2011年10月30日

第52回 東京名物神田古本まつり(20111029)

最近はネットで購入する場合が増えたのと、今年は会社から取れといわれた資格試験の勉強であまり本読めなかったこともあり、神保町巡りは少なかったかもしれない。

まあ、掘り出し物の本も正直あまり無いしね。

ただ、地震の影響もあって、重い古書は売りに出される反面、購入控えている人とか多そうだね。私の部屋も古書の入った段ボール箱や積んであった本が崩れて一時惨状を呈していたぐらいだし。結果、需要と供給のバランスが崩れたうえに、経済低迷で可処分所得が減少したせいか、本当に本の値段が安かったりする!

嬉しいような、悲しいような? 複雑な気持ちです。凄く状態の良い綺麗な本が格安で入手できる反面、自分が持っている本があまりに安いとショック受けますね。今回、見た中では澁澤さんの『澁澤龍彦集成』全7巻揃いが4800円だった・・・・10年 or 15年以上前に2万円以上で買った私の立場は・・・・(泣)。

今回は、例年よりは人少ないかな? 
天気が良いことを考慮するとそんな感じかも。もっとも古書狙いの客だけでは、集客力に限界があると見たのか、ここ数年増大傾向にある飲食関係のお店とかの割合もますます増えてました。本探している中で、強烈なエスニック料理の匂いは、イマイチですが、まあ時代の流れですかね。そういうのは、甘受しますか。

さて、肝心の本ですが、たいした本は見つけられなかったなあ~。自分の中で知らなくて、嬉しい出会いというほどの本はありませんでした。ただ、値段は全般的に安いです。

部屋の収納スペースと重量的に限界なので、大型本は完全にスルー。手頃なサイズで、私の興味ある範囲で読むであろう(<>読みたいではない)と思うもので、相場よりもかなり安いのを拾い集めた感じ。予定では2、3冊でしたが、8冊ぐらい買ってしまった。重い・・・・(涙)。

以下は今回の購入書籍:
中世が見た夢 小佐井伸二 800円
小説 楊貴妃墓の伝説 三吉不二夫 300円
フランス歴史の旅 田辺保 400円
フランス 巡礼の旅 田辺保 500円
中世の芸術家たち アンドリュー・マーティンディル 250円
血と石 竹下敬次 300円
本を読むデモクラシー 宮下志郎 200円
イタリア都市の諸相 野口昌夫 200円
そうそう、洋書では結構、手頃な値段で本出てましたね。私の興味のある分野なら、買ってもいいぐらいの数万円レベルでした。さすがに時祷書の1葉15万円は、買えても買わないけどね。もっと綺麗な彩色写本なら、また別な話ですが・・・・。

あとあの三銃士のデュマの手紙が6万円ぐらいでありましたね。
サド侯爵の手紙とかなら、澁澤さんが持っていたように、欲しいと思いますが・・・。

個人的にはエミール・マールの署名入り本が欲しいなあ~。海外の古書店で取り扱っているらしいですが、フランス語読めずに買っても仕方ないしね。来年こそは、フランス語の勉強をしたい!!と強く思います。

はあ~、今日は本読みたいけど、来月の損害保険の試験勉強しないと。ほとんどやってない・・・。
やれば誰でも受かる試験だけに、勉強はしないと。あ~本読みたい!!

そうそう、今回買った本「フランス歴史の旅」実はうちのブログに書評も載ってますが、既に持っている本、また買っちゃった!

一緒に行ったツレにしかたないので押し付けたのですが・・・あっ!
逆だった!! 読んでない「巡礼」の本を渡してしまった・・・orz。

今度、交換してもらわないと。
昨日は、その後、新橋のこじゃれた韓国料理店で、プルコギ食べたり、サムゲタン食べたりしてマッコリをたくさん飲んで間違えたのか・・・あ~あ。

まあ、そういうこともありますね。ハイ。

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「フランス歴史の旅」田辺保 朝日新聞社
posted by alice-room at 08:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 【備忘録C】 | 更新情報をチェックする
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