2009年09月08日

「簡単に、単純に考える」羽生善治 PHP研究所

情報に関する話が大変興味深かった本の著者、梅田望夫氏との対談本などで共通する認識を語った記事などを読み、一度羽生氏の本を読んでみようと思っていました。

日経とかあちこちで「勝ち続ける力」の書評も見ていたのですが、たまたま手近にあった本書をまず読んでみました。

で、感想。
う~ん、微妙・・・というのが率直なところですね。時々、自分の感性に引っかかるものがあるのですが、しっくりこず、それが自分の中の経験や今後の行動へ生かす為に展開していけません。

種は転がっているけど、その芽が出せないようなもどかしさを覚えます。本書だけなら、読むだけの価値を感じませんが、気になるのでもう何冊か読んでみようと思います。

気になったものメモ:
「キス・アプローチでやれ」(”keep it simple,stupid”)
・・・本質を押さえて、ポイントだけ単純化してやる(=抽象化)。という理解でいいと思います。あと、複雑化した問題に対して、部分毎に切り分け、シンプルになった部分を解決することで、全体の解決へつなげるアプローチでもあるでしょう。

徹底して、実際の現場で数をこなして経験すること。その延長線上にようやく到達しえるもの。
1)大局観=思考の過程の省略
・・・本質を見抜くことで、最善の行動を行う。
2)論理的な思考を直観へと昇華させることが重要である。

「素人のように考え、玄人のように実行しろ」
・・・パターン化した既存の枠内から出た自由な発想をし、その発想を実現させる為のプロとしての方法論で実現する

ネガティブな結果はポジティブ。
・・・現状でできないということは、新たに何かが必要であることを言っている。その必要なものを確保できれば、できるということでもある。
【目次】
第1章 経験、先入観のないことが武器になる(羽生善治×二宮清純)(
第2章 論理思考、感性を昇華したものが創造力である(羽生善治×平尾誠二)
第3章 簡単に、単純に考えるだけで、鮮やかに解ける(羽生善治×金出武雄)
対談を終えて―勝負をあきらめない勇気が、直感を導く(羽生善治)
簡単に、単純に考える (PHP文庫)(amazonリンク)

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posted by alice-room at 22:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 実用・ビジネスB】 | 更新情報をチェックする
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