レビューするほどでもないのですが、同じ本を二度読まないように一応書いておく。
内容は非常にオードドックス。『継続は力なり』この一語に尽きる。
それの具体的なメリットとそれを可能にする方法論を書いています。方法論的には、かつて読書する価値のあった頃の勝間氏の本に書かれていたものと同一です。
継続することを習慣化することで、無理なく持続する仕組みを作り、それによって目標を達成していく。私は、分かっていながら実行が不十分だから、実際はまだまだ未熟者ですね。
人は行動することによって変わり、また周囲から受ける刺激の内容も変わることで成長を遂げていく!
う~ん、最近行動をお留守にしている私には耳が痛いですね。来年は、試験勉強も一息つくので『行動』に重点を置いてみますか?
ついでに、本書の内容もざっとまとめてみようか。以下、メモ等。
『守破離(しゅはり)』
形稽古の世界の言葉。「守」は決められた型をしっかりと守り、それを繰り返すことによって基本を取得する段階。「破」は、守で見につけた基本をベースにしながら、自分なりのオリジナルを取り入れていく段階。「離」の段階では、型から離れて独創的な個性を発揮できるようになる。
習慣化するには、必要性を感じることが必須。
習慣化の第1段階(習慣化の前提)
①目的(なんの為に)②目標(どうなりたい)③手段(何をいつまでにやる)を一体化させる
習慣化の第2段階(習慣化のマネジメント)
①見える化(今の自分を正しく、冷静に把握)
②ランドセルサイクル(前倒しの準備)
③愚直さ(継続こそ力の原点)
習慣化のゴール
それをしないと気持ちが悪い状態になった時。
他にもロードマップとか、リーダーについてとか書かれているが、正直、頭でも分かっているし、一応、実行もしているので私には不要。その辺は、常に上司の仕事ぶりを見ていて学んでいるので、もっと切実且つ生で有意義な勉強をしていると言えるだろう。
今の職場にいる隣の席のおじさんが、ついこないだまで某会社の役員様だったのですが、その言動を見ていると非常に勉強になります。だてに叩き上げで役員になった訳ではないです。
作業をする際でも、常にその内容と意味を確認し、自分なりに納得したうえで初めて仕事に着手するし、常に前回との比較が出来ており、微小な差異でも手間を惜しまず確認する姿勢は、筋金入りの管理監督者ですね。
また、作業の前後で必ず枚数や件数をチェックをするのは当然と言えば当然ですが、それを本来の現場の作業者に欠けていても、おえらいさんがまさに習慣として身に付いているのは、納得ですね。
駄目な奴は駄目な理由があり、上がる人は上がるだけの理由がある訳です。
また、役職の上下を問わず、人を動かすツボ、というかポイントをしっかり押さえており、本人もこないだもらしてましたが、自分が頼んだ時に、自分の為なら仕方ないかと言って、動いてくれる人をいかにたくさん作れるか、それで出来る仕事の幅や内容が変わってくるというのは、まさに至言ですね!
部下や上司、周囲の人をいかに巻き込んで仕事を出来るか、管理職たるもの、まさにそれこそがその職務であり、価値なんだけど・・・それを分からず出来てない人、多いからねぇ~。
『門前の小僧、習わぬ経を読む』ではないけど、有能な人の近くにいるのは勉強になります。と同時に、そうでない人もそれと比較することで、何が足らないのか、我が身に置き換えることも出来ますしね。
以前いた有能な上司がいなくなり、誰をお手本にしようかと思いましたが、とりあえず、まだまだ学ぶことは多いですし、頑張らねば!
学ぶことも多いし、私の目から見ても欠如部分が多々見られる職場だけに、まずは自分が出来る事をしっかりとやっていかなければですね。3年以内に自分が現在の部署を離れる事を念頭に、可能な限り、業務上支障なく、部署の仕事が継続できるようにするのも私の使命だと思いますしね。まさにmission!
"impossible"ではありませんけどね(笑)。
他の部署でも自分の存在価値があるように、しっかりと準備せねばと常に考えさせられる今日この頃です。いつまでも今の仕事やってらんないしね。
何があっても、転職市場で評価されるだけの付加価値は身に付けたいなあ~。
つ~か、その前に簡単な損保の試験、なめてて落ちてるので来月はさすがに合格しないと!!
未だに全く勉強してないけど・・・ああ~と天を仰ぐ!
【目次】コンサルタントの習慣術 頭を鍛える「仕組み」をつくれ (朝日新書)(amazonリンク)
序章 コンサルタントの習慣術とは何か
―レセプター(受容体)を開いて、常に進化するために
1章 習慣をマネジメントする
―「習慣=それをしないと気持ちが悪い状態」を実現するために
2章 「考える力」を磨く習慣術
―いつも「三つ」に分けて考える思考習慣を持つために
3章 「主体的な行動力」が身につく習慣術
―ロードマップを描いて、着実に成長するために
4章 「新たなものを創り出す」習慣術
―自分に刺激を与えて、パラダイム・シフトするために
5章 「打たれ強い人」になる習慣術
―自分もチームも、逆境を乗り越えるために
6章 「人を動かすリーダー」になる習慣術
―責任を全うする喜びを感じるために