2006年07月16日

「伊藤若冲」新潮社

itoujyakuchu.jpg何よりも手軽。寝そべってゴロゴロしながら、若冲の絵を眺めるには最適でしょう。勿論、既に本物の作品を観た後で自分の記憶を思い出す為のきっかけとしてです。

若冲に限らず、画集はしょせん画集です。本物を観た時の感動とは、全く別ものですが、一度感動を胸に頂いた後で、今度これ観ようとか、あれ観ようと楽しい計画を立てるのにはいいかも?

非常にコンパクトでこれを持って、昨日の三の丸尚蔵館の若冲も観に行きました。見終わった後、涼しい場所で休憩しながら、すかさず本書を取り出します。一緒に行った人と頁をめくりながら、「あっ、これあったね。」「これもあったじゃん。」とか、この絵も裏から彩色されてたんだあ、などと感想を話すのもまた楽しいです。

そんなアクティブな使い方もできる一冊です。若冲を観に行く時に持ち歩くと楽しさ倍増ですね。シンプルな説明も手軽で嬉しいポイントです。

伊藤若冲(amazonリンク)

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posted by alice-room at 13:38| 埼玉 ☔| Comment(2) | TrackBack(2) | 【書評 美術】 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 去年の京都国博での曾我蕭白展を見に行ったのを思い出しました。蕭白とか、岩佐又兵衛とか、もっと展覧会やって欲しいです・・ 
Posted by 印南野きつね  at 2006年07月17日 15:49
印南野きつねさん、こんばんは。曾我蕭白展やっていてご覧になったんですね。羨ましい。私、結構好きなんですよ~。でも、あまり展覧会やることって少ないですよね。是非、もっとやって欲しいですね!私も観に行きたいです。
Posted by alice-room at 2006年07月17日 20:26
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