2009年08月22日

「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん6」入間人間 アスキーメディアワークス

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ひっさしぶりに、まーちゃんが出てきます。やった~(拍手!)。

駄目駄目人間を素で実践し、もうこの人も要らないジャン・・・とか、読者が思ってしまうような恋日先生のニートで怠惰な日常なども。そういやあ~私の周りにもいるんだよなあ~。

時々、私自身がそれに限りなく近くなることもあるし・・・。でも、私がたまにしてたように、国会図書館に籠もるとかの方が似非(えせ)インテリゲンチャぽくね?(苦笑)

まあ、いいんだけどね。

長瀬も出てくるし、こーた君も出てくるし、おっ、この作品、もう締めに入ってる?既に死ぬ間際の走馬灯状態とか?ってか?

いつのまにかコロバインなんとかになってしまう本編と、それに同期せずに全然違うような話がパラレルで進行していきます。どっかで交わるんかい?と思いつつ、少なくとも今回は並行のまま地球を7回転半ぐらい回ってしまって意味ないような・・・。

今回は、まーちゃんへの慣れもあるのですが、大変普通なのです。普通にちょっとばかし頭が軽い感じで素直、だけど自己中。そ~んな可愛ければそれでOK的な女の子の型ではまっちゃいそう。

もうちょい、壊れてるけど純真なまーちゃん像を期待してたのでその点は少々物足りない。かえって、まーちゃんやみーくんを取り巻く周囲のその他大勢のモブの人達が、壊れてるので目立たないんですよ~残念!

ただ、ただ・・・・
最後の最後で驚愕の嵐。だって、えっ、このまま死んじゃうのって困る・・・。つ~か、唐突過ぎて読者が若干一名ついていけてません、先生。

だって、死んだらストーリー終わっちゃうじゃん。いや、これで終りって、形では結末になるのかもしれんけど、久々にエヴァ的な、一瞬記憶が飛びそうな気がしたぞ。あん時は、ネットで放浪しますと書いたきり、旅に出ていたが・・・なんだかなあ~若かりし頃の私(ハズイ)。

マジに読んでいてかなり焦るんですけど・・・。冗談はよしといてくれぇ~。

だが、まだ続刊が出ている事を思い出し、やっと一息つく。いやあ~リアルタイムで読んでいたら、かなりダメージを受けてしまうところでしたよ~。仕事さぼりたくなっちまうぜい。

さて、7巻を読んでみないと分からないが、どうなったんだろう?弾丸の軌道が捻じ曲げられて、稲沢とか撃たれてしまえば、わたくし的HAPPY END ですが難しいかな? 「ファティマの第三の秘密」のようにPOPEの命を救うために、聖母が弾丸曲げたって言われてるぐらいだから、ありっしょ!

と、脳内ストーリー(妄想とも言う)を積極果敢に展開するものの、どうやっても救われないし、救われたら、それはそれで不自然だったりするような・・・。

リアルまーちゃんモドキが欲しいなあ~。暑い夏は、一緒に部屋でごろごろしていたい。つ~今日この頃の感想なのでした。

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん〈6〉嘘の価値は真実 (電撃文庫)(amazonリンク)

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posted by alice-room at 07:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 小説B】 | 更新情報をチェックする
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