2009年11月11日

「フランスの中世美術」国立西洋美術館 1972年図録

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こないだ、神田の古本まつりで購入した美術展の図録。今から30年つ~か40年近く前に国立西洋美術館で開催された展覧会のもの。

そんな昔にやっていたんですねぇ~。私好みのやつを。

ルネサンスしか知らない人達を心の片隅で冷ややかに眺め、やっぱり知っている人は、こっちだよなあ~とか言いつつ、是非とも見たかった!!(どんな浅ましい輩だろ、私)

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でもでも、写本も結構たくさん来てたみたいだし、今でもなかなかに本では見られないモノですよ、これらって。

この上のだって、写本の装丁の板らしいけど、ずいぶんと意匠凝ってません? うわあ~見たい~!

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こちらは光の形而上学で有名なステンドガラスです。モチーフはソロモン王とシバの女王だし。

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あっ、あっ、この時祷書見たかった~!! こういうの好きなんだよね。

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これはモノクロで残念だけど、変わってますよね。

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羊皮紙に書かれた写本。う~。

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最後はローマ時祷書。

時祷書好きの私には、モナリザよりもこれらの時祷書の方がはるかに見た買ったりする。あ~、不動産なんていらないから、動産の稀覯本欲しいなあ~。そういやあ~横浜で稀覯本の展示即売やってるんだよね。観に行きたいけど、平日だしね。

会社休んでいけないし、悲しい。送られてきた目録を眺めつつ、溜息ばかり。今週だけで50万円以上も株の評価損膨らんでるし、それどころじゃないっしょ。

だのに、ナンピンで買い増す私。キャピタルゲイン獲得できたら、本買おうっと。来年六本木でやる稀覯本フェアで、是非何か買ってみたいけど・・・眺めるだけど終わりそう。

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posted by alice-room at 23:11| Comment(2) | TrackBack(0) | 【書評 美術】 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
羊皮紙に書かれた写本・・・魅力的ですねえ!

思考はエネルギーです。強く願っていれば
どこからどんな風にお宝が転がり込んでくるか
わかりませんよ~(笑)
Posted by OZ at 2009年11月12日 06:50
はい、思いは力ですね。
強く念じていれば、どこかで出会えるかも? ですね。

その前にNYのモーガン・ライブラリーへ写本を観に行ってしまいそうですが・・・・。ミュージカルと写本の旅というのも魅力的です、ハイ!
Posted by alice-room at 2009年11月12日 20:22
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