万遍なく広範囲にわたって歴史を述べている。エフェソス公会議やアーサー王のこととかも、ほんの少し何の役にも立たない程度に触れていたりする。逆に言うと、ただ項目を羅列しているだけに過ぎず、つまらない。こんな歴史の本など読みたくないというのが感想。死んだ歴史ですね。こんな本を世界史で読まされて暗記させられたら、二度と歴史には興味なんかもたないな、私は。
但し、この本にも長所がある。鮮明さには欠くが、カラー図版が非常に多い。特にこの巻は中世ということもあり、手彩色写本もいっぱい出てくる。それだけは嬉しい誤算。目を楽しませてくれる。ひたすら頁をめくって絵だけを眺めていました。文章は不要。これは作っている学研のセンスのなさか、悲しい。または、頁数の制約に比して項目を詰め込もうとした為にしてもちょっとこれは・・・・駄目でしょう。図版だけで本を作ってくれれば、購入する可能性もないではない・・・・・。そこだけは評価してもいいか。後はゴミだけどね、私には。
久しぶりに大好きな歴史が、ヒドイ扱い受けていていささか感情的になってしまったかも?でも、歴史って、もっと面白いもののはずなんですけどね。
2005年03月12日
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