で、内容はというと、フリーメイソンの陰謀論だらけのトンデモ本と思いきや想像以上よりはずいぶんとまともでした。ちょっと拍子抜けしちゃうくらい。情報ソースに、それ本当なの~?というものがあるのはお約束ですが、そこそこ普通の新聞などからも引用されていたしね。
本当は少しだけP2に触れられていたので、もっと詳しい情報あるかと期待していたんですが・・・駄目でした。私の方がもっと知ってるって!(残念)
後は、普通によくあるアメリカ系フリーメイソンや英国系やフランス系のフリーメイソンとかの違いや、シオニズム運動絡みのユダヤ系の話とか。それとバチカンのフリーメイソン嫌いとかね。みんなどっかで聞いたことのあるレベルの話。その他は実際に日本にあるフリーメイソンにインタビューした内容ですが、これも昔読んだことあるような話。全然面白くない。
明らかに誇大妄想的陰謀論もしらけるが、当たり障りのない話の寄せ集めといったところでしょうか。私的にはかなりイタイ本。当然ながら、お薦めしません。もっと面白い秘密結社の本でも探して読みましょう、皆さん。
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