
こちらでは床に綺麗な意匠が入っていますが、紋章か何か?
床に照らし出されているステンドグラスの光もチラホラ。

サン・ドニは、明るいゴシック建築です。シャルトルのあの暗さは、ゴシック建築でもむしろ少数派なんだと思います。
世界のあちこちで見たけど、普通、結構明るいからねぇ~。

でも、この柱に投影されるステンドグラスの光の模様は、写真ではうまく伝わりませんが、なんとも素敵なんですよ~♪
ここまで綺麗に写り込むのは、初めての経験でした。


新しいが故に、鮮やか過ぎるきらいはあるものの、これはこれで大変美しいですし、ここの主題もなかかなか興味深いものがあります。
あのシェジェールがこれらのデザインも指示していたと思うと思いもまた格別です。


このゴシック建築の構造(特に柱)とステンドグラスの立ち位置が分かりますね。どっちがどっちではなく、この調和というかバランス感覚こそが、この地上に『神』の世界の美を体感させ得ることだと感じます。


こういったものがあるのは、サン・ドニぐらいじゃないでしょうか?
王の墓所故でしょうか? イギリスのウェスト・ミンスターとかとはどう違うのだろう? 今度行ってみて違いを比べてみたいかも?

余すところなく、詰まってます。

一つ上の写真と同じステンドグラス。
光学10倍ズームの威力は、素晴らしいですね♪


柱頭とヴォールト。
独特の空間感覚を生み出します。


このグリーンの配色は、また随分と違った印象を与えます。
サン・ドニ大聖堂4~フランス(20100625)へ続く。