2006年05月17日

「ダ・ヴィンチ・コード」、カンヌ上映で不評

「ダ・ヴィンチ・コード」、カンヌ上映で不評
【CNNより、以下転載】
フランス、カンヌ(CNN) ダン・ブラウンの世界的ベストセラーの映画化「ダ・ヴィンチ・コード」(ロン・ハワード監督)が16日、第59回カンヌ国際映画祭のオープニング上演に先立ち、報道関係者向けに上映されたが、反応はおおむね批判的だった。

あるシリアスなシーンでは笑いがしばらく止まらず、エンドロールの最中には拍手の代わりにやじが飛んだ。

物語に登場するカトリック教会組織オプス・デイは、上映前に物語がフィクションであることを明示するよう要求していたが、受け入れられなかった。同組織のウェブサイトは、原作や映画の同組織の描写などに誤りがあると主張している。

ローマ法王ベネディクト16世は今のところ、原作や映画について何も見解を示していないが、多くのカトリック関係者は既に様々な意見を表明している。神父の1人はCNN記者に対し、原作や映画の人気が不可解だとしたうえで、カトリックのイメージへの影響よりも信仰への影響を懸念していることを明らかにした。その一方、ある位の高い司祭は、教会を攻撃する物語ではなく単なる娯楽小説であるとの認識を示した。

原作者ダン・ブラウン氏は作品の公式サイトで、物語が史実ではなく、聖書にも基いていないことを明言。「この本は何かに反論する目的ではなく、キリスト教の歴史で自分が興味を持った側面を探りながら書いた小説。敬けんなクリスチャンの大半はこのことを理解し、精神的な論議や論戦の題材となる興味深い小説だと思ってくれている」と述べている。
さて、これはどう評価すべきか難しいところですね。メディア関係者は時々偽善者を気取るからなあ~。

エンターテイメントとしての出来が知りたいですね! 娯楽映画として楽しみにしているんだから、こちらとしては。まあ、20日の午前中に予約してあるから、のんびりと映画を観に行きますか。その晩に酷評を書いていたりして・・・(苦笑)。
posted by alice-room at 22:33| 埼玉 ☔| Comment(7) | TrackBack(8) | 【ダ・ヴィンチ・コードC】 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして
いつも「書籍」関係、大変参考にさせて貰っています。

私が今住んでいる国では本日から「ダ・ヴィンチ・コード」が公開されましたので行ってきました。

「ダ・ヴィンチ・コード・ルービックキューブ」なるものが、ポップコーンと飲み物のセットについていたので早速ゲット(笑)

感想に関しては日本では公開されてないようなので、現時点では控えさせて頂きますが、カンヌで起きたような「シリアスなシーンでの笑い」はこちらでも起こってました。

エンドロールでは若干名の拍手が(ブーイングはなし)。と、こんな状況です。
Posted by SIGMA at 2006年05月18日 06:08
alice-roomさま :

映画祭開催地がカトリック国フランスだったから、という事情もあるかもしれませんね。生理的に不快に感じる向きが多かったのかもしれません。
Posted by Curragh at 2006年05月18日 09:39
こんにちわ。大変ご無沙汰いたしておりますが、覚えてらっしゃるか・・・端折りっPA!のカヲルでございます。

いよいよダ・ヴィンチ・コードが公開されますね。
観る予定はしているけど、この記事を見てちょっとなぁ~と不安です。
私としては出演者にも多々不満が有るのですが、それも見極めるつもりで観てみようかとも思います。
まぁ、どちらにしても賛否両論・・・と言うところでしょうね。

それに再び米倉涼子が「“ダ・ヴィンチ・コード”ミステリースペシャル! 天才ダ・ヴィンチ最大の謎と秘密の暗号」なんていう番組放送するみたいですし。。

こんなに盛り上がって映画がスベッたりして
・・苦笑

またお邪魔しますね!
Posted by kaworu at 2006年05月18日 16:03
この件については、今日、職場でも話題沸騰してました。

「あの陣容で《ハイライト場面で失笑!》とは一体どういうこと?」
「う~ん、想像しにくいわ。これはむしろ見たくなってしまう!!」
「あ、実はそれこそが映画製作側の狙いなのでは!? みんな、ダマされてはいかんぞ!!!!」

.....しかし、原作との比較という意味では映画版『模倣犯』のヒドさには絶対及ぶまい、というのがいちおう最終結論ではありました(笑)
 
Posted by 桜樹ルイ16世 at 2006年05月18日 21:36
SIGMAさん>ダ・ヴィンチ・コードのルービックキューブですか。欲しい!!(笑顔)。うわあ~ますます気になってしまいます。早く私も見てみたいです♪
だいぶ偏った書評もご覧頂いているようでどうも有り難うございます(御辞儀)。これからも独断と偏見ですが、本の方も紹介していきますので宜しくお願いします。

Curraghさん>こんばんは。ですよねぇ~。というか、そう思いたいです。いろんな意味で期待と不安が入り混じっております。

kaworuさん>お久しぶりです。映画はほんとどうなんでしょうか??? 確か今日は日本国内でも試写会あったはず、気になるけど、感想はできるだけ見ないでおこうかと思っています(自分が映画を観るまでは・・・)。
そうそう、土曜日の映画公開日、TV番組やるみたいですね! 映画を観た後に、見る予定です。正気で見れるかなあ~?

桜樹ルイ16世さん>そんなにひどかったんですか映画版『模倣犯』って。映画が面白くないってのもシオン修道会やオプス・デイの陰謀だったりして・・・(オイオイ)。まずは、見てみないとですね!
Posted by alice-room at 2006年05月19日 00:42
先日私も映画観てきました。
やはり私も本を読もうかと思ってます。
確かに面白かったんですが、細かいところが理解できない部分もあり・・・
宗教的な部分って難しいですよね。
Posted by hiroyuki at 2006年07月03日 14:57
hiroyukiさん、こんばんは。映画の感想をいろいろ聞いてみると、本を読まなくても楽しめるように作られているけど、本を読むとまた違った楽しみができるかもしれません。
最初、本を読まずに見て、次に読んでからDVDとかを見ると二度楽しめるかもしれないですね♪
コメント有り難うございました。
Posted by alice-room at 2006年07月03日 21:52
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