2008年12月16日

「とある科学の超電磁砲」1~2巻 鎌池 和馬 (著), 冬川 基 (イラスト)  アスキー・メディアワークス

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「とある魔術の禁書目録」の外伝だったんですね。実は禁書目録の方を読まずに、いきなりこっちを読んでしまったのですが・・・。

絵は今風。一瞬ネギマの人?とか思ったけど、ただ絵柄が似ているだけでした。ストーリーは非常に分かり易い。ちょい、設定がSF的ですが、大昔の「ねらわれた学園」を少し進めた管理社会という枠で、取り立てて新しいコンセプトはありません。

極めて基本に忠実なネタを、今風の絵柄で扱った学園物です。読んでいる時は、それなりに面白いのですが、どうにも古臭さを感じてしまうのは何故?

中学生が現実逃避を望む、それぐらいのレベルです。

萌え無し、エロ無し、感動無し、で、個人的にはちょっと辛いです。ユル系でもないので癒しも無いです。

ストーリーは魔法ではなくて、超能力の有無で評価される近未来的パレレルワールド。まあ、チルドレンと同様のノリですね。私的には、あちらの話のうまさを買いますが・・・。

その世界で起る数々の事件。風紀委員として、それらを取り締まる能力者(の子供達)。数十年来ステレオタイプ的に使用されたシチュですが、どう独自性を出せるかが差別化できるか否かの別れ目かもしれません。

でも~ベタベタなんだよねぇ~。

とある科学の超電磁砲(amazonリンク)
ラベル:コミック 書評
posted by alice-room at 11:01| Comment(0) | TrackBack(1) | 【漫画 アニメ】 | 更新情報をチェックする
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