
出版されたのは知っていたのですが、こないだまで読まなかったんです。TVを見て思いだし、早速読んでみました。
すると・・・まんまTVでやっていたことがそっくり書かれています(笑)。モナリザの首もとの模様とかね。さらにダ・ヴィンチ・コードにおんぶに抱っこで解説しています。荒俣さんまで出ているのには、ちょっと驚きました(っていうか、ショック!)。まあ、荒俣氏の名前あると売れるかなあ~。
とまあ、いささか批判的に聞こえるでしょうが、客観的に見てダ・ヴィンチ・コード関連本としては、出来のいいほうです。図解が多いし、文字が少なくて非常に分かり易い。とにかく簡単にもうちょっとだけ知りたいという人には向いていると思います。
本格的に知りたい人にはお薦めできませんが、割り切ってしまえる人ならかえっていいかも? 本屋で立ち読みしているだけで、読み終えてしまうくらいです。マジに。
図解ダ・ヴィンチの暗号(amazonリンク)
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たけしの誰でもピカソ・緊急特別企画 ダ・ヴィンチ・コード~天才のもう1つの謎
「図解 ダ・ヴィンチの謎」宝島社、便乗してますねぇ~
これも田辺清氏の本です。
『ダ・ヴィンチ・コード』のストーリーに魅せられて意識を刺激されたならば、たとえばそれこそalice-roomさんが挙げられているヤコブス・デ・ウォラギネの『黄金伝説』のような「関連書籍」に興味が拡大していくことこそ知性の本懐、サブカルからカルチャーへの錬金術的意識変成として意味をもつと思うのですが..............現実には、書店の平積み台にどぎつくあふれる「モナリザ表紙本」ばかりが目についてしまう次第ですな。あれはどちらかといえば世界認識の縮小再生産にしかならんので、残念な話です。
しかし、そうしたブツにも頑張ってよい点を見つけようとされるalice-roomさんの姿勢は立派です。お世辞じゃなくて。
自分だったら脳内に『キルビル』のテーマ曲が流れ始めて、まったく別の文章を書いてしまうだろうと思います(爆)
エッチな雑誌のなかで硬派というかまっとうな記事でした。
また、MSNでNational Geographic Channelで放送したテンプル騎士団の番組がダウンロードできるようです。見ごたえのあるないようでしたのでお勧めです。
bonejiveさん、本当に情報有り難うございます。早速、MSNを覗いてみました。実に興味深いのがありますね。少ししか見ていないのですが、うちでも採り上げさせて頂きました。TBさせて頂きますね(御辞儀)。