一昔前の仕事のやり方を、わざわざまとめて本にしています。書く本人には、整理になるからいいが、出版する人の気がしれません。恐らく、全然売れてないと思います。
理由。若手が失敗したら、上司を飲みに誘えって! はあ~? 時代錯誤もはなはだしい。
商談中、相手が腕を組んだら、乗り気じゃないとか、前方に体を傾けてきたら、関心があるとか・・・・女性誌の恋愛術じゃないんだから、そんなのをいちいち意識しないと分からないような人物に、商談ができるのでしょうか?
逆にそんなんだったら、何も考えずに100人と商談すれば、自然と身に付くでしょ。つかなかったら、やる気がないか、致命的に能力不足で欠陥があるかのいづれかでしょう。
仕事のやり方を忘れた時に、新人が上司にいう台詞として「恥をしのんでお聞きしますが・・・」はあ~? なんて余計な枕詞入れんの?
「すみません、やり方を忘れてしまいました。お忙しいところ、申し訳ありませんが、もう一度教えて下さい。」
これでしょ、本来は。似たようでいて、全然意味が違うんだけど・・・。
あまりにも異様でおかしいところだけピックアップしましたが、執筆者の良識を疑う場面があるのでもし読むなら注意を!
基本的には間違ってませんが、無知で想像力の欠如したゆとり世代の学生の就活レベルの内容です。つ~か、『成功』とかなんとかいうのはおこがましいです。
5分で頁めくって、特に何もないね。という水準でした。私は、通勤電車内だったので30分ちかくもかけて読んじゃいましたが・・・。
【目次】図解 成功のルール―ナンダ、出来ることばかりじゃないか!できるビジネスマンがかならず守る34ケ条(amazonリンク)
1 人間関係これさえつかめば合格点
2 誰でも仕事で成功できる
3 上司も教えてくれない時間管理術