2009年12月28日

「フリーランスのジタバタな舞台裏」きたみ りゅうじ 幻冬舎

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SE関係の会社や業界を裏側から見た内輪ネタを武器に、人気だった著者の作品ですが、本書は正直SE関係にはほとんど関係ありません。

フリーで頑張る事の大変さを伝えてはくれますが、全然面白いとも思いませんし、作家や独立したSEさん以外の話でもっと&もっと大変な話を知ってますので。

私も自分で会社作ったりしたので、それなりに大変さは想像がついたりしますが、この本にお金出してまで読む付加価値を見出せません。

というか・・・ご自分でも書かれていましたが、本当に食っていくだけの技術力があるなら、そちらをメインにして副業で作家さんやイラストレータをされたほうが成功されるのでは?と勝手に思ってしまいました。

だって、自分の経験した業界をタネにした本はまともに仕事している人ならば3冊は書けるといわれてますが、それ以上、書いていけるのが本物の作家さんということらしいですよ。

最初の本は面白かったのですが、明らかにネタが尽きた感がしてなりません。期待したいただけに残念!

著者の作品は、もう私は手に取らないと思います。残念です。
【目次】
会社を辞めたのだ
火だるまゴロゴロ
隠居生活のはじまり
自由は冷や汗とともにある
バーゲンセール、捨てる神ありゃ拾う神
自分色のヨロコビ
アリの一念岩をも徹せ
じわりじわり
寝れないんだもん関係ねぇや
うれしいお知らせ
社長の苦悩とキャバクラと
快・進・撃
二年目に出た結論
時給とのタタカイ
十年振りの再会
自由業は不自由業
天井知知らずは空青く
フリーランスのジタバタな舞台裏 (幻冬舎文庫)(amazonリンク)
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ラベル:書評
posted by alice-room at 09:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 未分類B】 | 更新情報をチェックする
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