8月12日(土) イマイチの天気の中、古書市に出掛ける。当初は、富岡八幡宮のお祭りに行くつもりでしたが、御神輿が出るのは日曜みたいなので出店はあえて見なくても・・・と思い、お出掛け先の代替案として決まった。
まだ10時台なのに、結構人がいるんだよね。初日でもないし、もうお盆なのにみんな暇なんだね。もともと古書市に来るのは年齢層が高いのだが、戦中物や戦前の黒系の本もあったのでより年齢層が高めだった。
まあ、先週池袋の西武の古書市の日程をうっかり忘れて行き損ねたので、ついつい来てしまったのだが、正直大した本はない。最近、毎日のように馬場の古書店を覗いているので下手したら、そちらの方が内容的にはイイかもしれない。本郷のところは、先日行ったが、全然駄目だった。やっぱり神田がベストかもしれない。
最近、思うのですが・・・どうも古書市に行っても欲しい本がなかったりする。夏になると、いろいろなところから、本を買え&買えと古書市の目録が送られてくるのだが、それをチェックしていても欲しいものが見つからないのだ。それでも、何か掘り出し物はないかと、ついつい出掛けてしまう私も私なのだが、案の定、時間の無駄で終わってしまうことが多い(涙)。
それもこれもネットの影響なのかな?って思う。興味があるテーマがあれば、それをググって関連するサイトを見つける。特に有用なのは、大学のシラバス等。講義内容の紹介と共に参考文献が挙げられていて何気にこれが有り難かったりする。
そしてそこで紹介されている書名を更にググれば、amazonや出版社の基本情報も分かり、さらに個人のブログなどで書評(うちのブログみたいなの)でおおよその感じを掴む。
あとは、amazonで買うか、図書館を検索して借りて読むかを選ぶだけ。絶版ものでもamazonのmarketplaceや古書店のサイトを検索すれば比較的楽に探せるので、ほとんどそれで買ってしまっていたりする。
便利な反面、欲しいものを入手することができてしまうのでお金は出る一方である。それ故、実に嬉しいが困った問題が生じるのである!そして、ついに机の上の本が崩れ、部屋には未読の本の山と既読の本の山がせめぎ合い、新しく購入した本の置き場に頭を痛めるのであった・・・。
誰か買ってくれないかなあ~。また、来週にでも不要な本はブックオフにでも売るか。ハードカバーは気に行ったものが多くそれらは、結局手元に残してしまうので部屋は狭くなる一方なのである。黴臭くなり、環境的にも良くないんだけど・・・。
最近、増えてきた未読本をメモしておこう。
SD選書 西欧の芸術 ゴシック上、下 アンリ・フォション
SD選書 ゴシック建築の構造 ロバート・マーク
大聖堂の秘密 フルカネリ
ヴェネツィア人
三銃士
唐沢俊一のカルト王
陀吉尼の紡ぐ糸
芸術新潮 1999年10月 「黒い聖母」詣での旅
今回の渋谷の古書市でGETしたもの。
VICTORIA&ALBERT MUSEUM Illuminatd Manuscripts
埼玉の伝説 早船ちよ・諸田森二
奈良の伝説 岩井宏美・花岡大学
2006年08月13日
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