2009年08月30日

「よくわかる最新Oracleデータベースの基本と仕組み」水田巴 秀和システム

確かにどこに行っても oralce はDBの定番となりましたし、今の職場でもデータウェアハウスは、オラクルですが、正直私は、直接中をいじくったこと無いんですよねぇ~。

だから勉強しようと思って、流し読みしました。(情報古過ぎなんだけどね。現在3版まで出ているから、良かったら最新を買おうかと思ってた)

データベースとしての基本部分を知っている事が前提。本書だけ読んでも基本が分かっていないと意味無いです。

ただ、知っている機能や仕組みがoracleだとこうなんだ~と確認するぐらいしか使い道ないです。かなり執筆者がoralce寄りの礼賛・信者様で他社の製品と比較して、oralceの長所は挙がっているけど、欠点が挙がっていないので、客観性はないです。oralceのひも付き本なんだろうなあ~。

どんな製品にも一長一短があるわけで後は、利用者が自分の使用目的に合わせて、それを評価すべきなんでしょうが、oracle使っときゃ間違い無し的な文章は、違和感を覚える。

あとね、当たり前なんだけど、oralceのみの説明でDB一般的な説明がほとんどないので、oralceの有料マニュアルの域を出ません。

手元に製品がないと、読んでもあまり意味ないし、いじりながらでないと説明はシンプルでも感覚的に理解できません。

机上の空論を読んでも、役に立つものはないです。

あと、図解・・・というけど、今時このレベルで図解とかいうほどではありません。どこの初心者用でもこれ以上に分かり易い&多くのイラスト入れてますので、本書の固有の特徴ではないです。

まあ、本書読むなら、メーカーさんやベンダーさん主催の製品デモやセミナーで配布されるパンフの方がよほど分かり易いし、勉強になります。昔は、それらで特に出来の良いものを部下の勉強の資料に読ませてたしね。

最近、機会がないので私の知っている情報古くなってそう。データベースセミナーとか仕事で行ってないもんなあ~。こないだまで出たのも、セキュリティセミナーで方向性違い過ぎ・・・(苦笑)。


DBと言えば、以前いた通販会社のデータベースは、よせばいいのに上司が某○SKに乗せられて、日本での稼動実績の無いものに手を出してしまい、散々苦労したからなあ~。

タイムキューブを日時のバッチで作成し、ドリルダウンやスライスって・・・あの当時流行りだったけど使えねぇ~(涙)。でもって、不良物件と化したのおいて、上司会社辞めちゃうし・・・。

後始末に苦労した私。

今の職場でも分析ツールの話があったけど・・・個人的には、あまり使えないと思っていたりする。要は分析する軸をどうとるかの方が重要でそれが決まった後、定型化した業務には使えるけど、定型化が出きたら、あとは誰でもできるじゃん!

いつもそうだけど、新しい仕組みを作ることが一番面白いし、刺激的なんだけどねぇ~。

できれば、DWH(DB)と直接連携させて、クライアントから必要なデータを自動で抽出し、そこから顧客管理につながるツールを作りたいけど、今は権限無いから、そういうことできないのが残念だなあ~。

そういえば、今までさんざんACCESS使っていてのに、よく知らなかったんだけど、ACCESSも簡単にSQL使えるだね。もっと面倒だと思っていたので、SQLは使わなかったんだけど、昨日『天啓』がありまして気付きました!!

よし、明日以降はSQLでACCESS いじってみようっと。しばらくはSQLの勉強へスィッチしよう。
【目次】
Oracleの概要
リレーショナルデータベース
SQL
データベースオブジェクト
ユーザーと権限
データベース構造と領域管理
データアクセス
メモリ構造とプロセス
Oracleとネットワーク
分散データベースアーキテクチャ
データの保護の仕組み
データベースの運用と管理
データウェアハウス
高可用性
コンテンツ管理
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posted by alice-room at 09:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 実用・ビジネスB】 | 更新情報をチェックする
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