2008年12月14日

「ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する」島田 紳助 幻冬舎

タイトル、サブタイトルは(出版社がつけたのだろうが)正直センスを疑う。でも、中身は読んどいて悪くない本。

あれだけ売れっ子のタレントが原稿を書いてるわけないので、私的なうがった見方だと、本人が口述したのをテープ起こし&ゴーストライターが体裁整えて本にしたものだと思う。

しかし、何かの経済誌で島田伸介氏の講演したDVDを非常に高く評価した経営者のコメントを読んで、興味を持っていたものの、DVDは高いし、時間もかかるので代替物として本書を読んでみました。

いやあ~TVでの抜群な会話センスだけではなく、経営者として成功する資質を本当にお持ちであることがよっく分かりました。

何よりも、徹底したリサーチとそれを元に新しいものを生み出す力。既存の概念や枠に捉われず、自分自身の頭で考えて、合理的だ、いける、と思ったら、それをやりぬく実行力(他人を使う場合でも同様)は、まさにベンチャー経営者だと思いました。

正直、私にはまだ部分的にしか達成できていないことを痛感させらました。

そして何でもそうなのですが、そういったどんなことよりも一番大切なこととして、『情熱』『信念』これこそが成功の肝なのでしょう。

平易な内容で、きわめて薄い本ですが、本質的なものは、これで十分でしょう!! 虚飾にまみれたもっともらしい経営指南書を読むぐらいなら、本書の方が役に立つでしょう。まずは、情熱を持って、行動ですね。
ビジネスとして成立させるためには、どんなに常識はずれであっても、合理的でなければならない。常識はずれというのは、世間や業界の常識に反しているということを意味しているだけであって、理にかなっていないという意味ではない。
 もっと言えば、業界の常識というものには、一般人から見れば不合理な、理屈に合わないものがたくさんあるのだ。その常識に惑わされずに、どうすれば成功するかと自分の頭でよく考えた結果として、常識はずれのビジネスが生まれるとだけのこと。成功している人は、最初から常識はずれを狙っているわけではない。
顧客満足度より従業員満足度
従業員が満足して働ける環境を整えれば、サービスの質は自然に向上し、その結果としてお客さんの満足度も高まる。
  ↑
本人の幸せと会社の業績が一致すれば・・・従業員はプライドを持って心から会社の為に働こうと思う。
・・・
人は自分の幸せのために働いている時、肉体的にも精神的にも一番力を発揮できる。
ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する―絶対に失敗しないビジネス経営哲学 (幻冬舎新書)
【目次】
第1章 みんなが幸せにならなきゃ意味がない
人の心を動かすアイデア
危険な成功の錯覚
常識はずれを合法的に考える
顧客満足度より従業員満足度
職場に恋人がいたら仕事が楽しくなる
人と人がつながり、チームが生まれる

第2章 常識破りで魔法のアイデア
タレントの店はなぜつぶれるのか
会員制で薄利多売を可能にする逆説的成功システム
フォークソングバーのアイデア
自分の成功が偶然でなかったことを証明するために
石垣島の北端にある喫茶店
単純なコピーは、オリジナルを超えない
初公開!今、考え中のアイデア
アイデアの基本は、客としての素直な目
どれだけ興味を持てるかが成功のカギ

第3章 仲間こそが宝物
冒険の入口まで連れていくのが僕の仕事
夢と冒険
いい子は幸せにならなくちゃいかん
天現寺のお好み焼き屋『のろ』の例
新しいビジネスを始めるなら素人と組む
同地区に同業種の店が増えれば客も増える
他人のために力を出せる心の熱い人間
こいつを男にするという気持ちが出発点

第4章 お金と成功
お金は確かに便利なものだ
客が言う「こんなに食べてこの値段は安い」は嘘
お金の重さ
冷静でさえあれば、視野は広くなる
16歳の誕生日に親父が買ってくれたバイク
心がひりひりするような不安と、頭が真っ白になる喜び


ラベル:経営 書評
posted by alice-room at 09:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 実用・ビジネスA】 | 更新情報をチェックする
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