そういやあ~昔、一番最初に就職した会社でいきなりオブジェクト指向のプログラミングやるってんで、当時英語の資料しかない中、オブジェクトやメソッド、クラスやインスタンスって本で読んで勉強していたことを思い出します。
いやあ~歳くったかも?
とは言いつつも、しっくりいくまでは無理だけど、だいたいどういうことを言っているのかは、分かったりする。それとは別にeclipseとかも名称はよく聞くものの、イマイチなんだかなあ~?という感じでしたが、うん、あっさり納得。
なんというか、この手の業界の常識レベルにようやく近づいた感じですね。個人的には、分からないなりに良い刺激になりました。
抽象化レベルをあげることで標準化を可能にし、実装技術への個別の依存度を減少させ、汎用性を増して自動化達成度を向上させると共に、開発資産の陳腐化を防ぐ。
いやあ~、開発支援ツールの求めていた究極の目標がうたわれています。私が使ったことのある開発支援ツールは、頻出パターンの自動生成止まりでしたけどね。COBOLでまさに大昔でしたし。
夢のような70%の自動生成ですが、それを可能にする準備段階のオーバーヘッドがばかにならないと著者が明言されています。従来と異なる新しいやり方の導入で生じる、追加作業分との相殺で実質的な工数減少は数パーセントであろうと。
短期的には、むしろ工数が増加する場合も十分に有り得るのでしょうが、方向性としては、本書で紹介されているのは正論ですし、時代の趨勢だと思います。
何よりも面白い♪
個々の物理的な制約等に縛られない、可能な限り概念的なモデルにまで抽象化できれば、確かに、応用性は増しそうですね。そもそものモデル自体の完成度が高くて、発想の視点がその後劇的に変化しない限りは。
具体的な部分は、残念ながら、ちっとも分からない可哀想な能力の私でしたが、発想のアイデアとしては、大いに参考になりました(笑顔)。
なるほど、やっぱりこの方向性なんだと思うと共に、日経ソフトウェアとか読んでいて出てくる新しい技術仕様とかの背景自体も少し分かった気がします。
やっぱり勉強しないといけないですね! 己の不勉強を痛感しました!
先日もデータベースの本、読んでいていくらマーケティング中心でデータベースを使ってきたと言っても、これではいけないと思いましたが、本書で更に、考えさせられました。
つ~ことで、目標持たないとちっとも努力できない私は、資格試験を調べて速攻でデータベーススペシャリストを受けようと決定!!
試験対策用の本なども買い込んで、受験勉強をスタートさせたのでした。ブログの記事もそれようのカテゴリでも作るかな? 来年の4月らしいし、頑張ろうっと。
用語や規格関係の英語が散乱して、正直分からないことが多い本でしたが、本書は私にとってはいい刺激になりました。通常のプログラム作成視点とは、全然異なった視点で、参考になりました。
【目次】基礎からわかるMDA (モデル駆動型アーキテクチャ) なぜモデリングするのか?(amazonリンク)
第1章 UML基礎の基礎
第2章 モデルとモデリング
第3章 MDAとは何か
第4章 MDAの技術
第5章 事例に見るMDAの効果
第6章 MDAの将来
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