
複数のブックを開いた時に、異なるブック間でのデータのやり取りの方法を探していた時に目に付いた本。
Windows("Book1.xls").acitivate
この部分だけ興味があったんだけど、たいした説明もなく、あまり意味が無かった。
他の部分も流し読みで一応は目を通したが、この本は駄目!
基本事項の説明が適当で、厳密でないし、分かり易くも無い。基礎が分かっている人を対象にしている・・・とのことだが、本書のどこが応用的な要素か分からない? 全体的なレベルもかなり低い。
そもそもモノクロで見難い上に、ダラダラとコードが書かれているだけで表現上の工夫らしい工夫も見られない。手を抜いているとしか言えません。
その顕著な部分が応用編。ご自分が過去に作ったものをただ示して、実践例とはあまりにもふざけてません?
ほとんど工夫もしていないうえに、あえて抽象化して、教材用に厳選して素材を使うとかじゃないんですよ。ただのサンプルソース(低レベル)をさらしてるだけで、なんの利用価値もないんだもん。呆れ果てました。
自分で作ったVBAの方が、正直使えるのではないかと思う。申し訳ないが、もっと工夫してるよ、私ごときでも。
少なくとも本書でVBAを身に付けることなんてできないし、完全な時間の無駄でしょう。先日読んだ「Excelの極意(6)「VBA」を極める」 の方がはるかに役立ちます!!
【目次】実践VBAマクロプログラミング―Excelの効率を大幅アップ! (I・O BOOKS)(amazonリンク)
第1章 VBAマクロの基礎
準備
基本的なマクロ例「セル操作」
マクロの編集
ステップアップ「記述によるマクロ作成」
関数
実行方法「3つの方法」
第2章 実践マクロへの準備
繰り返し命令
変数の型と定義
文字の加工
リスト・ボックス
CALL文
その他のマクロ
マクロを補完するexcel関数
便利な操作
第3章 応用編―西体育館受け付けマクロの解説
西体育館受け付けマクロの概要
最初の計画
実践マクロの紹介
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