2009年10月24日

「証券化のしくみ」井出保夫 日本実業出版社

たまたま目についたので、復習も兼ねて20分ほど飛ばし読みしました。

日経(or 金融)新聞をちゃんと読んでいれば、分かるレベルですが、そこそこうまくまとまっています。「金融ビジネス」とか雑誌の方が、はるかに役立つし、使える内容が書かれているのは当然ですけどね。

ただ、本当に初心者向きの入門書の為、本書を読んで役に立つ読者対象者って誰?とか素朴な疑問が頭をよぎりました。

全然、学校で金融を勉強してこなかった学生さん向きのレベルでしょうか? 私的には、本書よりもNHKスペシャル「マネー」とかの方が何百倍も有意義且つ、視覚的にも分かり易くよ~く工夫されていることを感じて感心させられました。あれは一般向きとしては、もうベストにかなり近い水準だと思います。

そちらを観たほうが、勉強にはなりますね。

本書の場合、おおまかな図示はいいのですが、もうちょい、その証券化を支える理論やそこから繋がっていく問題点などへの示唆ぐらいは欲しかったような・・・?

もっとも入門書であるからこそ、あえてそこに触れていないという判断ならそれはそれで、賢明なんですけどね。キリないし。

ただ、これ読んでもジャンクポンドわからんし、サブプライムも東京都の銀行失敗したのも分からないでしょうね。それだけは確かです。

入門書としては、悪くないのですが、読んでいて面白くない本は嫌いです。日銀の出している「わが国の金融制度」とかの方が、個人的にはなんぼかマシのような・・・?全然、内容も対象も違うけど、あれはあれで面白いですからね。

まあ、個人的には時間の無駄でした。(但し、相当昔の本であることを考慮に入れると、しかたない面も当然ありますけどね)

今日も、飲んでいてふと思ったのですが、今、金融機関にいるわけですが、全然、学生の時に思っていたのとやっていることが違うなあ~。ソロモン・ブラザーズやJPモルガンは説明会だけ出て、日本企業でMBA取らせてもらってから行こうと思ったんだけどね。

日銀や興銀落ちちゃって、一勧と大和証券受かったけど、行かずにメーカーさんで地に足をつけた経理を勉強しようと思ったのに・・・何故か情報システム部に配属しやがって!!

その後、大学院でファインスやって、シンクタンク行くはずが、ベンチャー企業のマーケティング&経営企画へ。

ストック・オプションに踊らされながら、ベンチャーハシゴして、自分でも会社作ったが、物にならなくて・・・今や細々と小銭を稼ぐ労働者。

とりあえず、日銭を稼ぎつつ、勉強時間だけは確保できるので、資本金を再度貯めて、ビジネスの種探しとそれを実現するだけのスキルを磨かねば!!

できれば、データベース絡みの経営企画っぽい仕事でもう少し経験積みたいのですが、待っていても回ってこないもんなあ~。自ら、動かねば。

もう少し、DBのチューニング等も勉強しなければだし、英語や統計もやっておかないと使えないもんなあ~と思う私でした(独白モード)。

お昼食べずに秋葉原をうろついて、夕食にビール生3杯飲んで、日本酒2杯飲んで、和食系居酒屋で飲みまくっていたのでまだほろ酔い気分の私でした。

あっ、今日中に残り30頁読めば、"THE TOYOTA WAY" 読了するんだけど・・・頭痛い・・・。
【目次】
第1章 証券化とは何だろう
第2章 いま、なぜ証券化なのか
第3章 証券化の基本的なしくみと手順
第4章 最もむずかしい不動産の証券化
第5章 さまざまな証券化商品の実例
第6章 証券化に必要なインフラ基盤
第7章 証券化に必要な金融数学
第8章 証券化の今後はどうなる
証券化のしくみ―見る・読む・わかる (入門の金融)(amazonリンク)

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posted by alice-room at 22:30| Comment(0) | TrackBack(2) | 【書評 実用・ビジネスB】 | 更新情報をチェックする
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