2005年03月15日

エスクァイア(Esquire)VOL.19

esquire2005年3月号の雑誌です。これ聖人の特集してるんですよ~。しかもその内容がなかなかに濃い!特集は「聖人を巡るイタリア」でローマ、フィレンツェ、ヴェネツイアを中心に各都市に捧げられた守護聖人についての解説がしてあります。とにかく写真が多いし、その説明が通常の観光ガイドよりもはるかに詳しく突っ込んで書かれています。イタイリア旅行する際には、某○TBなんかの安っぽい旅行ガイドなんかより、よほどこちらをお薦めします。職人の守護聖人の話に絡めながら、職人のこともごく自然に紹介してるし、おいしそうな料理やワインについても書かれていてこれこそ文化!酒も飲まないで、芸術を享受するなんてあるまじき発想でしょう(えっ、異論が聞こえてきそうですが・・・)。私が求めるような情報が結構、盛りだくさんに書かれています。

よりdeep(cheapじゃないです)な旅を目指すなら、これはなかなか美味しい資料です。何気に聖人については定番「黄金伝説」からも引用してるし、私も行ったカタコンベなんかの写真や説明も普通ではあまり見ないだけに、結構貴重だと思うなあ~。もっとも雑誌にありがちな話で雑誌の後ろ半分は広告や記事で私的には不要。思いしかさばるから、破って捨てたいのですが・・・雑誌が傷みそうだし、どうしたものやら・・・・???思案のしどころですね。う~ん。

ちょっと面白かったのを引用
キリスト教を最初に公認したコンスタンティヌス帝の話。重い病に倒れた皇帝に、異教の司祭は幼児達の生き血に浸れば癒えると説くが、さすがにそれはできず、絶望して臥せっていると、夢枕にピエトロとパオロ(ローマ守護聖人二人)が現われ、山に籠っているサン・シルベストロにあうようにと言われる。そしてシルベストロが洗礼を施すと皇帝の病は癒える。伝説ではそのお礼にキリスト教を国教にしたとされている。

こんなの初めて聞きました。普通は権力闘争のさなかで、空中で十字を見て戦いに勝利したからというのは一般的な伝説みたいなんですけど・・・。由来はどの資料だろう?調べてみたいテーマですね。

そうそう、私の好きなフィレンツェのサン・ロレンツォ教会のことも詳しく書かれていて、とっても懐かしかった。あと、革職人とか基本ですね。あそこの革製品は、なめしがしっかりしているので革が柔らかく、しかも丈夫で本当にいい品物が激安。私が以前、バイヤーだったときにもあそこから輸入してた商品をよく扱ったものです。あ~、今度は買付けに行きたいなあ。業者さんに連れていってもらおうかな???ただ、TAX16%ぐらいだったと思ったけど・・・・。勉強しないと。

ベネツィアのマルコは、そう言えば、聖遺物を盗ってきたもんなんですよね。何度も聞いてたし、絵画を見るたびに説明でも読んで知っていたのに、全然理解するまでいってなかったかも?ただ、金色に輝く富と栄光を象徴する教会しか、イメージに残ってなかったのですが、改めて新鮮な驚き。やっぱり、この雑誌の特集は買いでしょう。まだ売っているのかな?たまたま仙台で見つけてわざわざ買ってしまったのも、まあそういう縁(えにし)だったのでしょう・・・、とっても思いのですけどね。

結論! やっぱり黄金伝説を読まないと。この特集には私がよく採り上げていた聖チェチリアもピックアップされていて、すっごく嬉しかったし・・・。マグダラのマリアがね、大切ですね!
Esquire (エスクァイア) 日本版(amazonリンク)


posted by alice-room at 07:48| Comment(6) | TrackBack(2) | 【書評 未分類A】 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして。トラックバックありがとうございます。
なかなかすばらしい企画でしたよね。
各都市に守護聖人がいるし、聖人の日も定められているお国柄。こういったことがもっと分れば、旅での見方が違ってくるでしょうね。
聖遺物といえば、トリノのキリストを包んだ布、あれは眉唾ものだと思いつつ、実際見たとき気味悪かったです。
Posted by 白丸 at 2005年03月19日 19:17
白丸さん、こんばんは。こちらこそコメント有り難うございます。いやあ~おっしゃる通り、あれだけの特集はあまり見かけないですね。私も今度行く時には、改めて参考にしたいと思いました。
そうそう聖骸布見られたんですか~?うわあ~羨ましい。タイミング的にあわなくて見れなかったんですよ~本当に残念! 今度というを数十年後じゃないと見れないようですし…無理しても今度の機会に是非見たいと思っています。
Posted by alice-room at 2005年03月20日 00:11
こんにちは。TBしてくださっていたことに気が付かなくて失礼いたしました。先ほど、私のほうからもTBさせていただきました。

この特集号を読んで、次回行こうと思ったのは、アッシジと並んで紹介されていた、スビアコのベネデット修道院です。
フィレンツェでは、道端のカバン屋の口車に乗せられて、ショルダーバッグを買いました。さすがフィレンツェ、道端で売ってるやつでも、なかなかしゃれていて、日本でよく誉められます(^^;
Posted by foggykaoru at 2005年03月25日 21:26
foggykaoruさん、こんばんは。TB有り難うございます。ほんと、イタリアの魅力は奥深いですね
。まさに古都の魅力が溢れています。
フィレンツェのあのこじんまりした、街自体もまさに生きている歴史を痛感しちゃいますもの。モノもしっかりした職人の仕事してますしね!私も大好きです。
ベネデット修道院ですか~、あそこも良さそうですね。私もまた、行きたいと痛切に感じちゃいました。また、そちらのブログにも寄らせて頂きますね。
Posted by alice-room at 2005年03月25日 21:47
ちょっとさかのぼったコメントですが、よそみててこちらの記事ももちろんチェックのOZです。
こういう特集してたんだぁ~!
もう手にいれるのは無理ですかねえ。
うーむ。
縁を祈るのみかっ?!
誰に?もちろん守護聖人にです。
聖レオデガードがこの町の聖人。
わきを固める聖人たちの中には日本でのイエズス会の立役者ザビエル氏もいます。
Posted by OZ at 2007年06月28日 20:36
この手の雑誌、ある時だと古書店で格安のまま、積まれて売っていたりしますが、まさに守護聖人のご利益におすがりするしかないかも?
時間に余裕があって、とにかく見たければ、国会図書館で見たり、複写する方法もあります。でも、ちょっと面倒ですね。

と、ところで聖レオデガードってレアな聖人様ですか? 私、初めて聞きました。実は今、黄金伝説を密かに読み直しているのですが、どこかに書かれていたかなあ~? 勉強してみま~す。
Posted by alice-room at 2007年06月28日 22:43
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