
でもでも、この映画はミュージカルにかなり忠実に(97~98%)作られているのであの懐かしい舞台が甦ってきました。だって、映画の始まる前にロビーで流れている曲を聴いてるだけで、ウルウルしだしちゃうぐらいですから・・・。最初のオルゴールが鳴り出すと・・・もう・・・・。
my sweet lotte~とか、music of angelとか、もうたまりませんね。ハンカチで涙をふきふき、必死になって見てしまいました。CDも家には日本で出てる日本語版、ロンドン版の他、ロンドンで買ったもの、NYで買ったものといっぱいあり、mp3にして以前は毎晩子守唄代わりに聞き、会社でも定時以降は、ヘッドホンでPCから直接聞きながら仕事していたくらいでしたもん。英語で何度も聞いてるから、英語聞き取れていないのに何故か意味分かるし(TOEICで出ないかな?)。
とにかく、やっぱりphantomはいいですね!間違いない!
ただ、映画だったので舞台とは違って音がね・・・。やっぱり、生オケにあの圧倒的な声量と歌唱力で生アリアが聞きた~い!! う~、劇団四季の会員だから、予約するつもりだったのにいい席取れなくて・・・(号泣)。いま映画のせいで加熱気味だしなあ~。早くほとぼりさめないかなあ~。前みたいに最前列センターど真ん中でマチネとソワレの連チャンでみたい。あの美しい歌声を聞きたいなあ~。先月ライオンキング見たばっかしで金銭的に辛いんだけど・・・。
そうそう、映画でも舞台同様にあまり語られていない怪人の素性ですが、ガストン・ルルーの小説ではもっと詳しく設定してあります。さるペルシャの王様に仕えて鏡の迷宮を作ったり(これが映画の中ではラウルの迷い込む鏡の空間で端的に示されている)、様々の分野で素晴らしい才能を発揮していたこととかね。その後、紆余曲折あって見世物にされたこととか・・・。
でも、原作は舞台や映画と違ってすっごくつまらないので読むのはよほどのモノ好き以外にはお薦めできないです。たぶん、挫折しますよ。私は相当苦労して何度目かでやっと読破できましたが、苦痛でしたもん(笑)。
そうそう、舞台のオペラ座ですが今も有名なバレエの中心地であり、実際に使われております。見学も可能。私はバレエ見たかったけど、当日券がsold outで見れなかった(涙)。それでも中の赤い絨毯や立派な装飾、踊り場のある階段等々は見学できます。オペラ・ガルニエにて。
しかもここの地下には地下水が出ていた、あの映画のゴンドラはまんざら創作でもなく、限りなく事実に近いそうです。ちなみに第二次世界大戦中は、ナチスがここの地下で拷問等を行ったということもあり、おどろおどろしいところでもあります。
最後に、作者は異なりますが「マンハッタンの怪人」という続編があります。あの事件後、phatomはNYに渡って勃興しつつあるアメリカで大成功をするところが始まる小説です。これも読んでもいいかもしれませんね!
The Phantom of the Opera(amazonリンク)
ホント、くどくてスミマセン・・・。うざい時はうざいと言ってください・・・。
私も大好きなんですよ、ファントム!!
劇団四季のヤツしか見たことないですけど・・・。
勿論、映画は見ましたよ!!つまんないガストン・ルルーの原作も読みました(笑)。
でもガストンルルーが出るまでは推理小説自体がなかったそうなので、許してあげてください。
私は古本屋に売りましたけど。
映画のおかげで、ロンドンオリジナルキャスト版のデジタルリマスター版が出て、ウハウハです。
今まで欲しくても売っていませんでしたから・・・。
おお~、 雨宮さんもはまっているクチですかファントム。いいですよねぇ~!! 本当に私もこの作品は大好きです。四季のに知り合いに誘われて行ったのが運のつき。お金もないのに、無理してS席料金を何度払わされたことか・・・。
でもそのたびに感動して泣けてしまうんですから、しょうがありません。気がつくと行ってしまいそうで怖い・・・。
あっ、でも本を売ってしまったのは一緒だったりします(笑)。
まったく「オペラ座の怪人」の記事でないので、心苦しいのですが、TBさせていただきます。よろしくお願いします。
20回前後も御覧になっているとはすごいですね。僕は映像作品で、そんなに繰り返し見たものはひとつもありません。
今回、映画を見て思ったのは、ロンドンあたりでゆったりとした気分で、舞台の音楽を楽しむ作品だと思いました。