おおかたの人達同様、お目当ては、伊東若冲の動植綵絵。皇居の三の丸尚蔵館蔵での展示の時は、一部の回しか観に行けず、大変悔しい思いをしたのでとっても楽しみにしていました。
連休中日の日曜日だったので、みんな外出しているかと思ったのですが・・・甘かったですね。10時頃に着いていましたが、結構、混んでいます。ただ、列はほとんど待たずに入れたのはぎりぎりセーフかな?
でも、中に入るとやはり密集しています。特に若冲の動植綵絵が始まるところは、いきなり渋滞状態。
室内は異様に温度が上がり、観ていて酸欠状態になりました。ぷはー。
でも、大嫌いな人混みであっても観に行くだけの価値がありました。観た事の無い作品もいくつかあり、本当に行って良かったです。何度観ても鳳凰図は、尻尾のハートマークも含めて素敵ですね♪
色使いの独特の感性は、他の方の描く鳳凰では観られません。
あと、貝甲図とか海の生き物達や川辺の生き物達の姿も大好きです。緑基調の色彩がなんかいいんだよねぇ~。そこはかとなくユーモラスでいて、丹念に&丹念に描き込まれた感じがなんかイイ♪
会社さぼって、平日の午前中にもう一度行ってもいいくらい。それぐらい、気に入りました。相国寺の時にも行きたかったんだけどねぇ~。う~ん、残念でした。
まあ、なにはともあれ、観れて満足。
そうそう、小栗判官絵巻。行く前は全然気づいていなかったのですが、これはデフォルメが実に効いていて、しかもこの力強さは、何者だ~!
あまりの人込みで他の作品は、結構スルーしていたのに、これだけはさすがに目が留まりました!!
今、このブログを書き始めるまで気づかなかったのですが・・・うっ、愚かな私。あの岩佐又兵衛の作品なんですね。大いに納得!
皮膚病に冒されたまま、連れて行かれる描写もなかなかですが、圧巻なのが、なんと言っても閻魔大王のお姿。これは、迫力満点です。
いやあ~。これはお薦めでしょう。
若冲と又兵衛見れば、それだけで元が取れた感じです(笑)。まだ行ってない方、会社休んで是非、混む前に行きましょう♪ 超・お薦めです。
関連サイト
東京国立博物館 展覧会サイト
小栗判官 wikipedeia
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2009年10月12日
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