京都散策シリーズ~祇園祭2_山鉾巡業(20090717)
京都の翌日は、いざ奈良の談山神社へ。

奈良の交通の要衝、桜井市からバスでおよそ26分ほど。ひたすら山を登っていくと、現在でもかなりの山中で周りに何もない状態。
だてにクーデター『大化の改新』の陰謀を練った場所ではないです。これなら、秘密は漏れないでしょう(笑顔)。
紫陽花がまだまだ綺麗に咲いていました。

後醍醐天皇寄進の石灯籠。1331年の刻銘のある重要文化財ですが、時代がかっていて、いい味わいです。

末社、総社本殿。928年の勧請で天神地祇・八百万神をまつる日本最古の総社。こちらも重要文化財。


井戸にはふたがされているが、竜が出現したそうです。

けやきの一木造り。かなりの大きさで福禄寿だったと思う。

談山神社のご祭神は、藤原鎌足公。確か、こちらがそうだったかと・・・記憶が既に怪しい?
飛鳥の法興寺(今の飛鳥寺)で蹴鞠会(けまりえ)があったとき、中大兄皇子(後の天智天皇)と知り合い、 645年、二人はここ多武峰の山中に登って、「大化改新」の談合を行いました。 後にこの山を「談い山」「談所ヶ森」と呼び、談山神社の社号の起こりとなったということです。

秘仏・談峯如意輪観音像。たまたま特別公開中でラッキー♪
この観音様は左足に傷の跡があり、足関係の病気にご利益があるそうです。

伝運慶作の狛犬。

三十六歌仙の額がぐるりと掲げられています。

こちらは、まさに目力のアリアリです。歌舞伎のアレみたい。

こちらのお守りは、お土産の一部になりました。伏見稲荷のお狐様と役割分担 or 相乗効果あるかな?・・・なんか違うけど・・・。
こちらへ続く。
奈良散策シリーズ~談山神社2(20090718)
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