
ちょい違った色遣いのサロメ。
モローは実にたくさんのサロメを描いていますが、草稿途中で試行錯誤中のものでしょうか?
でも、モローのサロメらしさは一発で分かりますね。

一角獣(ユニコーン)と処女(おとめ)。

やっぱり、これもここの定番と言えるでしょう。
確固たる揺るぎない存在感があります。

中の絵だけ拡大。

こちらは、ユニコーンと貴婦人(だったっけ?)。

うん、大好きな『サロメ』です。光が反射しちゃってるのが、惜しい。


この辺もモローだよね。


こちらの完成した奴。「オルフェの竪琴」だったかな?
オルセー展で来てるんだよね。
あまり混んでなければ行くつもりでしたが、以前もパリに行った時、それほど見るものなかったし、日本のは混み方が凄いみたいですね。
あそこの収蔵物は私の趣味ではないので今回はやめとこっと。

この辺から、私の特に好きなタイプの作品になってきます。

こういうのもそう。

極め付けですね!『出現』です。
光が反射しちゃってますが、そのせいでより一層、線画のような書き込みが際立って見えますね。
ギュスターブ・モロー美術館4~フランス(20100625)へ続く。