大英図書館は先週、英ウォーリックシャー州の劇作家、William Shakespeareの21作品をインターネット上で公開した。大英図書館のウェブサイトでは、21作品の93種類に及ぶ原本の高画質画像が閲覧可能になっている。
仮想ページをめくると、Shakespeare自身や彼の劇をグローブ座の観衆の前で演じていた役者らが見ていたのと同じフォーマットで、劇の脚本を読むことができる。
一般に読まれている多くの原本と異なり、大英図書館がデジタル化した四つ折り判はShakespeareの生前にまとめられたものだ。多くのShakespeareファンは、これほど本物の原本を忠実に再現した画像を目にすることは今後もありえないだろう。
同サイトに関心を示すのは主に学者たちだろう。彼らは同サイトにアクセスして、Shakespeare自身が書いたとされる「ロミオとジュリエット」「リア王」「オセロ」といった劇の様々なバージョンの草稿や下書きを比較/対比できるようになる。
実際に、シェークスピアが見れるのはこちらのサイト
いやあ~、ホントいい時代になりました。いろんなものがいながらにして見れる。バチカンの写本だって、一部であってもネットで見れるし、嬉しい限り。情報が無限に転がっているしね。あとはそれを取捨選択して、本物を見分ける力ですね。それと検索能力。情報の海に溺れずに有益なもの(=価値ある真実)を探すのは、なんかますます難しくなる一方だし。まあ、なにはともあれ、喜ばしいニュース。問題は、情報リテラシーか?う~ん。