
何本かACCESSやEXCELでマクロやVBAを作って、ようやく少しVBAが分かってきた感じの私が、もうちょっと細かいことをいろいろ知りたい!&プログラムとしての処理の基本をきちんと押さえておきたい!
そう思って、探し出した本です。
本当の初心者、入門者には敷居が高い本になってしまうかもしれませんが、実際にいろいろ作っている方には、もう一段高いレベルの力をつけられる良い本です。
第1章は、初心者を卒業しているなら、知っていて当然のことばかりですが(私も知ってたぐらいだし)、実によくまとまっていて基本の再確認ができます。おそらくたいがいの入門書はこの1章レベルまでいきません。
2章以降は、それぞれの項目毎になっていて全てを目を通すもヨシ、必要な時に必要な部分について参照する使い方もヨシで自由な利用ができそうです。私は、2章ぐらいまで全部読んで、後は、使いそうな部分や面白そうな部分を拾い読みしているところです。
実際、紙面も大きい上に見易い色使い、説明自体も分かり易くて結構気に入りました!
解説しているスキルも初級後半から中級以上と言ってもいいかもしれません。 on error resume next や on error goto 0 といった基本的なエラー処理やworksheets と sheets の違い、range や cell での指定のの違いなども実に分かり易いです。
ctrl+jで自動メンバ表示機能とか些細なことですが、知っていると大変便利なことも情報として、きちんと紹介されています。(私、悲しいことに知らなかった・・・)
なんとかマクロやVBAは作れるものの、あと一歩の基礎+αを求める方には、最適ではないでしょうか? ただ、office2007が基本なのがねぇ~。会社も自宅も2003しか使ってないので、ちょっと残念ですが、2003以前のものへの対応関係も含めて、一緒にきちんと説明してあるのであえて気にしなくても大丈夫です。
買って正解だった一冊ですね! 入門書の次に買う本だと思いました。
【目次】Excelの極意(6) 「VBA」を極める(amazonリンク)
第1章 マクロ作成の基本テクニック
第2章 セルや行・列に関するテクニック
第3章 シートに関するテクニック
第4章 ファイルに関するテクニック
第5章 シートフォームの設計テクニック
第6章 カスタムダイアログの設計テクニック
第7章 データ操作に関するテクニック
第8章 印刷その他に関するテクニック
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