辛い、かなり辛い。本当にどっかからどこまでも宗教の本なんだなあ~って思いました。一般大衆でも、具体的な例示を入れて理解し易く書かれているんですが、どうしても現代人には抵抗感を覚えてしまいます。
信仰に生きるということが、現代の社会でうまく折合いをつけていくのは大変なのではないかと、他人事ながら思ってしまいました。人間としてはいい人なんだろうなあ~と思うんですけど、実際には本人も周囲の人も大変そうです。
あまりこういうことを言うと、問題があるのですが土俗の日本的風習には相容れない事実を歴然としたその教義から感じました。勿論、ご存知の通り、宗教は布教に際して想像以上に柔軟でいざとなれば在来の風習を自らの宗教色に同化せしめるぐらいは、どこの宗教にもザラにあることなのですが、う~んどうなんでしょう?
まあ、それはおいといて。神学的な捉え方や、カテキズムなどとは違ってもっと端的にキリスト教に出てくる祈りや秘跡の意味やそれをどう行っていけばいいのかを解説してくれています。
今までの私の理解は非常に漠然としてものだったので、これ読んで少し分かったかも? 一般の信者が感じているレベルを少しだけでも分かるようになります。
どうしても本だと、難しい表現ばかりで実際にやっていることや意味とは、かけ離れているカンジがしたのでその点では役に立ったかな? でも、信者以外の人は、読んでも面白くないと思うし、辛いと思う。読み易いけど、内容的にはちょっとなあ~。これが本音ですね。
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(いつも楽しく読ませていただいています。重箱の隅をつつくような話ですみません)
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