先々週ぐらいに会社の研修で受けたもの。外部委託先での研修。
それも悪くはないと思うのですが、自社内で研修って無いよなあ~。
ベンチャーで中小企業ということを差っ引いても、業務に直結した自社内での研修ってのは従業員のスキルレベル上げであり、永続的な企業成長には大切且つ必須だと思うんですが、うちはまだその域に達していないってことなんだろうなあ~?
1週間ほど会社の同僚10人程度をまとめて、数人のグループに分割し、グループの全員が協力しないと絶対にクリアできない困難な課題を与え、それにチャレンジすることで仲間との連帯、リーダーシップの育成、自主的な役割分担とその遂行、等々の能力の獲得。
そ~んな研修や、ITベンチャーでは、元JALスチュワーデスによるビジネスマナー研修とかいろいろ経験したことありますが、今回のものは極めてオーソドックスな研修でした。
正直ビジネス書を1冊か2冊読む程度の研修でしたが、まあ、やらないよりはいいでしょう。費用対効果で、どんな効果を目指しているのか分かりませんけどね。
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知行合一(ちごうごういつ):
知識と行為は一体であるということ。本当の知は実践を伴わなければならないということ。▽王陽明が唱えた陽明学の学説。朱熹しゅきの先知後行説に対したもの。
ロジカルシンキングとは、
『筋道』を立てて考える事。・・・列挙と掘り下げ←「何故ならば」
マイルストーン:
①論理的思考の必要性の理解
②何故ぐせをつける
③紙に書く → スペース理論(脳内から出すことで、新しい発想を生み出せる)
④人に説明し、意見交換する
⑤適切に課題の列挙と掘り下げができる
⑥課題ツリーが作成できる
⑦本質的課題が見つけられる ⇒ 最短距離で成果を出せる
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課題ツリー=課題をツリー状の図で表したもの
→作成することで課題整理され、分かり易くなる
課題ツリーの長所3点
・本質的課題が分かり易くなる
・仮説を検証できる
・相手を説得できる
MECE(ミッシー)
もれなく、だぶりなく・・・・コンサル系の方が必ず挙げる用語。ビジネス書でも必ず目にする(笑)。
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本質的な課題とは、全ての問題を解決できる課題。
=本質的な課題の解決は、それに起因する全ての課題の解決を可能にする
企業の課題・・・4つのフレームウワーク
・継続的な利益にならない
・売上の下がっている原因
・コストの上がる要因
・組織の活性化を阻むもの
ロジカルシンキングの成果物は、本質をつくものになる為、相手から嫌われ易い。
それ故にその実践には+αとして、けいちぎ(経験・意識・知識・技術)を伴わなければ効果を出すことが難しい。
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う~ん、改めてまとめてみたら、昔勤めていた通販会社でオーナー社長にそれこそ嫌ってほど、刷り込まれた課題解決法と一緒だわ。コレ!
確かに全体のまとまりや説明は、口先の上手なセミナーの講師先生がはるかに上ではありますが、深みが無いもんね。
実際の生の課題を目の前にして、翌日にまでに原因追求と解決策(当座のものと今後の将来への準備となるもの)を出せ、と言われてそれを実践するのでは、そりゃ身に付くものに雲泥の差があります。
この手のは頭で理解するものではなく、血肉と化して自然に息するように使いこなせてなんぼのものだしね。
せっかく、こうしてまとめて記憶も新たになったことだし、少しは意識して使ってみましょう♪
先週も当座しのぎ的な課題解決の作業目標を振られましたが、それを今後へつながる形で明示化して、個々の目標へ集約して関係者に配っとくか。打ち合わせして、議事録回ってこないのもどうかと思うが、人のこと言うよりも自分で進めた方が、よっぽど前向きだろう。
面倒ではあるけれど・・・。
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