結構、辺鄙なとこにあって交通のアクセス悪いんだよねぇ~。日曜日に行ったので全くバスが通っていない(一日に2本ぐらい?)。泣く泣くタクシーで行く事に。片道で3700円は痛いっす。往復のタクシー代だけで約8千円弱って・・・。電車代もそれなりにいったし、金曜日一日で10万円以上も株で損した我が身には、こたえます。ふう~。
まあ、巡礼のご利益でも期待して頑張ります(笑顔)。

これは、笠森観音への道中にあったは子授けのご利益のある楠。

真ん中に穴があいていて、潜り抜けられるようになっています。赤ちゃんが産道を抜ける様子になぞらえているんでしょうね?おそらくは。

三十一番目の札所、笠森観音の山門です。

そこをくぐると、こ~んな感じでニョキニョキっと上へ向かって建てられています。昔は国宝だったそうですが、現在は重要文化財になっているそうです。建築様式は日本唯一の「四方懸造(しほうかけづくり)」。
観音堂の建立は後一条天皇の勅願で1028年だそうです。約千年前ですが一旦は消失したようで現在の建物は安土桃山時代頃のものだそうです。

見て下さい。この急な階段。靴を脱いでサンダルに履き替えてから、登っていくのですが、かなりの恐怖感があります。見た目より、えぐいです。一応、高所恐怖症気味なもんで・・・。

上に上り詰めると軽くめまいがしましたが、すぐに慣れてきます。付近に遮るものもなく、大きな岩の上に更に高く作られているので見晴らしは最高に良いです♪

樹木に囲まれていますけどね。

京都の清水寺のような木組みですよねぇ~。ふう~。
とりあえず、気になっていたのが見れて満足です。でも、正直金と時間をかけて行くほどのものかは微妙ですね♪ 一度行ったら、二度行こうと行く気にはなれません。あまりにも不便過ぎ~。
「奇想遺産」という本でもここが出ていたので期待が大き過ぎたのかもしれません。そんなたいしたものではないです(失礼!)。

帰り道。大きな岩をくり抜いて作られている道です。両脇がまさに岩、岩、岩。鎌倉の切通しみたいです。これも参拝用に昔の人が作ったのかな? 凄い労力かけてますねぇ~。
人の信じる力は、無限ですね。ふむふむ。
さて、熊野古道でも歩くかな? それとも異国の世界遺産でも尋ねるべきか? 株が上がってくれないと、旅行にもおちおち出掛けられません。困ったもんだ!!
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「奇想遺産」鈴木博之/藤森照信/隈研吾/松葉一清/山盛英司 新潮社