2006年05月26日

米牧師「ダヴィンチ」の誤りを信者に説明

米牧師「ダヴィンチ」の誤りを信者に説明
【クリスチャン・トゥディより、以下転載】
米クリスチャンポストによると、キリスト教徒らが先週末公開され、大盛況ぶりを見せている「ダヴィンチコード」の偽りを識別するために教会に集合した。

 ソニー・ピクチャーズによると、この映画は今年度最大級の集客数を集めた映画で、これまでで「スターウォーズエピソード3」に次ぐ人気を見せているという。

 米国中の牧師らは、すでにこの映画公開のための準備をしており、牧師らの一部はこの映画に関する抗議運動やボイコット運動を行っている。しかしながら大部分の米国牧師らは「ダヴィンチ・コード」の著者であるダン・ブラウン氏の作り話に隠された歴史的に重要な欠落部分を指し示すことができるように正しい歴史上の知識を蓄えているという。


 ダン・ブラウン氏の小説ではハーバード大学教授とフランス人暗号解読者が組になって殺人ミステリーの謎を解いていく。話の筋としてはカトリック教会がイエスキリストがマグダラのマリアと結婚したという真実の話を隠そうとしている陰謀を暴くように作られている。著者は新約聖書はA.D.325年にコンスタンティヌス一世によるニカイア公会議によって取捨選択され編集されたものであると主張している。そして今日福音書として残っていないものは、私たちが今日認識している事実とは異なるイエスキリストに関する事柄が書かれてあったために故意的に廃棄されたという。

 ワシントンD.C.近くのマックリ-ン聖書教会では、年配牧師のロン・ソロモン師が聖書の完全性を保護するために先週末の時間を「ダヴィンチコード」解読のために捧げ、先週土曜日夕方にはソロモン師による「ダヴィンチコード」解読シリーズの3構成の講義のうちの第一回目を開催したという。
 
 ソロモン師は、「ダン・ブラウン氏がもっとも焦点を当てているところは新約聖書がどのように作られたかという部分です。
またブラウン氏によると初代キリスト共同体は、心が曲がっていて、腐敗していて、権力に飢えた偽善者らの集まりで今日私たちが知っているキリスト共同体は多くの男性偏愛主義者の聖職者らによる産物だと言っています」と述べた。

 ソロモン師は、コンスタンチヌス一世の信仰と人生に焦点を当てながら、初代教会の中で誰が、なぜ、どのように新約聖書を形成していったのかに関するダン・ブラウン氏の3つの主張に対してそれぞれ論破していった。

 ソロモン師は、どのようにコンスタンチヌス一世がキリスト教に改宗したのかと言う話を説明しながら、「コンスタンチヌス一世は単なる日和見主義者だったのでしょうか?そんなことは絶対にありません。コンスタンチヌス一世はローマ皇帝として積極的にキリスト共同体を導くようになりました。そして彼は異教の象徴であるゼウス像などをすべて処分し、教会建設のために尽力し、日曜日を礼拝をする日に設定したのです。コンスタンチヌス一世はキリスト共同体を政治上の都合から保護したのではなく、本当に彼の人生の中で霊的に生きているイエスキリストに直面し、彼の信仰を行いへと移すために保護したのです」と述べた。

 またさらにソロモン師はコンスタンチヌス一世は325年にニカイア公会議を新たなキリスト教の伝統を強化するために開催したのであり、ブラウン氏が主張するように新約聖書を編纂するために開催したのではないことも説明し、「ニカイア公会議では新約聖書の内容や編成に関して一度も議論したことがないことが歴史的証拠からも知ることができます」と述べた。

 ソロモン師は、続けてブラウン氏が多くの福音書がイエスキリストの死や結婚に関する事実を隠すために削除されたと主張する点については、「これら削除されたものは、共通してグノーシス主義の福音書と呼ばれます。これら削除された福音書はグノーシス主義者というイエスから隠された知識を与えられたと信ずる人々によって書かれた異端の書物です。このようなグノーシス主義の福音書が削除されたのは、初代教会はこのようなグノーシス主義者らによる書物による異端の教えで混乱しており、このことはニカイア公会議の開かれるはるか前から起こっていたのですが、そのために新約聖書の教えが正しく伝わりにくくなってしまったからなのです」と述べた。
 
 最後に、ソロモン師はキリスト教徒らは聖書は真理であること、ブラウン氏の小説は偽りであることをきちんと認識しておくべきだと主張し、「ブラウン氏の本はすべて間違っています。そのことは神学者・歴史学者らによってきちんと証明できます。ダヴィンチコードの偽り話は自然に廃れるでしょう。みなさんはブラウン氏の小説に書かれている嘘で聖書の完全性に対する信仰を揺るがされることのないようにして下さい」と信者らに勧告した。

 このソロモン師による「ダヴィンチコードを解読する」シリーズはマックリーン聖書教会で来週まで続き、「イエスキリストの本当の話」を説明し、6月3-4日に「キリスト共同体によって与えられた女性の尊厳」の講義で完結すると言う。
う~ん、ここでもコンスタンティヌス帝のことでダン・ブラウン氏を論破しているというけど、ミトラ神を崇拝していたことで有名だと思ったけど??? 

自称正統の立場から、自分達と異なる人々を指せば、必ず異端となるわけでこれはキリスト教に限らず、政治等の権力の争いがあるところには必ず生じる現象。日本でもよく言うじゃない?「まつろわぬ民」とか「蝦夷」なんかもみんないうなれば異端だからなあ~。

宗教的な観点からの説明ならいいけど、歴史的事実に基づく説明としては、なんか論拠が弱そうだなあ。もっと、きちんとした説明ができると思うんですが・・・???

まあ、私も聞きかじりだから、知っていることがどこまで真実か確証がないのが辛いとこかな。


posted by alice-room at 01:19| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 【ダ・ヴィンチ・コードC】 | 更新情報をチェックする
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