2009年11月28日

「闇の左手」アーシュラ・K・ル・グィン 早川書房

基本的にファンタジー系好きなんですけどね。ヒューゴー賞とネビュラー賞を受賞している作品ということで読んでみたんですが・・・。

う~ん、どうにも作中の世界に入り込めない・・・。感じるところはあるものの、この世界観を面白い、惹かれる・・・という感じになりません。

読んでいて、段々辛くなってきてしまいました。

読みたい本がたくさんあるし、なんか読んでいるのが時間の無駄に思えてきたので、5分の2ぐらいかな?半分までいかないうちに、読むのを止めました。

惑星間の交流を果たす為の使節が一方の主役。異なる価値観、文化、社会制度の中で、外交交渉を進めるのは、スタ-トレックとかに近しい価値観を思わずほうふつとさせるものの、なんだかねぇ~。

両性を備え持ち、一定の発情期(?)にのみ、性が顕現するのはかたつもりみたいですけど、それが興味深いものには思えなかったりする。

ノリが私の感性を相容れない感じ。タニス・リーの世界とかとも違って、どうも拒否感を覚えるらしい。素敵なファンタジーも読みたいな。最近、あまりその手のと巡り合っていないのは寂しい。

闇の左手 (ハヤカワ文庫 SF)(amazonリンク)
posted by alice-room at 20:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 海外小説B】 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック