2006年01月14日

「ローマ・愛の技法」マイケル グラント,マリア・テレサ メレッラ 書籍情報社

これもamazonに書いたレビューより転載。

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古代ローマ遺跡から発掘されたエロティック・アートで図解入れつつ、この本の主題は、愛は相手を「愛しい」と思う気持ちよりも、それを表現する方法がなければ、意味がないことを立証することなのか?(笑)

古代ローマの大詩人オウィディスの著書から、引用しつつもその内容が今現在の若者の雑誌に出てくるSEXハウツーものと殆ど変わらず、そのまま使えそうなのが非常に面白い。時代にかかわらず、男女の恋愛間には打算と演技の重要性を認識せずにはいられなくなる。

それが故に、逆に真実をするどく突いている事は疑いがない。妻帯者以上に、無聊をかこつ独身者には欠かせない一冊(!)。もっともこの書に基づいた結果は一勝一敗であるので個人的に効果は保証しかねるが・・・。 ローマ文学や芸術を愛するなら、こういった方面も含めて真のローマ文化を理解するのに役立てるのも粋ではないだろうか??? 

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う~ん、一勝一敗とは覚えがないんだけど…???(苦笑) 一笑一杯(笑って酒を一杯飲む)の間違いだろうか…と逃げておこう。でも、この本は古来の恋愛のハウツー本として非常に有名であちこちに引用されているのも事実。とりあえず、押さえておくと他の本を読む時にもああ、あれね!と知ったかぶりができるかもしれません。教養のある人に見られたいエセ教養人には向いているかも(皮肉か~い? 笑)

でも、誠実さだけで愛を勝ち取れると誤解している現代のAボーイ(秋葉ボーイ)達には、こういう本を読ませた方が良かったりして。電車男は、どちらかというと消極的な棚ボタを待っているような気もするしなあ~。誠意や好意は行為で示さなければいけないというのは、時代を問わず、普遍の真理であることが分かりました。さてさて、成果はいかに?

ローマ・愛の技法(amazonリンク)
posted by alice-room at 00:00| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 歴史A】 | 更新情報をチェックする
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