2006年05月26日

米誌が「マグダラのマリア」特集

米誌が「マグダラのマリア」特集
【スポニチより転載】
22日発売の米誌ニューズウィーク最新号は「マグダラのマリアの謎 ダ・ヴィンチ・コードを超えて」と題する特集記事で、聖書に登場する「罪深い女」と同一視され「娼婦」というイメージが付きまとうマグダラのマリアについて「万物を知る女」などと好意的に紹介した。

 世界的なベストセラー小説で映画も封切られたダ・ヴィンチ・コードは、マグダラのマリアがキリストと結婚し、子供ももうけた「聖なる女性」と記述。これに対し、保守派のキリスト教組織は「神への冒とく」と猛反発しており、特集はダ・ヴィンチ・コードをめぐる論争に油を注ぎそうだ。

 特集は古代キリスト教の「異端」とされたグノーシス派の文書を引用し、キリストがマグダラのマリアを「他の女性より愛していた」と指摘。これを脅威に感じた筆頭の弟子ペテロからマリアは攻撃されていたと述べた。こうした伝承は「男女は知的に平等」というメッセージを含んでいたが、男尊女卑の当時としては危険思想だったため、マグダラのマリアは脇に追いやられ、ペテロの伝道上の功績が「歴史を制した」との宗教史家の見方を紹介した。
ニューズウィークね。よし今度こそ忘れずにみて面白かったら、買ってみよう!!

いつも本屋でみる頃にはバックナンバーになってしまって見れないんだよね。頑張るぞ!
posted by alice-room at 01:24| 埼玉 ☔| Comment(2) | TrackBack(2) | 【ダ・ヴィンチ・コードC】 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。私は5/25発売の芸術新潮のダヴィンチコード特集をお勧めします。今週中に感想をアップしますが前半を読んだだけでも日本人一般向けには面白いです。
Posted by bonejive at 2006年05月26日 11:05
bonejiveさん、こんにちは。芸術新潮でそういう特集やっているんですね。見てみたいですね、情報有り難うございます。
Posted by alice-room at 2006年05月27日 13:08
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