2006年05月06日

ウィッチ・コード(2004年)ニコラス・ラフランド監督

ダ・ヴィンチ・コードのパクリかなあ~と思いつつ、手に取ってしまう当りがなさけない私ですが、そういう類い(たぐい)とは全然違うものでした。

最初から、後半に至るところまでは私の大好きなストーリー系のホラーでゾクゾクとそそってくれます。このままラストまで引っ張ったら、絶対にお薦めのホラーだなとか思っていたんですが、最後がなあ~。古典的なセンスのいいホラーが安っぽい現代風のサイコホラーにまで落ちてしまった感じが否めません。あ~あ。

元はイギリスのTVドラマということですから、それにしては上出来。という評価もできるのですが、最近のサイコホラーって『逃げ』のようであまり好きになれません。不条理故の怖さを強引に理屈付けて、理性の範囲内にいれようとする姿勢が嫌。私個人の感覚ではね。

最初は、建設中のホテルから死体が発見されます。新しい死体の上に載せられた500年前の遺体。不可思議な事件が続き、誰にもその理由が分かりません。やがて、それらの不可思議な現象の背後にある特異な行動心理が明らかに・・・。

ここまではいいのにねぇ~本当に惜しい! 途中までの謎解きも徐々に解明される500年前と今を結ぶ一つの線、みたいな感じが素敵だったのに・・・。最後の最後で、全てが泡と消えてしまいました。

オカルトファンには、とんだ肩透かしでしょうか。逆にミステリファンには、オカルト色が強過ぎかも? まあ、見て悪くはないですが、久々にスプラッターではない本格派ホラーかと期待しながら見てたのショックが大きいかも?

どうしても見るものが見つからないオカルトファンは、擬似オカルトのこいつで我慢して下さい(笑)。最後に別な結論にすれば、傑作だったのに・・・という私の気持ちがきっと分かって頂けます。でも、もっと歴史的な要素や宗教色が濃い、中世のどろどろしたオカルトが見た~い!!

amazonでは扱ってないようですね。レンタルだけかな?


【以下、ネタバレ】
完全に謎を書いてしまうのでこれから映画を見る方は、読まないようにご注意下さい。




実はね、500年前の殺人というのは、魔女裁判で殺された魔女なんですよ~。教会が認める彼らの領域外の境界の外に、北向きに葬られた魔女。彼女は異端故に魔女として殺されたのでした。しかもその理由である異端というのも、キリスト教内の分派による内部紛争でそもそも分派したのも聖女ジャンヌ・ダルクを神の使いとして認めるか否かというのが原因だった。な~んて謎解きされれば、期待しちゃうんじゃんね。誰だって。

500年前に異端とされた人々は、しかも当時から秘密組織で現在も密かに残っていても不思議はない、とか言うしさ。おおっと、出ました宗教上の秘密組織。イルナミティかオプス・デイかってね。

だけど、散々引っ張ったあげくがカルトで終わりにされては痛過ぎです(アイタタ)。しゃあない、次のオカルトっぽいものでも見るか。さてさて期待を裏切らないと嬉しいのだが



posted by alice-room at 16:06| 埼玉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 【映画・DVD】 | 更新情報をチェックする
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