
台風12号で飛行機欠航し、道後温泉に行けなくて、親と一緒に新潟に帰省することになりました。
長岡までは新幹線。長岡で親戚巡りをする両親から離れ、18切符で先に新潟駅に行ったものの、時間が余り、電車で更に近隣をぶらつくことにしました。
で、とりあえず乗れるタイミングの電車に乗ったら、村上行きでした。

鮭が特産物で観光用に思いっきりアピールされています(笑顔)。
観光案内所でぶら下がっていたり、排水路の蓋にも。

いろいろとあった皇太子妃雅子さんの小和田家ゆかりの地ですね。そういえば。

擬洋風建築ですね。

周りと溶け込んでいます。

こちらもそうですが、文字まで入っていて、なんか楽しいですね♪
この手の建築、好きなもんで。


極楽は上品、中品、下品のそれぞれが各3種類に分類され、計9種類になり、それぞれ現世において積んだ徳等により、ふさわしいところへ行く、というあれですね。九品仏。
中品下生というのは、まさに中流って奴ですが、上を狙うのは難しいでしょうし、現世自体も階級社会でしたからね。

鯛車文庫、だったかな?
ちょっと見た目がそそりますが、中を覗いた限りでは、本はほとんどありませんでした。
期待しちゃいけないか、そもそも。

蔵。

こちらも廃墟のように見えるけど、蔦に覆われた蔵。

重文の寺に行ったんだけど、名前忘れた・・・オイオイ。
彫刻等は、正直たいしたことない。

こちらも普通だな。個人的にはあまり面白くなかった。

で、蔵。
村上市には結構、蔵があるみたい。
ただ、う~ん、うちの近くの小川町の方がはるかに蔵凝ってるし、見応えがあるなあ~。
蔵で有名な川越は、偽物の蔵造り増えちゃってね。
元々の良き情緒は消え、大衆の求める観光地に成り下がった感がある。
もっとも、それ故、経済的には成功してるんだろうから、文句言ったら怒られますね。

個人的には、こちらの方がイイね。
いい感じ出してる。

随分新しい感じの蔵。
壁塗り替えたのかな?

集会所(?)の二階。
絵になりますね♪
ちなみにここ村上市の方は、皆さんすごく親切でした。
道に迷っていたら、声かけて親切に教えてくれた他、途中まで案内して頂いたりしました。
何人もの方に。
皆さん、どうも有り難うございました。
ここって瀬波温泉があり、それも有名ですね。
本当はそちらに行って温泉に入ろうかと思っていたんですが、時間無くって、今回は町の観光をしてました。
ちょうどこの日は瀬波大祭があり、夕方から山車が集まったりするらしいのですが、さすがに夕方には新潟駅に戻らないと親戚のおじさん、おばさんに怒られそうなので、そちらも我慢して帰りました。

帰りの車内。
この車両、私一人だったかな? 約2時間近く、このまま鈍行で揺られていったのでした。

そうそう、翌日は親戚のおじさんに車出してもらって五泉市さくらんど温泉へ。
以前は食事とかも良かったらしいけど、今は全然駄目みたい。
リピーターだったおじさんももう来るの辞めるって言ってた。
さきほど、五泉市のサイトを見たら、どうやら市の運営だったこの温泉を民間の指定業者に委託したらしい。
安易な民間活力の利用の典型例ですね。
効率化を図らんが為、休憩所を狭くしてしまい、ゆっくり寝そべったり、くつろぐこともできず、それ以上に座る席さえも無い。
温泉入ったら、すぐ帰るしかなく、ゆっくりと食事を頼む気にもなれない。
食事のメニューも以前は、手が込んでいて出来たてで美味しかったらしいけど、コスト削減の一環らしく、メニューの品数も減らし、出来ているのをただ温めて出すだけで、とてでもじゃないけど、食べる気にならないって。
駄目な業者の方に頼んじゃったんでしょうね。
コスト削減にばかり目がいってしまい、大切なリピーター客を失ってしまう。メニューが少ない、まずいし、休憩所が狭くてくつろげないから、客は減り、更に売れないから、メニューも減っていく。
まさに悪循環のセオリー通り。縮小均衡で赤字廃止が目に見えるようです。
あの近辺は、温泉自体がたくさんある為、もうここではなくて、次回はもっと新潟に近い温泉にするとか言ってたもんなあ~。ビジネスの勉強になりました。

ちなみに温泉の施設は綺麗だけど、泉質はたいしたことない。
ナトリウム―塩化物温泉だったっけ?
草津には、はるかに及ばないなあ~。伊東温泉にも負けていると思う。