京都御所の近く、へえ~あんなとこにあったなんて今まで全然知りませんでした。何十回も京都行ってるのに・・・ね。
とってもこじんまりした感じの美術館ですが、人がほとんどいないのでじっくりと楽しめます。イスを自由に置いて、好きなだけ独占できるのは、大いなる特典ですね!(笑顔)
でも、でも約1ヶ月前のことなんで肝心の作品の記憶が既に怪しかったりする。情けない・・・(涙)。

ねずみ、ねずみ。ねずみの婚礼。右側のねずみは引きずられていますね。


伊藤若沖筆 鶏図押絵貼屏風。やっぱ、これいいかも。鳥の尾がまるで書道で書かれた文字のような勢いの良さ。ピシっと決まっている鳥なのに、なぜかこの尾がある種コミカルなようでいて、全体のバランスはGOOD。じっくり見ていたい作品ですね。

これはなんだったかな?人間ではなく、動物(かわうそ?)の行列。これもなんかコミカルでユーモアがあって好き。

絵の中なのに、あえて簾があるってのもこれまたなかなかに乙なもんです。どうってことなさそうですが、このアイデアだけでも実にイイ♪

シメは葛飾北斎の五美人図。やっぱり最後は美人でないと。お粗末様でした(御辞儀)。そういえば、京都の国立博物館でもたまたま伊藤若冲の絵を見ることができました。これも非常に斬新で、展示室の中で1つだけ独特の輝きを示していて近寄ってみると、それが若冲の作品。ただ者ではないことを痛感させられました。
関連サイト
細見美術館
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