑文とか雑誌とのことですが、出てくる本、出てくる本、物の見事に全く私が関心を惹かない様な書名ばかりで、古書店巡りとは言いつつも、どうにも関心がのらなかったりする。

当然、何にも参考にならないし、含蓄もたまらない。教養もつかないのですが、たまにはこういう本もいいのかもしれません。

漫画とかの方が、根つめたりしてかえって疲れるからなあ〜。こっちの方が気楽に読み飛ばせるし、そもそも力入れて読むような内容も無いのでなんぼか楽かもしれません。

ただ、時間の浪費と言えば、浪費なので考え方次第ではありますが・・・。

勿論、本書をお薦めする気は毛頭ありませんが、否定する気もありません。こういうのがあってもいいかもしれないですしね。本への愛情、というか興味は感じます。

もうちょい、出てくる本に興味が湧けばねぇ〜。また、違った楽しみ方もできるかもしれませんが、ちょい残念。

でも、まあ、疲れずに読める?眺められ?ます。

久しぶりに最近は行かなくなった古書店巡りでもしてみようかと思いました。
【目次】
福岡&岡山、怒涛の墓参り古本旅
男女4人、「たもかぶ本の街」訪問記
夜行バスと自転車でちょいと金沢へ
武蔵野線汗かき紀行
仙台&盛岡1泊2日1200キロの旅
買ったばかりの本を読みまくる松本爆読ナイト
鎌倉・茅ヶ崎、腹巻オヤジ再び
神戸でイモヅル式“黒豹作戦”
四国すたこら4県めぐり
ぶらぶらの原点、北海道へ
ぶらぶらヂンヂン古書の旅(amazonリンク)
タグ:書評 古書
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2012年01月22日

ワンちゃんは心を読むのか? 正確ではないにしろ・・・・。

CAN DOGS READ MINDS? NOT EXACTLY
【DiscoveryNewsより、以下転載】
Dogs often seem to be psychic, anticipating what we're going to say or do, and now research reveals one secret behind this canine ESP: Dogs intensely track our eye movements, which can be tied to intent.

Human babies also possess the ability, described in the latest Current Biology. The discovery might help to explain why so many people treat their furry pals like their kids.

"Dogs are receptive to human communication in a manner that was previously attributed only to six-month-old human infants," co-author Jozsef Topal told Discovery News.

"They read our intention to communicate in a preverbal, infant-like manner," added Topal, who works in the Institute for Psychological Research at the Hungarian Academy of Sciences.


WATCH VIDEO: Scientists find that cats and dogs drink liquids using entirely different methods.
For the study, Topal and his colleagues presented dogs with video recordings of a person turning toward one of two identical plastic pots while an eye tracker captured information about the dogs' reactions.

In one test, the person looked directly at the dog, addressing it in a high-pitched voice with "Hi dog!"

In the second test, the person gave only a low-pitched "Hi dog" while avoiding eye contact.

The study determined that dogs were more likely to follow along and look at the pot when the person first expressed an intention to communication.

While dog-lovers the world over have likely suspected that their pets have such talents, the experiment is actually the first to ever use eye-tracking techniques to study canine social skills.

The researchers say that dog social skills reach the level of a two-year-old human, since the only talent that's missing is language.

"Although dogs might use a different cognitive architecture for processing human communication, they can play the role of being a child substitute," Topal said.

"These skills on the part of the dog help to make the human-dog bond stronger, which is actually unique when taking into account the biological differences between the two species."

Dogs were the first animals to be domesticated and for no apparent direct benefit, such as for food or herding, explained Topal. Dog social cognition has evolved over thousands of years, during which time wolf-like capabilities were transformed by the challenges of living with humans.

Topal and his team suspect that horses and domesticated cats may also be able to read human intent, since they too have lived closely with us for many years.

Dogs may be the most perceptive, however.

"Dogs are in a special way tuned in to humans," Topal explained. "They are interested in finding out how we think, and they are able to do it by reading our subtle communicative behaviors."

In a separate new study published in the journal Animal Behaviour, researchers discovered that dogs communicate with humans to request, but not to inform. Nevertheless, the process is still very focused and intense.

We show "how much dogs are tuned into the intentional dimension of human communication and how important certain signals are for them to know when communication is relevant and directed at them," said Juliane Kaminski, lead author of the paper and a researcher in the Evolutionary Roots of Human Social Interaction group at the Max Planck Institute for Evolutionary Anthropology.

Topal thinks it's possible that dogs are even sometimes better than adults are at reading human intent, given that they are so attuned to smells, sounds, and other cues.

"They can easily learn to associate even unconscious behavioral cues of their owner with particular consequences," he said. "This way, a dog can acquire an ability to anticipate the owner's behavior, and this may give a false impression of mind-reading."
まあ、人間の幼い子供と同様に、人の目の動きを追うことであたかも心を理解しているように見える、というコニューケーションを取っているようではあるのですけれど・・・。

書かれていることを読む限りではね。

飼い主の気付かないような特定の行動のきっかけと特定の結果を結び付けることを学び、飼い主の行動に参加する能力を獲得するので、心を読んでるのかと誤解しちゃうんだってさ。

なにやらマジックのアレみたいな話ですけどね。

どうよ、ノエルに聞いてみたいところです(笑顔)。
posted by alice−room at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 【ニュース記事B】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

jaxaのコンピュータがウィルスに攻撃された

VIRUS ATTACKS JAPANESE SPACE AGENCY COMPUTER
【DiscoveryNewsより、以下転載】
A computer virus infected a data terminal at Japan's space agency, causing a leak of potentially sensitive information, officials announced today (Jan. 13).

The Japan Aerospace Exploration Agency (JAXA) discovered the malware Jan. 6 on a terminal used by one of its employees. A trace showed that the computer virus had gathered information from the machine, officials said.

JAXA still isn't sure how the virus got on the computer, or who put it there.

"Information stored in the computer as well as system information that is accessible by the employee have been leaking outside," JAXA said in a statement today. "We are now confirming the leaked information and investigating the cause."

SCIENCE CHANNEL: Top 10 Computer Viruses

The employee in question works on JAXA's H-2 Transfer Vehicle, an unmanned vessel that ferries cargo to the International Space Station. Information about the robotic spacecraft and its operations may thus have been compromised, officials said, along with stored email addresses and system login information accessed from the infected computer.

This same computer has had issues before. JAXA detected a different virus on the machine last August and removed the software. They kept monitoring the computer and noticed further anomalies, leading to the virus detection on Jan. 6.

WATCH VIDEO: The Japanese Hayabusa probe exploded on its re-entry to Earth, but a capsule containing samples of asteroid dust survived.
JAXA also has determined that the computer "sent out some information" sometime between July 6 and Aug. 11 of 2011, officials said.

The space agency is working to minimize the damage and prevent further incursions.

"With the above backdrop, passwords for all accessible systems from the computer have been immediately changed in order to prevent any abuse of possibly leaked information, and we are currently investigating the scale of damage and the impact," JAXA said in the statement. "Also, all other computer terminals are being checked for virus infections."

NEWS: Japan Reportedly Building Vigilante Virus Assassin Squad

Computer viruses aren't just a problem on terra firma anymore. In 2008, a laptop used by astronauts aboard the International Space Station was found to be infected with a virus designed to swipe passwords from online gamers.

That malware proved to be more of a mysterious nuisance than a real problem, NASA officials said.
JAXAのコピューターがウィルスに感染し、感染したPCを介して内部情報を集めていた形跡があるんだそうです。

なんだかねぇ〜以前にも感染したというし・・・。

このニュースには載ってなかったかな?
ITMEDIAかなんかには、感染した経緯で職員が知り合いからのメールを装って添付ファイル付きのやつを開けたかも?って原因までかかれてたけど・・・。

教育をしてても、結局は人なんだろうなあ〜。

そういやあ〜NASAに関連する情報も流出した危険性があるって、NASAにも伝えたとか書かれてたような・・・。えっと

JAXAのウイルス感染は標的型メールの疑い、NASA関連の情報も漏えい
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の職員の端末がコンピュータウイルスに感染し、情報が外部に漏えいした問題で、jaxaは1月13日夜に記者会見を開き、調査状況などについて説明した。

 jaxaによると、コンピュータウイルスの感染原因は、2011年7月6日に職員の知人の名前で送り付けられたメールである可能性が高いという。このメールには飲み会への参加を誘う件名が付けられ、日本語で本文が記載されていた。PDFファイルも添付されていたという。同様のメールが他の職員数人にも送信されていたが開封はしておらず、当該職員は送信者名が知人だったことから添付ファイルを開いてしまった可能性があるという。メールの文章が途切れているなど不自然な点があり、送信アドレスは職員の知人のものではなかった。

 同年8月11日に、職員の端末にインストールされているセキュリティ対策ソフトが不正サイトへの通信を検知した。jaxaでは直ちに端末をネットワークから分離。この時点の調査でウイルス感染が発覚して駆除を行った(同月17日)が、ネットワークに再接続すると同様の検知が継続したという。

 改めて不正プログラムの解析や端末内状況、ネットワークの通信ログなどを調査したところ、不正プログラムは、ウイルス対策ソフトで検知されない未知のトロイの木馬(バックドア型)とキーロガーであることが分かった。不正プログラムは、コロンビアをドメインとする外部サーバと通信した形跡があり、端末から情報を送信していた。さらに外部サーバから4回にわたって不審なファイルをダウンロードしていたという。ダウンロードファイルは1つ当たり数百キロバイトのサイズであり、不正プログラムに攻撃機能などを追加していた可能性がある。JAXAはこれらの状況を今年1月6日に確認したとしている。

 不正プログラムが外部サーバに情報を送信していた可能性がある期間は、職員がメールを受信した7月6日から端末で不正通信を検知した8月11日までの約1カ月間。送信された疑いがある情報は、約1000件のメールアドレス、国際宇宙ステーションへの物資補給機(HTV)に搭載する機材や荷物の取り扱いに関する手順書などのデータ、JAXAの業務システムや米航空宇宙局(NASA)の国際宇宙ステーションなどに関する文書システム、米国宇宙航空学会の論文検索システムにアクセスするためのID、パスワードだという。

 約1000件のメールアドレスの内訳は、約400件がJAXA内部、約600件はJAXA外部のものだった。外部アドレスのうちNASA関係者と国内大手企業関係者のものがそれぞれ約150件あり、残りは約20社の国内企業関係者のもの。これらのアドレスが悪用されたり、受信者が被害に遭ったりするなどの報告は現時点ではないという。

 またHTV関連の情報は、HTVの本体設計に関わるといった機密性の高いものではないとしている。システムへのログイン情報は、jaxa関連のものについては直ちに変更を行って不正アクセスを防ぐ措置を取ったが、NASAのシステムに関してはNASAへ事件状況を連絡しており、調査準備を進めているところだという。

 なお端末内には、不正プログラムが盗聴した情報を蓄積していた疑いのファイルが残されていた。このファイルには職員がメールシステムを操作した際の端末画面のキャプチャ画像やディレクトリのリストが含まれていた。

 説明を行った執行役 情報システム部統括の大矢浩氏によれば、jaxaに対しては年間に多数のなりすましメールなどが送り付けられており、職員への周知や注意喚起を繰り返し実施していた。今回の事件はこうした取り組みのすき間を突く形で発生し、標的型メール対策の難しさが浮き彫りになった格好だ。

 jaxaでは引き続き、漏えいした情報の特定や原因の究明、メールアドレス保有者への連絡を行っている。
でもって、以下が日経に出てたプレスリリース。JAXA、コンピュータウイルス感染と情報漏洩について発表
JAXAにおけるコンピュータウイルス感染の発生について

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)において、職員の端末1台がコンピュータウイルスに感染し、当該端末内の情報及び当該職員がアクセス可能なシステムに関する情報が外部に漏洩していたことが本年1月6日に判明しました。

 現在、JAXAでは漏洩した情報内容の特定および原因究明に取り組んでおります。

1.漏洩した可能性のある情報について
 宇宙ステーションへの物資補給機(HTV)の関連業務に従事する職員の端末がウイルスに感染したことにより、以下の情報が漏洩した可能性があります。

・端末に保存されていたメールアドレス
・HTVの仕様や運用に関連する情報
・当該端末からアクセスしたシステムへのログイン情報

2. 現在判明している状況について
 昨年8月11日に当該端末で異常を検出し直ちにネットワークから切り離し調査したところ、8月17日に当該端末がウイルスに感染していることが判明しました。ウイルスを駆除しましたが異常が継続したため、当該端末を引き続き調査したところ、別の新種のウイルスによる情報収集がなされていた痕跡、および7月6日〜8月11日の間に何らかの情報を外部に対して送信していたことが本年1月6日に判明しました。

 このことを踏まえ、漏洩した可能性のある情報の悪用を防ぐために、当該端末からアクセス可能な各システムのパスワード変更を直ちに完了させるとともに、現在、被害の状況および影響について調査を行っているところです。また、当該端末以外でのウイルス感染の有無についても確認を行っています。

3.今後の対応について
 このような事態が生じたことをお詫び申し上げますとともに、このたびの事案を重く受け止め、すみやかに以下の取り組みを進めるとともに、再発防止に向けてより一層の情報セキュリティの強化に取り組んでまいります。

・漏洩した情報内容の特定および原因究明を実施する。
・原因究明に基づき再発防止のための対策を行う。
・個人情報の漏洩が確認された場合には、当事者に連絡し対応を協議する。
実は、ディスカバリーのニュース読むまで私、知らなかったりする。どんだけ情弱すっか(苦笑)。

また某国の組織的なハッカーによるものなんでしょうかね?
で、しばらくするとwikileaksとかに出てたりして・・・。
posted by alice−room at 23:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 【ニュース記事B】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

中世の騎士は、PTSDだったかもしれない?

MEDIEVAL KNIGHTS MAY HAVE HAD PTSD
【DiscoveryNewsより、以下転載】
In movies, medieval knights are portrayed as courageous and loyal heroes who will fight to the death without fear or regret.

In reality, the lives of knights were filled with a litany of stresses much like those that modern soldiers deal with.

They were often sleep-deprived, exhausted and malnourished. They slept outside on hard ground, fully exposed to whatever weather befell them. And their lives were full of horror and carnage as they regularly killed other men and watched their friends die.

Faced with the trauma inherent in a life of combat, according to a new look at ancient texts, medieval knights sometimes struggled with despair, fear, powerlessness and delusions. Some may have even suffered from post-traumatic stress or related disorders, argues a Danish researcher, just as their modern-day counterparts do.

The research strives to add a dose of humanity to our understanding of knights, who are often considered cold and heartless killers.

"As a medievalist, it's a bit irritating to hear people say that the Middle Ages were just populated by brutal and mindless thugs who just wallowed in warfare," said Thomas Heebøll-Holm, a medieval historian at the University of Copenhagen. "I'm going for a nuanced picture of humans that lived in the past. They were people just like you and me, as far as we can tell."

Ever since the war in Vietnam, there has been a growing recognition that the terrors of battle, torture, terrorism and other horrific experiences can result in a type of severe psychological distress now known as PTSD. To be diagnosed with the disorder, people must suffer from uncontrollable and intense stress for at least a month after a horrifying event. Symptoms can include flashbacks, nightmares, depression and hyperactivity.

When soldiers go to war in modern times, Heebøll-Holm said, psychologists now recognize that the stresses they encounter can lower their psychological resistance until they finally succumb to anxiety disorders. Since medieval knights faced as many and possibly more hardships than modern soldiers do, he wondered if he might be able to find references to signs of trauma in warriors who fought during the Middle Ages.

In addition to other documents, Heebøll-Holm focused on three texts written by a 14th-century French knight named Geoffroi de Charny, who was also a diplomat and trusted adviser to King John II.

No one knows for sure why Charny wrote the documents, whose translated titles included "The Book of Chivalry" and "Questions Concerning the Joust, Tournaments and War." The most popular theory is that they were part of an effort to create an ideological program for the royal French chivalric order that would rival the British equivalent.

Though many of these texts have been thoroughly analyzed already, Heebøll-Holm was the first to look between the lines through the lens of modern military psychology. And while it's hard to ever completely understand a culture that was so very different (and far more religious) than our own, Heebøll-Holm found a number of examples that would suggest at least the potential for trauma in medieval knights.

Among his writings, for example, Charny wrote:

"In this profession one has to endure heat, hunger and hard work, to sleep little and often to keep watch. And to be exhausted and to sleep uncomfortably on the ground only to be abruptly awakened. And you will be powerless to change the situation. You will often be afraid when you see your enemies coming towards you with lowered lances to run you through and with drawn swords to cut you down. Bolts and arrows come at you and you do not know how best to protect yourself. You see people killing each other, fleeing, dying and being taken prisoner and you see the bodies of your dead friends lying before you. But your horse is not dead, and by its vigorous speed you can escape in dishonour. But if you stay, you will win eternal honour. Is he not a great martyr, who puts himself to such work?"

NEWS: Gladiator Chews Out Ref From Grave

Charny showed no signs of instability, Heebøll-Holm said, but he repeatedly expressed concern about the mental health of other knights. And there is no doubt that medieval knights suffered a lot, said Richard Kaeuper, a medieval historian at the University of Rochester in New York, who has translated and written extensively about Charny's "Book of Chivalry."

Tales from that era include all sorts of gruesome details, Kaeuper said. Many tell of warriors vomiting blood or holding their entrails in with their hands. One mentions a Castilian knight who gets a crossbolt stuck up his nose in his first fight. Another tells of a fighter getting slashed by a sword through his mouth. Again and again, there are references to bad food, uncomfortable conditions and relentless fighting.

After so many centuries, though, it can be challenging to interpret old texts, said Kaeuper, who was intrigued by Heebøll-Holm's theory. Part of the problem is that knights never psychoanalyzed themselves, at least not in print. Instead, they either offered advice to other knights about how to act in various situations or they simply recounted events.

One of the biggest differences between now and then, Kaeuper added, is that medieval knights were usually born into their elite and noble order, and they were trained from a young age to think of themselves as warriors who fought in the name of Christianity. Modern soldiers, on the other hand, often leave a very comfortable life for one of violence and trauma.

Knights "were not civilians who were suddenly thrust into this," Kaeuper said. "I think that makes a difference."
恐怖や後悔などなく、勇敢で忠誠心あふれ、戦う騎士達。

イメージ的なものが先行しがちだけれど、当時の人達が書き残した文書などを現代の心理学からみると、少なくともトラウマ等になっていると思われるものがあるそうです。

当時の騎士は、生まれながらのエリートとして、高貴な階級に属し、自らもキリストの名の下に戦う兵士として若い頃から訓練されているのが、現代との最大の違いとか書かれてますね。

そりゃ現代の兵士とは、そもそものところ矜持等、志が違うのでしょう。

まあ、いろんな意味で現代よりは抑圧が強く、刺激的な時代ではあったのでしょうけど・・・・。
posted by alice−room at 21:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 【ニュース記事B】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月21日

プレゼントでもらった写本

rootofjesus.jpg

今日はあいにくの寒い雨でしたが、お誕生日のプレゼントに写本のリーフ(複製)を買ってもらいました♪

本物も去年、株で損した金額を考えれば、何個か買えたのでしょうが・・・今は駄目。
あ〜確定申告して損失繰り越さねば・・・・面倒くさい(涙)。

それは置いといて。
複製品ではありますが、日本ではこういうの売ってないからなあ〜。ドイツの工房で作られたもので、装飾用に使用されているのは、本物の金です。

どこぞの美術館のスーバニール・ショップで売っているものよりは、はるかに良い物かと。装飾写本の複製としては、値段も手頃だしね。かなり気に入ってます♪

上記のは『エッサイの根と磔刑』の装飾写本の一葉で、説明を読むと、ストラスブールのドミニコ会修道院のもので1253-60年頃のものとされるそうです。

サン・ドニやシャルトル大聖堂に描かれた『エッセイの樹』をすぐにイメージしました。時代的にも非常に近いし、そこから意匠の影響とかがあったんでしょうね。実に、興味深いです。ふむふむ。

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もう一つは、定番中の定番、『いとも豪華なベリー公の時祷書』の中の一葉です。
綺麗ですよね♪ 金の装飾部分が反射して、どうしてもうまく取れないのですが・・・肉眼で見ると、いいのですよ〜これがまた!

早く本物が買えるようになりたいもんです。
つぶした会社の資本金や運転資金があれば・・・まあ、しゃーないですが・・・・。

一昨年か、シャンティイ城のコンデ美術館に行ったけど、ファクシミリ版しか公開してなくてねぇ〜大変残念でした。まあ、事前に知ってましたけどね。フーケの時祷書があったら、それで我慢できたし。

今後は、モーガン・ライブラリーだけど、イスタンブール行った後だろうから、もうちょい先の話だね。

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お昼に私はふわふわオムレツを食べながら、ツレはカルボナーラを食べながら、プレゼントのリーフを眺めて、しばし至福の時を味わいました。

昔懐かしい洋食家さん系ですが、店内も落ち着いた雰囲気でゆっくりと寛ぎました。

そうそう、これ見ながら、現在読んでいる「バラの名前」の関連本の話などは楽しかったかも?
映画が有名で、映画を見て、原作を読んだという人は多いものの、世界的なベストセラーにもかかわらず、最後まで読了できた人がほとんどいない・・・・とかね(笑)。

まあ、読了できた私もどこまで理解できていたか実際は微妙なんでしょうが、写本のリーフと読んでる本のタイミングが良過ぎ(笑顔)。

もう少しで、関連本も読み終わるので後ほどまた書評書きますけどね。

しかし、今回は特に嬉しいプレゼントとなりました♪(満面の笑み)

そうそう、去年の年末にもプレゼントもらったので一緒に載せちゃおう。

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けいおんの映画化記念なのかな?チロルチョコとのタイアップ製品。
けいおんの缶の中に、けいおん包装のチロルチョコ。なかなか可愛らしくて楽しいです。

以前、エヴァとかもやってたと思いましたが、チロルチョコも頑張ってますねぇ〜。

さて、今週は急に降って湧いたような仕事で、〆切、来週月曜までとかふざけたことを言われましたが、週後半、周囲の人に無理繰り仕事を負担して頂いたおかげで、なんとか期限までの見通しが立ちました。

なんだかなあ〜、来週異動希望出すか?
少なくとも私が今の部署にいない方が属人的な仕事の問題面が表面化し、会社にはかえっていいのかもしれない・・・以前は、逆に考えていたのですが、最近は現状の延長線上の弊害が目についてならない。

どうにもならないが、それでも少しでも良くなるようにする努力だけは意地でも継続しなければならない!! 劣化の速度をまず遅らせて可能な限り、修復を試みる。まずはそれからかな。

とりあえず、しょうもない必須資格は全部取得できたので、今年は将来の事を考え直して、努力する方向性を軌道修正すべきと思わずにはいられない年初なのでした。

いろいろと思うところはあるものの、今年は良い誕生日でした!
明日からも元気に頑張ろうと思う私でした。

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「The Golden Age of Dutch Manuscript Painting」James Marrow  George Braziller社刊
「中世彩飾写本の世界」内藤裕史 美術出版社
「Les Tres Riches Heures Du Duc De Berry」Jean Dufournet
「美しき時祷書の世界」木島 俊介 中央公論社
「The Hours of Catherine of Cleves」John Plummer George Braziller
「ケルズの書」バーナード ミーハン 創元社
薔薇の名前(映画)
サン・ドニ大聖堂4〜フランス(20100625)
「ロマネスクの図像学(上)」〜メモ
posted by alice−room at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 【備忘録C】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする