2009年11月02日

日本経済新聞(2009年4月28日朝刊)文化「九相図に魅せられて」

ファイリングしてたやつを整理して出てきたのでpdf化してgmailに送ったので、ブログにもメモ。

映画の「ドグラマグラ」で強烈な印象とともに記憶され、地獄絵図などを見ていても大変気になっていること。

こういうのを採り上げられる日経は、それだけでも価値あるなあ~。

さて、本題。

九相図(くそうず):
野に打ち捨てられた死体が腐敗し、白骨となって朽ち果てていく。その過程を九つの段階に分けて描いた絵画を指す。

源流は仏教の「九相観」(肉体が滅びる九つの段階を脳内にイメージし、煩悩滅却を目指す修行)に基づく。

九相図資料集成(岩田書院)。
九相図資料集成―死体の美術と文学(amazonリンク)

う~ん、この本か欲しいな。買うか?

こないだの神田の古本まつりでは、図版が少なくて地獄絵図は購入しなかったけど・・・。ちょっと高いなあ~。

西洋の死体観とは、違うのが興味深い。「天人五衰」とかのイメージとも違うのだろうけど、あちらとの関連も気になるなあ~。

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「日本絵巻大成7」小松 茂美 中央公論社
「屍体狩り」小池 寿子 白水社
「図説 地獄絵を読む」澁澤龍彦、宮次男 河出書房
ラベル:新聞 アート
posted by alice-room at 01:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 【ニュース記事B】 | 更新情報をチェックする
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