2009年11月25日

「幻の法隆寺」邦光史郎 徳間書店

TVの火サス(火曜サスペンス)とかでやっていそうな歴史的な観光名所を舞台にした推理物。ここ半年以上、TVを見ない私には縁の無いドラマですね。

書かれた時代も古いが感性があまりにも古い。推理小説にしては、平凡の域を一瞬たりとも超えられず、歴史物としては、勝手に推測だけでなんらの根拠が示されず思いつきの域を出ない。

法隆寺というよりは、聖徳太子を巡る歴史の謎解きなのですが・・・、たいしたことないかと。

悲しいです。また、歴史に絡むはずの現代の登場人物の思考パターンや行動が、カビはえてるなあ~。

もっともラノベの中でもかなり先鋭的なモノばかり好んで読んでる私には、更にそのギャップが辛かったかも?

中高年の恋愛には興味無いです。気分は未だに10代+αで成熟する気のかけらもない私ですし・・・。でも、新しい刺激が欠けてるな、なんとかしないと!

来月、舞台観た後、3日間ぐらい休み取りたいな。近場のアジアに行ってもいいかも・・・。じゃなきゃ温泉とか。

幻の法隆寺 (徳間文庫)(amazonリンク)

ブログ内関連記事
「聖徳太子鑚仰」四天王寺編 中外日報社
TNM&TOPPANミュージアムシアター「国宝 聖徳太子絵伝」in 東京国立博物館
「聖徳太子はいなかった」谷沢永一 新潮社
「聖徳太子信仰への旅」日本放送出版協会
日本最古の建設会社、1400年の歴史を持つ金剛組
posted by alice-room at 20:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 小説B】 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック