
若冲に限らず、画集はしょせん画集です。本物を観た時の感動とは、全く別ものですが、一度感動を胸に頂いた後で、今度これ観ようとか、あれ観ようと楽しい計画を立てるのにはいいかも?
非常にコンパクトでこれを持って、昨日の三の丸尚蔵館の若冲も観に行きました。見終わった後、涼しい場所で休憩しながら、すかさず本書を取り出します。一緒に行った人と頁をめくりながら、「あっ、これあったね。」「これもあったじゃん。」とか、この絵も裏から彩色されてたんだあ、などと感想を話すのもまた楽しいです。
そんなアクティブな使い方もできる一冊です。若冲を観に行く時に持ち歩くと楽しさ倍増ですね。シンプルな説明も手軽で嬉しいポイントです。
伊藤若冲(amazonリンク)
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