モンゴルだけでも非常にそそられるテーマなのですが、今回この本を読んだのは、他ならぬ”プレスター・ジョン”がタイトルについていたからだったりします。世界史を学んだ時に、教科書以外の歴史の本も結構、読み漁っていましたが、この名称を聞いた覚えがないんです。その一方で、胡散臭いハンコックの「神の刻印」 とかにも出てきてて、あの中では聖杯伝説と関連付けて、勝手な妄想(仮説もどき)を主張してましたね。それはそれで面白いから話半分に読んでましたが、歴史的事実の部分はとっても関心がありました。でも、関連する資料に巡り会わず、ずっとそのままになっていました。そんな時、図書館でたまたま目に入ったのがこのタイトル。即、借り出して現在、読書中というわけです。で、以下いつものように抜粋&感想。
プレスター・ジョン伝説:
東方にキリスト教徒の王プレスター・ジョンが現われ、敵をなぎ倒し、危機に瀕した十字軍及び西欧キリスト教国を救ってくれるという伝説。時代が生んだ共同幻想とも言える。
東の果てに住む王にして司祭、その民ともどもキリスト教徒でネストリウス派信徒である者が、イスラム教徒のペルシアと戦を交えて首都を攻略。そしてエルサレムの教会を助けようと軍を動かしたが、厳しい気候のため故国へ軍を戻す事を余儀なくされた。彼はプレスター・ジョンとよびならわされている。
~オットーの年代記~
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