この本を読んで身に付けられた知識は皆無であり、これまであちこちで聞きかじった程度の薄っぺらな私の知識の整理にも役立たなかった。っていうか、この本読んだらよく分からなくなってしまいました(涙)。
どこにポイントがあるのか、よく分かりません。著名なフリーメイソンやKKK、カルボナリ党、マフィア、テンプル騎士団、薔薇十字団とかにも触れているのですが、本当に触れているだけで個々の秘密結社の内面的なものは全く届いていません。
秘密結社論的な一般論も格別に意味があるものではなく、言葉遊びの域を出ていないようにも思える。
正直もっと&もっと俗っぽい話を知りたかったのに・・・! 秘密結社にまつわるいかがわしい&神秘的なエピソードの方が面白いのになあ~。残念です。そういうのは一切触れられていません。
それこそ、「ムー」とか人物往来社のいい加減な陰謀史観に絡ませてさ、でっち上げ的な、いかにもイエローペーパーの記事のような話の方が面白いのに。大衆はそれを求めているんだけどなあ~。秘密結社なんて、日刊ゲンダイのノリか、学者もどきのオタクが喜んで読むアカデミックな解釈か二極化しちゃえばいいんですが、どちらにもなれなかった中途半端なものです。
従って、これ読まないほうがいいと思います。胡散臭い話なら、私が既に読んでいる本の方がずっと面白いよ~。P2とかね!(ニヤリ)
秘密結社 改訂新版(amazonリンク)
関連ブログ
「錬金術」セルジュ・ユタン 白水社 同じ著者の本
「テンプル騎士団とフリーメーソン」三交社 感想1
「フリーメーソンの秘密」赤間 剛 三一書房
「世界を支配する秘密結社 謎と真相」 新人物往来社
「法王暗殺」より、抜き書き
「法王暗殺」デイヴィッド・ヤロップ 文芸春秋
実はアリスさんの意見をお聞きしたいのですが。
フリーメーソンの構造についてどう思いますか。
フリーメーソンは33階位ありますが、上の方は
イルミナティに支配されているようです。下部組織はただ、儀式とボランティアと食事会しかしていないみたいです。
つまり、イルミナティのいい隠れ家になっているようですが、どうもフリーメーソンの上部組織にもう一つ謎の秘密結社が存在するようなのです。
仮にホワイトメーソンと呼びますが、このホワイトメーソンは神の御業を進めようとしているようです。私の調査ではモルモン教会はホワイトメーソンの一味らしいです。あとバプテスト教会もどうもホワイトメーソンぽい(不確定)。CIA,NSAはイルミナティらしいです。しかしアメリカの大企業にもホワイトメーソンがあるようです。FAMOUS MORMONというサイトは結構参考になります。
意見、情報まってまーす。
(できれば、僕のサイトにカキコしてくれるとたすかります。)
ただ、ちょっと私の関心事とは異なりますのでそれほど詳しくありません。もっと勉強しないといけませんね。