そういえば、私が以前バイヤーやっていた時も京都の念数屋さんで400年ぐらい前から続いているところがあったなあ~。別の会社は霞ヶ関の土地を三菱に売ったというかつての大地主さんがオーナーだったり・・・。日本って、本当に凄い!!
でも、そんな歴史のある会社がたかだか少し前のバブルごときで経営が行き詰まり、身売りしちゃうなんて・・・なんとも残念。伝統に裏打ちされた技術力やノウハウなんかはたくさんあるんだろうし、なんとか再生して欲しいもんです。営業譲渡先が高松建設って・・・。う~ん、こちら自体も財務力が怪しそうだが???
とにかく、記事を読んでて大変気になったのでメモ。
高松建設、日本最古の建設会社・金剛組から営業譲渡
【以下、転載】
中堅ゼネコン(総合建設会社)の高松建設は14日、寺社建築の金剛組(大阪市)から来年1月に営業譲渡を受けると発表した。譲渡額は未定。創業1400年余で日本最古の企業とされる金剛組は特別清算する見通し。高松建設は11月に設立した同名の新会社を受け皿に、1月16日付で社員や受注済み工事、負債の一部を引き継ぐ。
新会社の社長には高松建設の小川完二副社長が就いた。金剛正和社長は旧金剛組の清算とともに退く見通し。高松建設は老舗企業からの営業譲渡でブランド力の向上につなげたい考えだ。
金剛組は聖徳太子が四天王寺(大阪市)を建設するため百済から招いた宮大工が578年におこしたとされる企業。バブル期の土地購入で借入金が膨らみ、自力再建が困難な状況に陥っていた。2005年4月期の売上高は約75億円。 (23:34)
関連サイト
株式会社 金剛組