2006年08月15日

「京都新発見散歩」昭文社

コンセプト的には、観光地観光地したベタなスポットではなく、地元の人が散歩するような、ちょっと違った散歩コースを御紹介、というものなのですが・・・。

う~ん、そうはいうものの大した内容ではない。確かに「るるぶ」よりは幾分マシかなあ~ってレベルです。逆に言えば、京都なんてバスの一日乗車券持って適当に市バスに乗り、行き着いた先をブラブラしてもそれなりに楽しめるのがいいところ。

たかが京都行くのに、一生懸命計画しちゃうのは、ちょっとねぇ~。個人的にはそういう旅はあまり好きではない。一日に一ヶ所ぐらい見たいポイントだけ押さえて後は適当に時間も行き先も気にせず、ぶらつくことこそが旅なんだもん。

思いもしなかったところで思いもしない物を見つけたり、変わったもの、怪しいお店とかを発見する、そんなのがスキ!他人が見つけたものをわざわざ後からマネして追体験しても、何の意味があるのやら・・・?ってね。

こういうこというから、中学生の通知表の通信欄に協調性がありませんとか書かれてしまうんだろうなあ~。

まあ、この本はいらないです。知ってるし、これぐらい。もっと素敵な視点で描いた本が欲しいかも?せっかくの地図の会社が出しているんだから、もうちょっと知恵を絞って欲しかったです。残念。
【目次】
平安建都千二百年の歴史をたどる―古い街並み新発見(祇園 清水 ほか)
時代の波を呼吸しながら進化する―新しい街角新発見(京都駅周辺 四条河原町 ほか)
清らかな川の流れに四季を感じる―水辺の小径新発見(鴨川 哲学の道周辺 ほか)
静寂の中にもひっそりと息づく異空間―寺社境内・公園新発見(知恩院 黒谷 ほか)
京都新発見散歩(amazonリンク)
ラベル:京都 観光 散歩
posted by alice-room at 23:25| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 未分類A】 | 更新情報をチェックする
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