2006年06月10日

「メサイア・コード」マイクル・コーディ 早川書房

mesaia.jpgまず最初に言っておかなければならないことがあります。実はこの本、「イエスの遺伝子」っていうタイトルだったのを、ダ・ヴィンチ・コードに便乗して儲けようと思って改題したものです。メサイアは当然メシア(救世主)だし。

私、それを知らずに「イエスの遺伝子」を読んでいたのに買ってしまった馬鹿者です(鬱&涙)。

いやね、言い訳になるけど、裏表紙の粗筋を読んでいてどっかで聞いたような話だなあ~と思ったんです。思ったんですけど、この手のってどれも似たようなもんだからと、少なくとも題名は見たことなかったので買ってしまいました。ああ~。

電車内で読み出して2、3頁で気付きましたよ。「やられた!」って。でも、他に手元には本がなかったので読み続けると結構いけたりする。あくまでも娯楽としてですが、それなりに面白かったです。ダ・ヴィンチ・コードとは全然違うけど、エンターテイメント系の小説を楽しみたい人には、十分楽しめると思います。結局、自宅に帰って下巻まで再読してしまったから(笑)。

同じ本の感想でも、最初から期待していなかった分、今回の方が評価が高いかも? 便乗的なタイトルが正直好きになれないが(それでも買ったくせにね!)、本自体は面白いので一応、また採り上げてみました。

メサイア・コード (上)(amazonリンク)
メサイア・コード (下)(amazonリンク)

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「イエスの遺伝子」マイクル コーディ 徳間書店
posted by alice-room at 01:34| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 海外小説A】 | 更新情報をチェックする
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