ニコライ堂は、ずっと前から知っているのですが、一度も中入ったことなかったんだよねぇ~。
それこそ、あの辺りは中学生ぐらいの時から来たことあったはずだけど・・・。
通常は午後1~3時しか見学できないらしいので、まずは、お昼にロシア料理を食べに行く。(この時まで、ニコライ堂はロシア正教だと思ってました)

お店に入る前のスズラン通りで、コミック「ONE PIECE(ワンピース)」のイラスト展?らしきものが展示されていて、普段ここらでは見慣れない系の若者達がいたけど、なんかイベントやってるみたい。
その関連でお店のコースターがこの絵柄でした。

ボルシチ。

壺焼。

上の蓋取ったところ。野菜やお肉が入ってます。


デザートは、洋梨のシャリシャリ感だけど、なんだろう?色と甘さはマンゴーみたいでしたが・・・。

ツレはベルーベリーのロシアンティー。私はいつものようにズブロッカで。
お腹いっぱいになった後は、古書会館で古書漁り。先日借りて読んだ本で悪くなかった本があったので、一応購入しておく。
さて、いざニコライ堂へ。(iPhoneのMAPで道順探すのは基本♪)

さて注目!
設計コンドル博士となってますが、これって実はジョサイア・コンドルのことなんですね。自宅に戻ってから知りましたが。確か岩崎邸とかの設計者だったと思う。へえ~。

ようやくお目見え。

この街灯って、夜になると光るのかな? 気になる・・・。

イエスの像が描かれ、手に持っている本(聖書だよね)には、日本語で文字が書かれていました。ちょっとビックリ!
「原初、・・・・」(正確には内容忘れましたが、「初めに言葉ありき」というあの文言関係です)
堂内の内部は、写真撮影禁止とのことで残念ながら、外観のみです。
ちょうどミサやってましたね。あとギリシア正教とかロシア正教への知識不足でこのニコライ堂はロシア正教の日本支部?みたいな位置付けだと思っていましたが、一概にそういうわけではなさそうです。
正教の方は、それぞれの国ごとに独立していて緩やかな連携をとっているような組織らしいです。カトリックのバリバリの中央集権的な組織作りとは全く違うんですね。ここニコライ堂は緩やかな自治権を持つ日本正教会の総本山にあたるそうです。へえ~。
堂内の広さは、思ったよりも小さいかな。カトリックの東京支部の関口教会の方が大きいです。でも、あの建築は、好きになれないけど。
中にはイコンがあり、ステンドグラスなどもあります。近年、改修工事されたようですね。
全体的に室内の基調カラーはブルーみたいですね。結構、鮮やかです。でも、フランスの教会で見たような非常に軽やかな清々しさとは異なり、少し重い感じの『清浄』とかそういったイメージ。
いかにも伝統を重んじる正教って感じ。
そうそう、こちらの十字は「八端十字」という他のところのものとは異なる十字架の形があるんですね。もっとも、通常の十字も併用されていて、八端十字だけではないそうです。
それとちょい気になったんですが、最初にキリスト教を公認したコンスタンティヌス帝が空に浮かんでるのを見た時の十字。「Pの下に×印」のアレ。
このニコライ堂内の柱の柱頭部分?しっかり描かれています。あれはカトリック限定の十字ではないんですね。正教っていえば、コンスタンティノープルってイメージが私の中には強くあるのですが・・・・あそこはローマ帝国の直系だし、皇帝が認めた印だからアリなんだね。ふむふむ。

こちらは、聖人ニコライを祭ったもの。

裏から撮影。


こちらは撮影OKみたい。

これも八端十字ですね。

何故か裏手に置かれていたのですが・・・。
これって聖ニコライ?

ステンドグラスを裏から見たところ。



また正面へ。

教会敷地へ入る入口にも八端十字。

鐘楼をズーム。


上を見上げていて気づいたのですが、梯子がかかっているの分かります?
天辺の十字架のところまで梯子がかかっていますね。なんか修復工事とかお掃除とかしてたのかなあ~。
臆病者の私には、とてもじゃないが、この梯子を登り切る自信はないなあ~。

右下にロシア語(?)が・・・。

そこをググっとズーム・アップ。
八端十字のところですね。裏から撮ってので気づきませんでしたが。

こちらも敷地内で珍しい建物。
敷地内には神学校とかもあるらしいから、そういう関係かな?
身近な場所ですが、知らない事はたくさんあるものです。
お茶の水もキリスト教関係多いなあ~。
駿台とか予備校ばかりじゃないです(笑)。
地名からして元々は綺麗な水が湧き出ていた場所なんでしょうし、神聖な泉とかの聖地だったりする? キリスト教、そういうの好きですが、江戸時代とかは何があったのかな? 屋敷跡はあったりしたようだけど・・・・。