2006年05月16日

「図解ダ・ヴィンチの暗号」田辺 清 宝島社

angouvinci.jpgこないだのたけしのTV番組に出ていた田辺氏の本です。前作「図解 ダ・ヴィンチの謎」がダ・ヴィンチ・コード関連本として売れたんだと思います。あっという間に、よりどぎつくモロにダ・ヴィンチ・コード関連の本として出た本が本書です。

出版されたのは知っていたのですが、こないだまで読まなかったんです。TVを見て思いだし、早速読んでみました。

すると・・・まんまTVでやっていたことがそっくり書かれています(笑)。モナリザの首もとの模様とかね。さらにダ・ヴィンチ・コードにおんぶに抱っこで解説しています。荒俣さんまで出ているのには、ちょっと驚きました(っていうか、ショック!)。まあ、荒俣氏の名前あると売れるかなあ~。

とまあ、いささか批判的に聞こえるでしょうが、客観的に見てダ・ヴィンチ・コード関連本としては、出来のいいほうです。図解が多いし、文字が少なくて非常に分かり易い。とにかく簡単にもうちょっとだけ知りたいという人には向いていると思います。

本格的に知りたい人にはお薦めできませんが、割り切ってしまえる人ならかえっていいかも? 本屋で立ち読みしているだけで、読み終えてしまうくらいです。マジに。

図解ダ・ヴィンチの暗号(amazonリンク)

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「図解 ダ・ヴィンチの謎」宝島社、便乗してますねぇ~
これも田辺清氏の本です。
posted by alice-room at 03:15| 埼玉 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 【ダ・ヴィンチ・コードB】 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
むむー、こいつはいかにもなアテコミ本ですね。

『ダ・ヴィンチ・コード』のストーリーに魅せられて意識を刺激されたならば、たとえばそれこそalice-roomさんが挙げられているヤコブス・デ・ウォラギネの『黄金伝説』のような「関連書籍」に興味が拡大していくことこそ知性の本懐、サブカルからカルチャーへの錬金術的意識変成として意味をもつと思うのですが..............現実には、書店の平積み台にどぎつくあふれる「モナリザ表紙本」ばかりが目についてしまう次第ですな。あれはどちらかといえば世界認識の縮小再生産にしかならんので、残念な話です。

しかし、そうしたブツにも頑張ってよい点を見つけようとされるalice-roomさんの姿勢は立派です。お世辞じゃなくて。
自分だったら脳内に『キルビル』のテーマ曲が流れ始めて、まったく別の文章を書いてしまうだろうと思います(爆)
 
Posted by 桜樹ルイ16世 at 2006年05月16日 22:18
こんばんは。今日発売のflashにオプスデイ日本支部のことが出ています。
エッチな雑誌のなかで硬派というかまっとうな記事でした。
また、MSNでNational Geographic Channelで放送したテンプル騎士団の番組がダウンロードできるようです。見ごたえのあるないようでしたのでお勧めです。
Posted by bonejive at 2006年05月16日 22:21
桜樹ルイ16世さん、こんばんは。私ももっと&もっと奥深くつっこんでいろんな事を学ぶ機会にしたいのですが、出てくる本は安易な方に流れるものが多くてちょっと残念です。もっとも、玉石混交で話題になってマーケットが広がれば、いいモノを出てくるのでは・・・と期待をしております(笑顔)。

bonejiveさん、本当に情報有り難うございます。早速、MSNを覗いてみました。実に興味深いのがありますね。少ししか見ていないのですが、うちでも採り上げさせて頂きました。TBさせて頂きますね(御辞儀)。
Posted by alice-room at 2006年05月17日 01:02
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