

確か縁起には、閻魔庁に出入りしていたというので有名な小野篁がここに大国主と事代生を祀ったのが起源だって。京都の珍皇寺にその地獄への出入りに使った井戸があったのを見た覚えがあるけど、ここの泉も井戸になっているのかな? だったら、そこから地獄へ行けたりして…(笑顔)。
それ以前に出社前に、デジカメで神社撮ってる私もなあ~。でも、ここって少し高台にあり、周りのビルがなければかなり見晴らしのいい絶景ポイントにあるんだ。会社の7階から下を見てて立派そうな神社なんで気になってました。


龍神様がいらっしゃって、眼病にご利益があるんだそうです。

塞神三柱。いわゆる塞(さい)の神を祀ったものだと思います。由来書いてあったんだけど、忘れた。昔は村と村の境を結界で区切って、災いや疫病が侵入するのを防いだそうですが、これもその手の類いかな…?
新宿区観光協会の散策マップ
【以下、引用】
諏訪神社はもと戸塚村、大久保村、百人町の鎮守でした。社伝によると、平安初期の弘仁年間(810~24年)に小野篁(たかむら)が大国主と事代生をまつったのが起源とされています。
その後、源頼朝が文治5年(1189年)、奥州征伐の際に戦勝を祈願して勝利。社殿を造営したといいます。応仁3年(1469年)には大田道灌により改築されますが、元亀年間(1570~73年)、北条早雲により焼かれ、江戸時代初期に尾張藩祖徳川義直によって、信濃の諏訪神社を合祀し、改称・再建しました。
神社周辺は幸いにも第二次大戦の空襲による被害をまぬがれ、今なお古木が生い茂る「諏訪の森」が残り、人々のいこいの場として親しまれています。

細い小道を歩いていたら、ふと目に入った食料品店。だけど何故か、店先には植物がいっぱい。ちょっと気になる…。お店の看板には電話番号も書かれてましたけど、迷惑がかかるといけないので写真を加工してそこだけは消しました。

これは本当に不思議? 裏通りを歩いていたら、どっかの会社の窓側に立てかけてあった看板がコレ。なんでこんなのがあるのだろう…。鈴木清順監督のファンである私としては、おもわずこの看板が欲しい!!と思ったりする。ツゴイネルワイゼン・陽炎座・夢二…勿論、全部見たし、DVDで持ってますもん。いらないなら、くれないかなあ~。でも大きくて邪魔だったりして…。

日蓮宗の亮朝院というところみたいです。
新宿区観光協会の散策マップ
【以下、引用】
日蓮宗・日暉上人は、身延山の奥の院にあたる七面山で荒行を修めた後、現在の戸山町付近に七面尊像をまつり、明暦元年(1655年)には将軍家の祈祷所とされました。寛文11年(1671年)、境内が尾張家の下屋敷となったため現在地に堂塔を移し、文化文政期には「江戸名所図会」に描かれているような大規模な寺となりました。正面の七面堂は当時のもので、「高田の七面堂」や門の色から「赤門さん」とも呼ばれました。
七面堂を護るようにして立つ『金剛力士像』一対(区指定文化財)は、宝暦2年(1752年)作の珍しい石造りで、大変迫力のある逸品です。亮朝院の北の神田川にかかる面影橋のあたりは、太田道灌の「山吹の里」の伝説が残されています。

これが七面堂みたいですね。このブログを書きながら、調べていて初めて知りました。なんせ適当に行き当たりばったりでいつも散策してるから(しかも会社の昼休みだし…)。


なんか、普通の駒犬と顔がずいぶんと違うような気がする。ちょっと個性的で面白い。


約300年前か、確かに石造の仁王像って珍しいかも? 普通は木造だもんね。



結構、細かいところまでしっかり彫刻されています。そういうところでお金をかけているか、逆に言うとお金をかけられるだけ知名度があるお寺だったのかとかが窺いしれますね。

2階建ての鐘楼です。これもなかなか立派です。金がなければ作れませんよ、ほんと!
この亮朝院のある所は、住宅街に埋没し、細い小道をうろうろしてて偶然見つけたぐらいです。馬場には、学生の時から何度も行ってるけど、こんなのがあるのって誰も知らないのではないでしょうか?

蔵をそのまま住宅用に転用しているみたい。結構、蔵とか好きなんでパチリ。


これが源兵衛地蔵尊だそうです。下の由来を読むと、全然大したことないようですが…(罰当たりな私)。ちょっと小道にこういうのがあるのって気になる。



ここで出ているお寺は隣にあって、関係無いです。ただ、読み方はキョウリュウジ?恐竜をイメージしてクスクス。まあ、そんな程度です。異様に蔦が絡まっている古そうなおうちがあったので、思わず撮ってしまいました。なんか、妖しい?そそられます。


なんか知りませんが、非常にカッコイイです。バンカラな書生堅気の若者がいそうです。賄付ってのがポイント高いです。そういえば、私が以前就職して入った独身寮。元々は職工さんが二人で1部屋として使用していた所で、鍵が南京錠でカルチャーショックを受けた。そんな会社(グループ含む)が日本のGNPの1%支えんなって!!
まあ、それはどうでもいいんだけど、こういうところは嫌いではない。プライバシーさえあればなんか特徴があって惹かれてしまったりするなあ~。
関連ブログ
とある街の風景
1月1日、年始参り(日枝神社、豊川稲荷、富岡八幡宮)
紅葉の護国寺
武州寄居十二支守り本尊参り(埼玉)
太田道灌の「山吹の里」の伝説は、知識としては知っていますがそこの写真すら見たことがありません。
東京は決まり切った所しか行ったことがないので、僕などからすると、東京を舞台にした小説を読んでも、パリを舞台にした小説を読んでもリアリティーはほとんど変わりません。(苦笑)
「山吹の里」伝説、最初は忘れておりました。ネットで調べてようやく思い出しました(苦笑)。
私の場合は、適当にブラブラ街を散策するのが大好きなんでどこに行っても見知らぬ道を勘と思い付きだけを頼りに、さ迷っております。だ・か・ら、本当に道に迷うこともしばしばなのですが…。
都内は道に迷っても必ずどこかに公共交通機関があるから、安心です(笑顔)。地方に旅行に行っても、適当に歩くのですが道に迷うとタクシーさえも通らず、数時間も歩きまわってようやく宿に帰るという悲惨なこともしばしば。それでも放浪したがる私って何???
それでも、月に一度くらいはどっかに旅に出たいと切に思ってしまう今日この頃です。
TBありがとうございました。
ほんとは、実は、「はじめまして」ではなく、毎日ブログを拝見しておりました。興味深い記事が多くて、いつも楽しみにしています。
そんな方からのTBだったので、大変嬉しくまた恐縮してます。どうもありがとうございました。これからもよろしくお願いします!
aquiraさんのブログも改めて拝見しましたが、「毎日が観光」っていいですよね。普段歩いているところでも、ちょっと違う道を遠回りしてみるだけで全然知らなかったものを見つけたりして…そういうのはとっても好きです!!
こちらこそ、これからも宜しくお願いします。
亮朝院のわきの道なんか、私毎日歩いていたモンです。面影橋の電停の真ん前に住んでましたから。。。諏訪神社も、なんと松前食料品店も知ってます!そこで帰り道何か買ったものです。
まだあるんですね。驚き!
昔、その辺りに鰻やがあって案外美味しかったとか、穴八幡の方に行くと餃子が美味しかったとか、色々あう思い出ですが、もう大分変わりました。でもこうやって残っている所もありますね。
今度高田の馬場周辺回想録を書こうかな。
うわあ~本当に地元の方だったんですね。私は職場がここになって数ヶ月で、これまでオフィスの行き帰りだけだったのでようやく最近ぶらぶらするようになりました。
まだまだ新鮮な思いで見ています。
〉今度高田の馬場周辺回想録を書こうかな。
お時間がある時に、無理しない範囲でお願いします。高田馬場今昔物語で面白そうですね(笑顔)。
穴八幡様ですが、今でも年に一度かな?青空古書市やってますよ~。去年、しっかり買いに行きましたもん。
私の記事にある喫茶店は多分もうこわされているのでしょうね。
東京にこんなところがまだ残っているなんて!松家総合食品店が、すごいですねぇ。狛犬さんも、宮崎監督の映画にでてきそうな姿だし、なんといってもこのほのぼのとしたお地蔵さんの解説文がいいです。また、お散歩して様子を教えてくださいね。楽しみにしています。
だから、いつも大通りよりも住宅街の路地ばかりを選んで歩いていたりします。都内にも、こういうのってよく見かけたりします。
皆さんにも好評なので、時々載せさせて頂きますね。これからも宜しくお願いします。