【asahi.comより転載】
[ロンドン 19日 ロイター] 米作家ダン・ブラウン氏のベストセラー小説「ダ・ヴィンチ・コード」をめぐって2人の歴史学者が著作権侵害で出版社を訴えていた裁判は、20日に結審するとみられている。
訴えを起こしたマイケル・ベイジェント氏とリチャード・リー氏は、1982年に出版された「レンヌ=ル=シャトーの謎 イエスの血脈と聖杯伝説」の共同著者。「ダ・ヴィンチ・コード」の構想は自著のアイデアを盗用したとして、出版社のランダムハウスを相手取った訴訟を起こしていた。
作家らは、この裁判で原告が勝訴すれば、他人のアイデアや研究をベースに執筆を行うことを常とする小説家に多大な影響が及ぶと警告している。
一方、法律の専門家らは、一般的アイデアの保護という点を考慮すれば、裁判の行方は原告にとって厳しいものになるとみている。
ランダムハウス側の弁護人は17日、本質的に事実に基づいたアイデアは、どのような読者でも入手することができるようでなくてはならないと主張。「そうでなければ、歴史や科学、宗教といったトピックの普及や議論は無意味なものとなり、作家やテレビ番組・映画製作者の創造性を損なうことになる」と述べた。
判決が出されるまでには、数週間かかる可能性がある。
2006年03月21日
「ダ・ヴィンチ・コード」の盗作訴訟、20日に結審
どうやっても、この裁判で原告が勝てないのは明らかだと思いましたが、ようやく決まったかな? あれれ、20日ってことは昨日結論出たのかな?ニュース調べてみなくては・・・。「ダ・ヴィンチ・コード」の盗作訴訟、20日に結審
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