
確かにいつもの延長戦上なのだけど、会話は微妙にズレているのかもしれない? 懐かしい感じなのだけど、ノリノリの域には達していない。慣れのせいか、今回の作品の故か?
万人向けではなくなっているかもしれない。本当の意味で著者独自のお遊びの方向性が出てしまい、読書の求めるものとは遊離してきたようにも感じる。
だけど、そこに戦場ヶ原がいる限り。微妙に背伸びして迫ってくる千石ちゃんがいる限り。今回出番少なくて、眼鏡っ娘の委員長ちゃん(羽川)が一番陰が薄くてもやっぱり本書は読んでおきたい作品だと思う。
阿良々木ハーレム、万歳!
あんまり書くとネタバレなんで、書けませんが、戦場ヶ原の重い独り善がりの『愛』も又良し! 羽川からの白紙チケットも欲しいなあ~。
ヤフオクでプレミアついてても落札するんだけどなあ~。まさにプラチナチケット。つ~か、ブラチラチケット。それともプラチナむかつく。ん!? ちょっと違うか・・・失礼、噛みました。(はやりそうとのことです)
とまあ、戯言は置いといて。
妹達との絡み、つ~か、技掛け合いは、妹萌え属性のない私としては、あまり面白いとは思いませんでしたが、アニメ化の話をこれでもかと自虐ネタにするあたりは・・・まあ、いささかくどいですが、大目に見たいトコでしょう。時々は面白いし・・・(上から目線)。
手放しで最高!という作品ではないのですが、このシリーズ好きなら、間違いなく、読んでおいて良いでしょう。ツンデレと委員長ちゃんが話すだけでもう十分過ぎるくらいです。私はそれだけで幸せです。
ちなみに、その二人が出てくるところだけ、2回以上読み返してしまいました。昨日は。
忍にも、いろいろ変化が出てきますのでとりあえず読みましょうね♪ またハーレムかよ・・・・とか思いつつもシチュが気になる?
常識人には、いささか毒がありますが、少し病んでればとっても幸せに楽しめるラノベです。美味しい毒は、じわじわまわってくるものです。皆さんも楽しみましょうネ(笑顔)。
偽物語(上) (講談社BOX)(amazonリンク)
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「化物語」上・下 西尾維新 講談社
「傷物語」西尾 維新 講談社
>懐かしい感じなのだけど、ノリノリの域には達していない。
確かに、そんな感じですね。
面白いことは面白いのですが、今回はちょっとノリが悪いような気がします。
しかも、あんな終わりでよいのか、というくらいあっけなくカタがついてしまいました。(笑)
一般的な小説の展開を壊しているので、或る意味西尾維新らしいのかもしれませんが。
『化物語』を読んだ人向けのファンブックだと思いますが、下巻も買う予定です。
おっしゃられる通りですね。本筋がおまけで、落語とかなら枕に当たる部分こそが、この小説の魅力かもしれませんね。
でも、読まずにはいられないんですよね。ファンブック…なんとも的確な表現だと思います。それでも、続きを読まずにはいられないのが、西尾さんの凄さなんだと思います(笑顔)。
最初下巻だけの記事にしようと思ったのですが、何故か上下まとめた記事になりました。(苦笑)
どちらかというと、上巻の方が面白かったような気がします。
ご存じかもしれませんが、アニメ版『化物語』の公式サイトで、PVの第2弾が公開されています。
結構、良い感じですね。放送開始が待ち遠しいです。
TBさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
TB有り難うございました。