《緊急特集!》いわゆるダ・ヴィンチ・コードに関する評論とか説明としては、既存のものとはだいぶ異なっている感じがした。ダ・ヴィンチ・コードをきっかけにして、各々が好きなことを語っているというのが率直な感想。
美術史家も侃々諤々
『ダ・ヴィンチ・コード』の〇と× 【対談】小池寿子+宮下誠
Chapter1 映画も小説も修道僧シラスは○
Chapter2 ダ・ヴィンチ解読の姿勢は
○だが答えは×
Chapter3 聖書に縛られない
新たなイエス像は○
Chapter4 欲望のない美術史は×
エッセイとかそういった類いのものにも近いかもしれない。話が非常に多方面に広がっていきます。逆に言うと、対談物が苦手な私には、ちょっと避けたいタイプかもしれない。この手のものが好きな美大生(崩れ)の友人とかと学食とかで話したときに、こういうことをよく話したりしていたのでわざわざ活字にすることに、抵抗を覚えてしまうのである・・・。因果な性格の私です。
ただ、普通の切り口とは明らかに異なる点があるのでそれはそれとして見るとかえって面白いかも? あえてダ・ヴィンチ・コードと関連付けなくても良かったような気もする。
とまあ、いろいろ生意気なこと言いつつ、芸術新潮のバックナンバーを先日も三冊ほど仕入れてきた私だったりします(笑顔)。
芸術新潮 2006年 06月号 [雑誌](amazonリンク)
その後の生き方も多様でしたけど・・・笑。もっとも私も人の事言えませんが(自爆)。
こちらこそ、これからも宜しくお願いします。